goo blog サービス終了のお知らせ 

SMILES@LA

シェルターからやってきたミックス犬のニコとデカピンのニヤ。どちらの名前もSMILEの犬姉妹の思い出を綴ります。

逆パンダラブ

2016-06-09 23:55:21 | 犬のおはなし
今日ネットで拾ったちょっとびっくりした話。


「またよその犬の話をしようっていうの?こんなにスターなあたしがいるのに?」

いや~ニヤ、だってこの子すごいんだよ。ホントに逆パンダラブなんだから。
逆立ちしたパンダがLOVEって言ってるんじゃないのよ。


ほら!

( Photo via facebook )

この子の名前はラウディ。オレゴン州ポートランドに住む13歳の黒ラブです。そう、正真正銘の黒ラブなんですよ。
別に顔に落書きされてこんな逆パンダになっちゃってるわけじゃないんです。


「お、おぉーー。じゃあ、なんでこんなことに?」

これは皮膚病の一種で尋常性白斑と呼ばれるもの。マイケル・ジャクソンもこの病気に悩まされていました。
犬に起こるのはとても珍しいそうですが、命に別状のあるものではなく、痛みも痒みも何もありません。
皮膚病と言ってもコートの色までこんなにしっかり変わるんですね。
ラウディ君は犬だから、見た目が変わっても悩むこともないし、犬友たちも全く変わらず接しているそうなのでご安心を。
ラウディ君、今やメディアの人気者になっています。

ところで彼はとても運の強い犬で、今までに川の水を飲んで食中毒になってしまったり
アクシデントで警官に撃たれたりという、すごい経験を乗り越えてきています。


「えーっ!どれか1個だけでもすごいのに!ラウディ何者!?」

ホントにねえ。こんなにラブらしく能天気に笑ってるけどすごい犬だよねえ。

ラウディ君の他の写真、こちらでも見られます。
http://dogtime.com/trending/39125-no-dogs-face-isnt-painted-look-like
http://www.reshareworthy.com/rowdy-the-dog-unusual-skin-condition/

お腹にも白い部分が出ていますね。


「ニコも目の上とかお口の周りとか白いところ出てるよ。」

うん、そうだね。ニコも人気者になるかもしれないね。


「人気者になったら、おいしいものとかもらえるかな~。」

おいしいもののことよりも、もしも人気者になったら、ニコ人見知りだからそっちの心配したほうがいいと思うよ。
まあ、顔が白くなってもニコの生活は今のままだから心配しなくてもいいんだけどさ。


《お知らせ》
ゴンゾウブログ、更新しました。
「モデルか、撮影者か」



人気ブログランキングへ

昨日の追記

2016-05-18 23:47:34 | 犬のおはなし
昨日アップしたスバルのCM、テレビで見るよりもBGMをじっくり聞いていたら
「ちょっとこれ、とんでもなくいい歌詞じゃないの!」と調べてみたら
大御所ウィリー・ネルソン翁の曲だったと昨日初めて知りました。


で、この曲をフルで聴いてみたら、鼻がツーンどころか涙腺決壊ですよ。

「泣いちゃダメだよ~。笑って笑って~。」

ありがとねニコ。悲しいんじゃないから大丈夫だよ。

内容はザッとだけど、こんな感じ。

《世界中どこにいたってお前を愛してる》

お前は俺の相棒で兄弟で親友だ
お前がどこへ行こうと最後の最後までそうなんだ
世界中いたるところでお前を愛してきた
お前は俺を照らし、しっかり支えてくれた
俺は心のままに歩いて行くさ
それがどこへ続いていようと
死が俺たちを分かつ日まで
世界中どこにいたってお前を愛してる




↑これはどなたかが作ったイメージスライドショー。犬だらけ。


このビデオのコメント欄も、ウィリー・ネルソン公式youtubeのこの曲のコメント欄も
「スバルのCM見てたどりついた~!」って書いてる人多数。
自分の犬の思い出を書いてる人もたくさんいて、読んでたらまた泣けてきた。

昨日貼り付けたスバル公式のyoutubeコメント欄は
「泣いてないんだからね!玉ねぎ切ってただけだから!」とか
「目にゴミが入っただけなんだから!」ってコメントがいっぱいで微笑ましいです。


「人間って、犬が可愛いとよく泣くよね~。変なの。」

うん、変だよね。しかもよその犬のことだったりするのにね。
でも犬と暮らしてると、よその犬も知らない犬もみんな誰かの愛おしい子だと思うと
みんなニコやニヤと同じように大切な子達だなあと思っちゃうんだよ。
なんて言うか、全ての犬の中にニコとニヤが見える気がするんだ。

