今日は、ずっと事務局に留守番することになっていた。数名が戻ってきた夕方、ある男性が 差し入れを持ってこられた。「焼き餅」と片品では表現し、 「お焼き」と信州では言う おやつを美味しく頂いた。その方は お疲れさん と ねぎらいの言葉を下さった。続けて、こんな時は お祭り騒ぎをするのがいいんだよ！たくさん人を集めて おおさわぎするんがいい人によっちゃ悪く言うかもしれんがな・・・聡明な笑顔で「さっ」と帰 . . . 本文を読む
今朝はちょっと早く活動開始目の不自由な男性を地域で評判のよい沼田眼科へお連れするためだ。9:00診療開始なので少し前につくよう片品を出発。車は ホンダから贈られ、村が管理するインサイト。診療を終え、嬉しそうに医院から奥さまと出てこられた。「やっぱり診療所とは違うな・・・連れてきてもらってよかった」大きな病院がない片品では 細かな医療を受けるためには沼田まで行かなくてはならない。南相馬の皆さんを受け . . . 本文を読む
朝 家を出て振り仰ぐ白根山 それはみごとな美しさ片品は 晴天に恵まれた。むらんてぃあ に登録していただいた方のデータ入力と学用品寄贈データの入力9時半くらいには終えて 文化センターへ行ってみた。群馬県を通じて 被災地へ送る救援物資の受付は土曜日までかなりの個数 既に段ボールに詰め替えて県へ提出した その残りがまだまだあるというので・・・それとは別に、片品村民から拠出していただいた 南相馬の皆さんが . . . 本文を読む
学校が春休みに入った土曜日 例年Kidsのクラスがたくさんできる。すこしガソリン事情も良くなったようなので、今日は本業のスキー学校にと雪道を走らせ上がった。駐車場の車台数はけっこうある！久し振りに学校のスタッフと飲む 朝のコーヒーは美味だ。リフトは子ども 初心者に配慮して 中央リフトに代わって第１とエスカレーターを動かしている。あとは、前と同じ 第５と第８ あわせて３本のみの営業だ。雪の舞う 良い . . . 本文を読む
２日 ブログを休んでしまった。無論 むらんてぃあ を休んでいたわけではない。２３日には認知症の方を利根中央病院へ搬送する手続きを病院 村の健康管理センター 宿泊施設 宿泊施設にいる看護師の方と連絡取り合いすすめた。この日、南相馬市の皆さんの一部には宿舎の移動がおこなわれた。その途中で 立ち寄ったのが 鎌田にある文化センター群馬県でとりまとめて被災地へ送る救援物資を集めていたところ、それとは別に南相 . . . 本文を読む
事務局が開設され、「ボウサイカタシナ」を聞いた人たちがボランティアの応募に朝から来た「なんにもできないけど・・・・」と仰るけど、どっこい きいてみると あるある!
活動に求められているのは 今すぐに何かをしなくっちゃ だけでは ないのだ。南相馬の人たちの片品滞在は短くない これから生活のリズムが落ち着いて来た時、本領を発揮する人たちの登録が必要になってくるはず。今日来てくれた人たちは その時 力 . . . 本文を読む
激しい雨音は止むことなく続いていた。スキー学校は今日が バッヂテストの予定ワイパーで滴を飛ばしながら丸沼にあがった休日とは思えないほどの閑散とした駐車場 ゲレンデに滑る姿は見つけられない。受付時間までしばらく学校事務室でスタッフと談笑するも静かなゲレンデ・・・本業のスキー教師の仕事がなさそうなので 校長の了解を得て山を下りた。昔の片品中学校校舎 現在の中央公民館の２階の一室ここに 片品むらんてぃあ . . . 本文を読む
日本語の古典 (岩波新書)
山口 仲美
岩波書店
しばらくぶりに本の話題『言葉との関わり合いから古典を取り上げていく』と、プロローグに書かれている本書日本が危機に瀕しているこの時期に 長いこと人を感動させてきた「もの」には力がある。そういった気持ちを素直に感じられる内容だ。勝手ながら プロローグとエピローグは読まないほうがいいかもしれない作品解説す . . . 本文を読む
昨日から始まったボランティア活動 「片品むらんてぃあ」と呼ぶことになったようだ・・・・名前はともかく活動 行動が肝心宿泊している人の個票を集める 朝9:00集合はなくなったが、他に仕事はあるだろう・・・文化センターへ行く。昨日 手を挙げた2名以外にも人は集まってきた。文化センターを開け、救援物資を仮置きするスペースをつくり 人を待つ。昨晩と今朝の「ボウサイカタシナ」を聞いた人たちが 徐々に品物を持 . . . 本文を読む
福島県南相馬市から約1000人の人たちが難を逃れて片品村に来る。本日 村が準備した23台のバスが迎えに出発。今回 こちらに来られる人たちは自宅が流された・倒壊したという方々もいらっしゃった。福島の原発周囲からの避難指示がでた人たちを含む南相馬市の人たち現地で放射能の汚染チェック スクリーン検査をうけ収容するこちらの施設と家族構成などさまざまな調整を図ったあと23台に別れて乗車したがって 迎えに行 . . . 本文を読む
ボウサイカタシナ (防災片品)朝と晩の定時に無線放送される片品村民への情報通信である。昨晩 定時よりも早い18時に 突然放送が入った。「明日(17日)に予定していた被災者受け入れは福島県の都合により中止となりました」村と民宿旅館連合組合からの連絡であった。いったい何があったのだろうか？再開してもらいたい。 片品の温かさと美味しい水を知って欲しい。水と言えば、明けて今朝のこと 蛇口から水が出ない あ . . . 本文を読む
朝のうちは晴れていたのですが、やがて風が冷たく感じられるようになり 雪が降りはじめました。陽は射しているのですが、暖かみが感じられず、「冷たい雨」ならぬ「冷たい雪」・・・・雪が冷たいのは当たり前でしょう けれど 季節以上に思えます。被災地の方々にはたいそう辛い雪に違いありません。宮城教育大学の友人とは連絡がつきました おとといまで停電だったそうです。栗駒へ戻る途中、福島駅で地震に遭った友人はしばら . . . 本文を読む
片品村はご存じのように尾瀬をはさんで新潟県・福島県そして東北地方と繋がっている。隣接自治体として、今回の災害は非常に心痛めるところだ。上毛新聞 読売新聞 東京新聞にそれぞれ 村としての協力姿勢・態勢の記事が掲載された。東京新聞のものは下記URLからご覧いただきたい。http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20110315/CK2011031502000069 . . . 本文を読む
3月12日～13日に実施予定だった東京都の公認スキー準指導員検定会その準備のため11日 昼ごろには菅平高原に入った。お昼を食べ 14時からゲレンデに出て、検定バーンにあわせて準備を始めた。「あれ・・・地震だ! ・・・」とメンバーが気づいた。16時からの受付対応のため一足先に 宿舎に戻り、部屋のテレビをつけると・・・それはすさまじい勢いの津波が町に襲いかかるものや激しく揺れる建物内部のものだった。こ . . . 本文を読む