きまぐれ☆DIARY

mai.の参加ライブ&お芝居の記録

Sound Discovery 2006/9/30 その3

2006-10-23 | Radio
いかがでしょうか。とってもジャズな空気の中に、ま、心地良い、聴きやすいメロディーですよね。
え~、非常にニューヨークの匂いに満ちあふれた、もうこういう曲を聴くと、あのニューヨークの
冬の、あの、道路からね、え~、吹き出してる、あの水蒸気、これを思わせたりしますけれどもねぇ。
はい。
このアルバム全部いいのでね、え~、ぜひ、聴いていただきたいなという風に・・・
今、廃盤かな? どうかな?
ぜひ、ちょっと探してみてください。
リンレコーズというですね、え~、結構、ま、マニアックなレーベルから出ているアルバムですけれどもね。
はい。

じゃ、続いては、ちょっと懐かしいところから、いってみようかなと思いますけども。
ま、今日はジャズボーカル特集ですが、QUEEN を選んでみました。はい。
QUEEN はね、木村拓哉さんのおかげで、え~、またまた日本でも、え~、大復活を遂げましたけれども
え~、そしてまた今、「We Will Rock You」というね、ミュージカルも非常に評判でございまして
またまた注目のQUEEN というグループなんですが。
え~、その彼らのきゅ・・77年、のアルバム『News of the World』という、ね、え~、アルバムが
あるんです。
え~、このアルバムからは「We Are The Champions」みなさんが知ってるね、え~、曲ですね。
そして、あのNBA のバスケットでも有名になりました「We Will Rock You」え~、この2曲が
入っているアルバムなんですけれども。
このアルバムのね、最後にとっても素敵な、まさに、こう、曲名が「Melancholy Blues」って
言うんですけどね、え~、非常にメランコリックな、ジャズブルースが収められております。はい。
この曲がまた素敵なのは、ロジャー・テイラーのドラムがとってもロックなんですね。
ロックなロジャー・テイラーのドラムがあえて、この曲に、こう言うような曲にね、こう
合わさることで、QUEEN 独特の自由さとポリシーが感じられるわけですけれども。
え~、フレディ・マーキュリーの素敵なジャズボーカルを聴いてみてください。
QUEEN で「My Melancholy Blues」

MY MELANCHOLY BLUES By QUEEN
SOMETIMES I'M HAPPY By NAT KING COLE TRIO

Sound Discovery 「My Melancholy Blues」QUEEN  これに続いて聴いてもらったのは
NAT KING COLE and HIS TRIO 「SOMETIMES I'M HAPPY」
ねぇ、QUEEN の方は、もう、ジョン・ディーコンのベースとね、ロジャー・テイラーのドラムが
こう、ジャズになりきってないカンジが、逆に非常に、え~、魅力的だったりしますね~。
ジョン・ディーコンも、こう、ウッドベースじゃなくて、エレクトリックベース。
ジャズっぽいフレーズが入りながらも、どこかしこに、こう、ポール・マッカートニーのようなね
フレーズが入ったりとかねぇ。
これがやっぱりね、QUEEN の個性だなと思いますけども。