Love. It's what makes a Subaru, a Subaru.
いいコピーだ。ジーン。



人気ブログランキングへ

Subaruの新作だよ

2016-05-17 23:55:41 | 犬のおはなし

「こんにちは。世界の恋人ニヤです。本日は好評シリーズSubaruCM。つまり他力本願です。」
「こんにちはニコです。勝手に好評シリーズとか言ってるけど、いいの?おかーさん?」

うん、ニヤが勝手に言ったということにしておこう。
でもスバルの犬CMは本当に良いのだよ。以前に紹介したのはこちら

今回のはラブラドールののバークリーさん一家の犬コントシリーズじゃありません。
タイトルは「Dream Weekend 夢の週末」
悲しくないんだけど、ちょっと泣いちゃうかもしれないから覚悟を。



このCMがテレビで流れるたびに手を止めてジーッと見入ってしまうんですよ。
飼い主さんの表情から色んなことを想像して、頭の中で物語が広がるんです。

14歳と4分の3のマズルの白くなった雑種君がまたたまらん味わいでねえ。
何回見ても鼻の奥がツーンとなって、目頭が熱くなります。

私もいつかニコニヤと夢の週末ドライブやってみようかな。

人気ブログランキングへ

青信号

2016-05-11 22:59:27 | 犬のおはなし
2~3日前にネットをブラブラしている時に、偶然ある2chのコピペの文章を見つけました。
初出は2006年らしく、もう10年も前のものなのでご存知の方も多いかもしれません。

「えー2ちゃん~?」とおっしゃらずに、ちょっと見て。なかなか良いんですよ。


犬  「渡るの!?これ、渡るの!?ねぇ!信号!信号渡る!?」
飼い主「あぁ、渡るよ」
犬  「本当!?大丈夫なの!?赤じゃない!?」
飼い主「あぁ、青だから大丈夫だよ」
犬  「そうかぁ!僕犬だから!犬だから色わかんないから!」
飼い主「そうだね。わからないね」
犬  「うん!でも青なんだ!そうなんだぁ!じゃぁ渡っていいんだよね!」
飼い主「そうだよ。渡っていいんだよ」
犬  「よかったぁ!じゃぁ渡ろうね!信号渡ろう!」
飼い主「うん、渡ろうね」
犬  「あぁ!信号青だから信号渡れるね!ね、ご主人様!」
飼い主「うん。前見てていいよ」
犬  「あぁーご主人様と僕は今信号を渡っているよー!気をつけようねぇー!」

なんか鼻の奥がツーンとしちゃった。犬だよねえ、ほんと犬。
ニコは信号渡る時、まさにこういう感じです。


「信号渡るのに、そんなにはしゃぐ犬がニコちゃん以外にもいるの?」

ニヤは信号嫌いだもんねえ。
ニコをうちに迎えた頃は、今の郊外の住まいではなくてハリウッドにほど近い所に住んでいたので
普段の散歩も交通量の多い道路を渡ったりしていたせいで、ニコは信号も平気。

ニヤはうちに来る前はどんな生活だったかはわからないけれど、散歩は住宅街や公園がメインなので
速いスピードで車が走る道路の側は苦手です。もちろん信号も。


「怖いんじゃないわよ。用心深いだけよ。」


「わ~、ニヤ信号怖いんだ~。変なの~。信号青の時は自動車みんな止まってるのにぃ。」
「う、うるさいわね。ニコちゃんに言われたくないのよ。」

信号待ちの間に目の前を大型トラックがビュンッと行ったりすると足がすくんで抱きついて来るので
抱っこして信号を渡ることもあります。


「ふふふん♪ニコは信号平気~。ニヤと違うもんね~。」

ニコよかったね。たまにはニヤの方がビビリンチョなこともあって。


あ、そうそう。
冒頭のコピペ文章、色々改変バージョンがあるようですが、猫編はこちら。笑いました。
飼い主「渡るの!?これ、渡るの!?ねぇ!信号!信号渡る!?」
猫   「あぁ、渡るよ」
飼い主「本当!?大丈夫なの!?赤じゃない!?」
猫   「あぁ?猫だから分からねーよ」
飼い主「そうかぁ!君猫だから!猫だから色わかんないから!」
猫   「わからねーよ」
飼い主「うん!でも青なんだ!そうなんだぁ!じゃぁ渡っていいんだよね!」
猫   「もういくぞ」
飼い主「よかったぁ!じゃぁ渡ろうね!信号渡ろう!」
猫   「帰ってくるまでに飯用意しとけよ」
飼い主「あぁ!信号青だから信号渡れるね!ね!」
猫   「じゃあな」
飼い主「あぁーうちの猫が今信号を渡っているよー!気をつけようねぇー!」

