きまぐれ☆DIARY

mai.の参加ライブ&お芝居の記録

Sound Discovery 2007/1/6 その2

2007-01-07 | Radio
佐藤竹善がお送りしておりますSound Discovery
コリーヌちゃんに続いてお送りしましたのは、NATASHA BEDINGFIELD で「UNWRITTEN」
え~、最優秀女性ボーカルにノミネートされておりますねぇ。
え~、NATASHA さんはとってもきれいな白人のイギリスのお嬢さんなんでございますけどもね。
え~、この、実は、この曲が入ったアルバム、3年ぐらい前にリリースされてるんですねぇ。
え~、「These Words」という曲がですね、え~、大ヒットしたわけなんですけど
とは言いつつも、別にアメリカでそんなに売れたわけでもないんですよ。
日本でも、通好みのあいだで、なんかカッコイイ子がいるぞ、と。
ま、でもこれ1曲かなって認識の方が結構強かったんですよ。まわりではね。
でもねぇ、僕はこのアルバムがものすごく好きで、もう全作品聴いてみてください。
作品全部、1曲目から最後の曲まで。ほんとに幅広い音楽性持ってます。
やっぱりこれ、イギリス人だけあってねぇ、やっぱり QUEEN の匂いが出てきたりとかねぇ
当然R&Bが土台になっていつつ、様々な今までのロックからソウルからR&Bの
素晴らしい要素の、え~、先輩たちの要素が本当に彼女の中にあるんだなっていうのが
よくわかります。
え~、そしてこの「UNWRITTEN」でございますけども、そうですね、最近の、アメリカの
ちょっとこう、ちょっといなたい方の、リリースフェア系の人たちの匂いもイギリス人として
いいカタチで吸収しての、この、メロディのスタイルね。
え~、「These Words」というね、曲を書いたのは、え~、スティーブ・キップナーという人で
ございましてね。
え~、僕らAOR好きの中では非常にこう、え~、有名な通好みのアーティストだったわけ
なんですけども。
あの「フィジカル」を書いた人ですね。オリビア・ニュートンジョンのね。
え~、今回は曲を書いただけじゃなくてプロデュース、サウンド作りにも、え~、貢献
しております。はい。
ということでございまして、え~、コリーヌちゃん、NATASHA さん、ね。
え~、イギリス勢の健闘が光るところで、え~、今、2曲紹介させていただきました。

さぁ、今日はですね、グラミー賞特集前編ということでお送りしておりますけどもね~。
さぁ続いて紹介しますのは、実は、今回もっともたくさんノミネートされたのが彼女だった
わけでございますね。 MARY J BLIGE  はい。
これはね、意外に、意外でございました。はい。
もう確かにものすごい素晴らしい作品なんですよ。素晴らしい作品なんですが、それほど
いわゆるこう、R&Bの枠を越えてポップス部門にまで大きく訴えて、例えば日本でも
ものすごくこう盛り上がったとか、そういうような空気はそんなにありませんでしたよね。
はい。
え~、ですから、ま、彼女がノミネートされることにはなんの不服もないわけですけども(笑)
彼女のこの『Breakthrough』というアルバムが、ほかの、例えばレッチリであるとかね
え~、JAMES BLUNT であるとかなんか、その辺のところを押さえて最多になったと
これはやっぱりね、グラミー賞っていうものが、やっぱりこう、たくさん売れたとか、え~、
たくさん一般ウケしたとか、そういうことだけじゃなくて、音楽的にいかに優れているのか
というところにも常に比重を置いているところですねぇ。はい。
え~、ま、何百人というこの、あの~、グラミーの選考委員っていうのがいるんですけど
それこそ様々な分野にいます。
音楽的なことをしっかりこう語れる人から、もう普通のロック好きから、様々な分野に
え~、いるわけなんですけども、やっぱり投票する人がたっくさんいて、そして様々な分野で
いろんな人種もいて、え~、そしてまた、個人のアイデンティティがしっかりしてる
アメリカだからこそ、やっぱり、え~、そういうところがず~っと49年も続いていける
ってのあるんでしょうね。
え~、これが日本だったらね、MARY J BLIGE のような今回の作品がとるってなったらですね
ほかのなんかどっかのですね、え~、おっきな事務所さんとかね、おっきなレコード会社さんとかが
ですね「なんでだよ!うちのコイツの方が売れたじゃねぇか!」とかいう話になるわけですけどもね。
まぁ、今日は福岡だけの話にしておきましょう(笑)
え~、ということで、Best Pop Collaboration にノミネートされた1曲です。はい。
今からお送りするね。
これはU2と一緒にやりました。U2は去年いっぱいグラミー取ってますけどもね。
え~、ということで、グラミー最多同士ってことになるわけでしょう。
Mary J. Blige & U2 で「ONE」