え~、そして、そのあとに聴いてもらった、NAT KING COLE and HIS TRIO はい。
Nat King Cole がまだこう、成熟した素晴らしいシンガーになる直前の、若々しい空気に
あふれた、え~、彼のボーカルが楽しめる1曲ですねぇ。
ま、彼はね、もともとピアニストなんですねぇ。え~、ですから、ほんとの初期の頃はね
もう、Nat King Cole Trio のインストもの、素晴らしい作品、いっぱいあります。はい。
え~、彼がねぇ、自分のバンドで、トリオで、どっかのクラブで、演奏してるときに、お客さんに
「もう演奏ばっかりはいいからさぁ、もうなんか歌えよ。」と、こう、酔っぱらいの、酔客の
わがまま、え~、これにね、応えて「じゃあ、歌いま~す。」なんて歌ったらこれ、大絶賛
だったわけですよ。はい。
それから「ちょっと歌ってみようかな~」なんていう風に思って、ちょこちょこ歌い始めるんですけども
それでもまだ、ピアニストという意識があったのが、Nat King Cole なんですが。
え~、親友のオスカー・ピーターソン、もう天才的なジャズのね、え~、巨匠のピアニスト
ですけど、彼も実は歌を歌ってたんです。昔は。はい。
その彼が「オマエの歌はもう、俺の歌よりも何百倍もすごい」と。
「その代わり、ピアノは俺、負けてないから、俺は今後、これからピアノメインで行くから
オマエは歌メインでいってくれ」と。
「ん~。わかった。」ということで、Nat King Cole はピアノから結構離れて、え~、いわゆる
こう、スタンダード的な、素晴らしい楽曲を歌うジャズボーカリストになっていって、
オスカー・ピーターソンは、より一層こう、ピアニストとしての、え~、自分をね、え~、大きく
磨いていくことになるわけなんですけどもね。はい。
え~、このNat King Cole Trio ね。Nat King Cole というソロじゃなくて、この、トリオの作品
え~、結構いいのがいっぱい出てますから、ぜひみなさん聴いてみて下さい。はい。
え~、1956年のサウンド、聴いてもらいました。

THE CONTINENTAL By 佐藤竹善

佐藤竹善がお送りしてまいりましたSound Discovery
秋の夕暮れ、ジャズボーカル特集、ゆったりと楽しんでいただけましたでしょうか。
最後にお送りした曲は、え~、僕の、佐藤竹善、僕の、え~、これは『CORNERSTONES』の・・・3かな?
に入っておりますねぇ。最後に入っております。
これは、小曽根真さんと彼が率いるNo Name Horses ビッグバンド、え~、彼らの大きなサポートによって
実現しました、え、Nat King Cole のこれはカバーで「THE CONTINENTAL」聴いていただきました。

え~、ま、僕にとっては、Nat King Cole というね、ボーカリストは、もう美空ひばりと並び、シンガーの
究極的な位置にいるわけなんですけども。
まぁ、あの、僕の夢や、え~~、まぁ、果てない夢、これを、こう、なんか足跡として残しておきたい
みたいな部分もありましてね、え~、『CORNERSTONES』シリーズでは、毎回アルバムの最後に
Nat King Cole のカバーを入れているわけなんですが、え~、この時には、小曽根さんとの共演が
実現してですね、そして、この時をきっかけにして、のちの「GOOD MORNIN' GOOD ROLLIN'」というね
SOFFet と一緒に共演した、オリジナル作品へとつながっていくことになるわけでございますけれども。
はい。
え~、小曽根さんはね、今、SALTとね、デュオのツアーが、え~、そろそろスタートするのかな?
二人だけで、え~、ピアノで、全国回りますけどもね。はい。
ぜひみなさん、ヒマがありましたら、え~、見に行って頂きたいなという風に思います。はい。

また、あの、今日のような、あの~、リクエスト応えてね、特集してみようと思いますので
みなさんの、そうですね、ちょっとこう、気の利いた、なんかこう「おっ!これなら竹善さん
やってくれそうかな」みたいな・・・
あんまりマニアックでもやらないしね、え~、あまりポップでもやらないし。
え~、この僕の、この微妙なひねくれ加減を刺激するような(笑)そういうリクエストをしてください。
そしたらすぐ特集組みますからね。

え~、ということでございまして、え~、ぜひ、これからまだまだ寒くなりますけども
風邪ひかないでいただきたいと思います。

え~、みなさんからのリクエスト、メッセージは、え~、e-mail アドレス
sd@crossfm.co.jp sd@crossfm.co.jp まで送っていただきたいと思います。

え~、僕はますますの、え~、レコーディングの準備、真っ盛りというところです。
それでは、また来週お会いしましょう。
お相手は佐藤竹善でした。

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