フランス語読解教室 II

 多様なフランス語の文章を通して、フランス語を読む楽しさを味わってみて下さい。

新しいテキスト(le printemps 2014)

2014年03月28日 | Weblog

Ches amis,

 当「教室」では来月4月よりLe Mondeに掲載された、フランスの読書事情を報じた記事、「そうはいっても私たちは本を読んでいる」を読みます。テキストご希望の方は、

shuheif.336@gmail.com

までご一報下さい。Shuhei



3 コメント

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Livre : et,pourtant,les francais lisent 1 (misayo)
2014-04-05 10:32:12
 こんにちは、みさよです。今回の記事はなかなか興味深く読んでいます。私の読書ノートを見ると、去年は60冊ほど読み応えがある本の感想を記しています。活字中毒の自覚はあるのですが、高校の時先生にもっと現実を見なさいと言われたことを思い出します。皆様はいかがですか。


 あなたはパリで開催された第34回書籍見本市で、彼女に出会うのではありませんか。46歳の女性で、どちらかといえばパリジェンヌで、免許所有者にして、小さい子のいない彼女に。これが3月14日金曜日に公表されたイプソス・リーブル・エブド調査会社によって描かれた読者像なのです。つまり女性読者です。

  わが女性読者は1年に約15冊の作品をむさぼり読むと明言しています。2年前に比べれば1冊少なくなっています。でも最近の調査には安心させられます。

  書籍市場が侵食されて、3年で4%の売り上げ低下になろうとも、フランス人は読み続けています。15歳から24歳の若者の80%が過去2ヵ月で1冊の本を読んでいます。すべての世代を通じて70%のフランス人が同じように読んでいます。

  まったく意外なことに本は持ちこたえているのです。読書は、友人との外出についで、二番目に好ましい活動にあげられています。音楽やテレビよりも上なのです。

  読者の半分近くが、毎日本を読んでいると断言します。その多くが探偵小説やスパイ小説で、このジャンルの販売は明らかに今年増加しています。
lecon230 (Moze)
2014-04-15 14:34:32
こんにちは。また新学期をみなさんと迎えられてうれしく思います。どうぞよろしくお願いします。先日、Bibliotheque nationale de France で働く友人が Boris Vian のL'ecume des jours を送ってくれました。邦画も漫画も野崎 歓氏の新訳あるようで楽しみたいと思っています。
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パリで開催されている第34回ブックフェアーへの道すがら、その人にすれ違いはしないだろうか?46歳女性、どちらかといえばパリジェンヌで大卒、小さな子どもはいない。その人こそが、3月14日金曜日に公表された、「週刊書籍」のマーケット調査によってスケッチされた読者モデルである。つまりある女性読者というわけだ。
この読者モデルは、一年間に約15冊を読破するという。2年前よりは一冊少なくなった。しかし最近の調査では安心してもよさそうだ。
本の市場は徐々に縮小していおり、3年で4%の売り上げ低下を示しているが、フランス人は読書を続けている。すなわち15歳から24歳の若年層の80%は過去12か月で1冊読んでおり、全ての年代のフランス人では、70%におよぶ。
あらゆる予想に反して、本は頑張っている。読書は友人との外出の次に、音楽やテレビより前にランクされる趣味とされるほどに。
半数近くの読者は、毎日本を手に取っており、たいていは推理小説やスパイ小説であるが、そのジャンルは今年あきらかに売り上げを伸ばしている。
Unknown (shoko)
2014-04-16 05:05:36
先生、皆さん、こんにちは。
陽ざしがあり、風も心地よく、季節の花々を目にすると気持ちがいいです。
今ではタブレットのようなもので読み物をしている人もよく見かけますが、私は断然「紙派」です。便利かと思って買った電子辞書も結局使うことがありません。紙媒体を気に入っている人も結構いるかもしれません。
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パリで開催された第34回本の見本市へ出掛けた時に、そういうタイプの女性とすれ違うことはあるでしょうか? 歳の頃は46、パリジェンヌ風、大卒、小さい子ども無し。これが3月14日付イプソス・リーブル・ヘブド調査会社が公表した読者モデルです。
既出の読者モデルの年間読書数は15冊程度で、これは2年前の調査の時より1冊少なくなっていますが、直近の調査で安堵できそうです。
出版市場は衰微し、3年で4%の売上減になっているとはいえ、依然フランス人は本を読んでいるのです。15歳から24歳までの若者層では80%が、また全ての年齢層では70%が、過去1年間に1冊読んでいます。
予想に反して、出版分野は頑張っているのです。娯楽の中で、読書は友人との外出の次にランクインしています。音楽とテレビはそれよりも低いのです。
読者の半数近くは毎日本を読んでおり、その多くは推理小説かスパイ小説で、このジャンルの販売部数は、今年もまたさらに上向いています。

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