ONE By MARY J. BLIGE & U2

Mary J. Blige & U2 で「ONE」
まぁ、彼女の『Breakthrough』というアルバムの中でもですねぇ、このU2との共演っていうのは
やっぱり彼女の音楽性の素晴らしさを一番顕著に表している楽曲の1つと言ってもいいかも
しれませんね。
やっぱり彼女はもともとはヒップホップソウルクイーンとしてねぇ、デビューしましたけども
やっぱりどんどんどんどんやっぱり自分の先輩の、たくさんの先輩いますね、アレサ・フランクリンから
スティービー・ワンダーからダニー・ハザウェイから、様々な先輩の音楽性をですね、ホントに
レスペクトして、自分の音楽性にいかして、そして自分も大きくのばしていって、インタビューも
謙虚ですしね。
え~、もはや現代のクイーンオブソウルですよねぇ、なんつったら「何言ってるの!とんでもないわ。
アレサ・フランクリンがいる、まだこの世の中、なに言ってるの、私はさらに何十番目よ」みたいなね。
これはね、決して普通に謙虚に言ってるわけじゃなくて、本気でそう思ってるわけですよ。彼女は。
何でかって言うと、本気でそう思わないと、そういう作品的な成長はあり得ないわけですね
アーティストっていうのはねぇ。はい。
え~、ということでね、このU2との共演は本当に素晴らしい象徴的な、え~、1曲になっているかなと
いう風に思います。彼女の素晴らしさのね。

じゃあ、続いてお送りしますのは、SNOW PATROL
僕はこれ大好きなグループですけどもねぇ。
4枚目の『Eyes Open』から「Chasing Cars」がアメリカでブレイクしまして、え~、大人気に
なりました。
イギリスはグラスゴーの出身のアーティストですけどもね。
え~、僕、3rd アルバム結構大好きだったですけどね。
え~、もともとの非常にオルタナティブな空気感、ちょっとグラムロック的な空気もあっちゃったりする
あのカンジからですね、少しずつ少しずつやっぱり成熟していって、え~、あか抜けていって
と言ってもいいのかな。
前が別に田舎臭かったわけじゃないんですけども。
でもある意味田舎臭かったわけですよ。
それが彼らのグラスゴー出身というカンジのいなたさにつながっててよかったんですが
だんだんだんだん、こう、え~、ワールドワイド的な空気になっていってね、4枚目は非常に
アメリカ的な空気を持った楽曲が、え~、多かったように思います。
ま、そういう上で、え~、グラミー賞が、え~、認めたというところもあるんでしょうけども
まぁ、SNOW PATROL なんかがねぇ、やっぱりこう、売りに走ったとか、魂売ったとかね(笑)
言う人とか、初期のファンとか結構いそうですね。はい。
そういう系のなかなかもともとアクが強かったグループでございます。
とは言いつつ、別にメロディに関しては、最初っからポップで美しかったんですよ。はい。
SNOW PATROL  ね。
それでは、え~、そんな彼らの4枚目の『Eyes Open』から「Chasing Cars」

CHASING CARS By SNOW PATROL
BLACK SWAN By THOM YORKE

SNOW PATROL に続いて聴いてもらったのは、THOM YORKE で「BLACK SWAN」黒鳥です。
北半球の白鳥に対して、南半球は黒鳥でございますね。
オーストラリアにいますけども。
え~、先ほどのSNOW PATROL 最優秀ロックソングにノミネートされております。
え~、ほかはレッチリ、そして、Neil Young 、Neil Young もね、久しぶりに素晴らしいアルバム
出しましたが。
そして、Bob Dylan。はい。 Bob Dylan は何十年ぶりの、え~、オリコンじゃなくて、え~
ビルボード1位も取りました。
そして、あの、最近のロック界の中では異端児的なニュアンスのあるThe Killers
ねぇ。
これ、70年代の、え~、70年代初頭の、え~、イギリスのあの化粧をして、え~、
やりまくったいろんなグループ、アメリカ、イギリスのロックバンド、それがタイムマシンで
もっかい、もっかい出てきたのかなっていうぐらいですね、なんかこうギリギリ滑稽さが逆に
パワーがある、そういうThe Killers でございますけどもね。はい。
そんなUSA組でございます。