「猫の外飼いはあかんよ」って耳打ちしたくなったけどね(笑)



人気ブログランキングへ

ドッグパークの空気

2016-04-08 23:29:32 | 犬のおはなし
今日は久しぶりにフェンスで囲われたドッグパークのある公園に行きました。


「ドッグパークあっちだよね。」「おかーさん中に入るつもりかしら。」

いいや、中には入らないつもり。だいたい君たちも喜ばないし。

何が気に入らないって、第一にここのドッグパークは狭すぎ!

高台から撮ったんだけど、写真だとイマイチわかりにくいですね。

この公園自体はもんのすごーく広くてサッカーやフットボールのコートが2つずつ取れるような芝生の広場が
6つくらいあって、その合間合間にピクニックエリアや山道みたいなトレイルのある犬連れには嬉しい公園なんです。
そんだけ広いのに、犬をオフリードにできるエリアがサッカーコート1つ分くらいしか無いの。

この辺りが、LAの都心部よりも遅れてるよな~って感じです。LA市内のドッグパークは広大ですからね~。

狭いことの弊害はけっこう色々とあるんですよ。
まず、しょぼいドッグパークには近所の人しか来ない。そうすると自然と常連ばかりが多くなる。
狭いスペースに毎日同じ顔ぶれが集まっていると、犬たちはそこが自分の縄張りだと認識し始める。
そんな中に、たまに新しい犬が来ると「縄張りに入るな!」と喧嘩が起こりやすい。

広いパークだと、遠くからわざわざ車に乗ってでもたくさんの人が来るからメンバーも固定化されないし
広さがあると、全域を縄張りだと主張することもできないですもんね。


「ドッグパークからおかーさんが言ってるみたいなケンカの声が聞こえてるよ。」


「きっと、さっき入っていった白い犬とおじさんのせいじゃないかな。」

うちはドッグパークには入らずに、トレイル散歩をするつもりで側を通り過ぎたのですが
ちょうど私たちのちょっと後ろに、犬を怒鳴りつけながら歩いてるおじさんがパークに入ろうとしていたんですよ。

チラッと見たら、白いラブ系雑種という感じの犬が「イヤだ、そこ入りたくない。」という感じで足を踏ん張っていました。
「あ~、ああいう状態の犬を無理して入れると、全体の空気が変わって他の犬にも影響出ちゃうよね~。
ケンカとか起こらないといいけどねえ。」と思っていましたら、案の定。

トレイルの高台でドッグパークが見下ろせる位置あたりに来た時に、大型犬5~6頭が一斉に吠える声がして
そのうちの2~3匹がひときわ激しく威嚇し合っているような声が聞こえました。

「あーあ」と思いつつ下を見たら、思った通り白い犬がボクサー2頭に襲われてました。
幸い飼い主さんたちがすぐに引き離して大事には至らなかったみたいで、ホッと一安心。

多分社会化できてないであろう白い犬と、イライラ怒っている不機嫌な飼い主さんが来るまでは
パークの雰囲気は穏やかで悪くない感じだったんですよ。

「あの人たちが入ったら、ドッグパークの空気が変わるんじゃないかなあ。」と思ったので
パークのフェンスの外からチラチラと観察していたのでした。


「そう思ってたならおかーさんが止めてあげればよかったのにねえ。」
「ニコちゃん、世の中そんなニコちゃんの頭みたいに単純じゃないのよ。」

そうだよニコ~。「あなたも犬もそんな状態でパークに入るのは危険ですよ。」なんてね
シーザーさんでもなきゃーちょっと言えないですよ。


「ふ~ん。なんかややこしいんだねえ。ニコはもうおうちに帰っておやつ食べたいよ。」
「あたしも今日はいっぱい歩いたから疲れたわ。おかーさん早く運転してちょーだい。」

はいはい。承知いたしましたよお嬢様方。

ドッグパークって、連れて行って犬を放しておけば飼い主が楽できる場所じゃないし
本当はリードつけて散歩するよりも、ずっと目も離せないし気も抜けない所。
それを来る飼い主さんがみんな心得てくれていたらいいんだけどねえ......。

ホント、一番危険なのは「トレーニングされてない人間」だよなあと思い出させてくれたドッグパークでした。



人気ブログランキングへ