え~、じゃ続いて送りしたTHOM YORKE でございますけども。
ソロアルバム『The Eraser』はい。 消しゴム男。消す人。
「イレイザー」っていう映画もありましたけども。
え~、最優秀オルタナティブミュージックアルバムにノミネート。はい。
え~、RADIO HEAD もこの部門の常連ですけどもね。はい。
え~、バンドとしてのアルバムも今年リリース予定だということですけども、まぁ、あの~、
最近はこのTHOM YORKE の色がですね、9割方占めているRADIO HEAD でございますけれども
そうは言いつつ、決してこの一人グループにはならないですね。はい。
え~、バンドはあくまで一体感がありますね。はい。
え~、それはやっぱり、それぞれのお互いのメンバーがえ~、それぞれの才能とか、それぞれの、え~
今の音楽に向かおうとする各個人への傾向に対して、非常にこう、え~、ちゃんとこう認めてると
そういう部分だという風に思います。
え~、ちなみに今回『The Eraser』というアルバムは、最近のRADIO HEAD のアルバムに
え~、無機的な有機音を、こう、ちりばめたというか・・
ね、前だったらこう、あえてコンピューター的な音でね、え、組み上げていって、あえてロックは
生な??にアンチテーゼみたいなところがメインでしたけども、え~、今回のこのアルバムはそういう
ニュアンスがメインでありつつも、楽器の音は非常に有機的。はい。
え~、より、まぁ、進化したと言ってもいいと思います。
要は、有機だろうが、無機だろうが、かっこよきゃいいだろうということで、より一層
しっかりとやっていると言うだけのことのような気がしますけどもね。
え~、それぐらいやっぱり、え~、オルタナティブですから、もう常に一歩前、一歩前
そういう部門の最優秀、え~、ノミネートということになりますね。
ということでございまして、THOM YORKE  これを、ま、気軽に掃除しながら聴く人は
ちょっと気味悪い人ですけども、まぁ、じっくりとスピーカーの前でですね、そうですね、
コクトーの本かなんか読んだ後に、じっくり構えて聴いてみる・・なんかそういう音楽の
聴き方があってもいいですよ。気楽に聴くもんばかりじゃなくてね。
え~、THOM YORKE ぜひみなさん聴いてみてください。

YOU RAISE ME UP By 佐藤竹善

佐藤竹善がお送りしてまいりましたSound Discovery
最後にお送りした曲は、佐藤竹善で「YOU RAISE ME UP」
1月17日にリリースされます『introducing CROSS YOUR FINGERS Vol.2』という
え~、ライブアルバム
いろんなアーティストと、え~、ジョイントしたライブのアルバムが出ます。
今の曲はね、僕一人で歌ってますけども、え~、ほとんどの曲がいろんなアーティストと
コラボレーションしてますので、僕がこう10年間やり続けてきたね、え~、いろんなアーティスト
との、え~、なんつうんでしょうね、音楽的な交流をぜひこの作品で楽しんで頂きたいなと
いう風に思いますね。

さぁ、今日はですねぇ、第49回グラミー賞、え~、お送りしましたけども。
まぁ、今週と再来週に渡って、2週お送りするわけなんですけどもね。
まぁ、あまりにも部門が多いので、え~、いちいち語り始めると本当に時間がないんです。
ホントはねぇ、ジャズの部門とかね、え~、レコーディングエンジニアの部門とかですね
映画音楽の部門とかね、え~、それこそいろんな分野で素晴らしい作品があるのでね
ミュージカルもあればね、え~、たくさんあるので、え~、いろいろ紹介したいんですけども
ま、時間が限られていますので、主だったところをちょっとつれづれなままにですね、紹介して
みましたけど、いかがでしたでしょうか?
グラミー賞というとですね、あの、ノミネートもそうですけど、授賞もそうですけど
その間の、いろんなアーティストのコラボレーション、これも大きなウリですからね。
去年はもうPRINCEトリビュート、あ、それは一昨年か、去年はファンクかな?
ファンクトリビュート!って感じで、ジョージ・クリントンからなにから、え~、やったような
カンジしますけどね、今年はどこに焦点を当ててるのか、非常に楽しみだなという風に思います。

え~、さて、来週はですね、スペシャルゲストに上田正樹さんをお迎えして1時間お届けします。
僕と結構接点あるの?なんてねぇ、え~、思われてる方、結構多いんじゃないかなと思いますよ。
♪Hold me tight 大阪ベイブルース♪の上田正樹さんですけども、実は僕とはね
あの、コカコーラのコマーシャルをやったときからね、ず~っとつきあいですので、
もう20年以上のつきあいになるわけなんですねぇ。
え~、久しぶりにお会いする上田正樹さん。
え~、非常に楽しみだなという風に思います。

メッセージの宛先は、sd@crossfm.co.jp sd@crossfm.co.jp まで送ってください。
上田正樹さんへの質問とか、え~、ぜひなんかあったら送ってください。
最近はですね、東南アジアの方でも大スターの上田正樹さんでございますので、そちらのほうの
事情なんかもね、聴けるとうれしいなと思います。

ということで、また来週お会いしましょう。
お相手は、佐藤竹善でした。グラミー賞はまた再来週。

最新の画像もっと見る