1. Las Vegas
2. 有頂天
3. Exit To The Sun
4. NO EXCUSE
5. アマリニモ
6. EPIC DAY
7. Classmate
8. Black Coffee
9. 君を気にしない日など
10. Man Of The Match
太字はシングル曲 / 赤字はがくのお気に入り曲
【概要】
『EPIC DAY』の発売以来5ヶ月近く、ようやくレビューとなりました(遅すぎだろ)
というのも発売すぐに手に入れたものの、その頃は僕の頭の中はB'zというか
参加する予定のライブを間近に控えたTM NETWORKの事でいっぱい(笑)
とりあえず買って数回聴いたものの上の空に近い状態。結果レビューがかなり
遅れたわけですよ、はい。
B'zとしては2011年の『C'mon』以来3年以上ぶりのオリジナルアルバム。
待ちに待った、という感じでした。そして驚いたのは収録曲が10曲という少なさ。
これは『RUN』『IN THE LIFE』(共に全10曲収録)のような濃縮された名盤に
なっているのか、という期待がありました。さてどうなのか?
【アルバム全曲レビュー】
「Las Vegas」
アルバム1曲目を飾るはTakの重いギターリフから始まる王道アメリカンロック。
ブラス隊の音も90年代中期のころを彷彿とさせる。しかし聴き始めた当初の
印象はなんとなく薄かった.....こう思った方はいなかっただろうか?サビの盛り上
がりも他のアルバムの1曲目に比べるとおとなしめ。イマイチだな、と感じていた
けれど、ここ2ヶ月ほど聴き込むと、これはこれでめちゃカッコイイのでは?と
思った。スルメ曲だったんだね、これ。
「有頂天」
先行シングル曲。シングルのリリース自体もかなりぶりだったため、発売日
に購入して聴きまくった。ミディアムテンポな大人なロックという感じを受ける。
冒頭の歌詞はうちの嫁さんが言っていたけどフェイスブックのことなのね。
久々の稲葉さんの歌声を聴けてとてつもなく嬉しかったなぁ。オリコン1位。
「Exit To The Sun」
ストリングスのイントロが美しい3曲目。NHKのドラマ「ダークスーツ」(未視聴)の
主題歌。2番からはピアノも加わりよりしっとりと聴かせる展開に。今のB'zだから
作れた情熱的なバラードだと思う。少し長めのTakのギターソロも聴きどころ。
近年のバラードではかなり好きなほう。
「NO EXCUSE」
スミノフアイスというアイス(未食)のCMソング。勢いのあるギターが全編鳴りまくり
のハードナンバー。アルバム中ではそこまで好きにななれなかった(笑)
稲葉さんの「もうちょっとやらせてくださいよ~」は気になるが。
「アマリニモ」
今回のアルバムはアナログ盤を意識したということでA面ラストの軽快なポップナ
ンバー。ギターの音色はかなり多種多様に弾いていて曲に緩急をつけているが
反面ピアノがシンプルに聴こえてきて耳さわりがよい。サビの気持ちよさは近年
のB’zの曲でも屈指じゃないだろうか。
余談だがアルバム購入当初、この曲のタイトルを「アマリモノ」と読み間違えて
いた(笑)いや、カタカナって読み間違えやすいでしょ?
「EPIC DAY」
アルバムタイトル曲。アルバム中一番のハードかつハイスピード。B’zの真骨頂を
感じる。増田さんのキーボードソロがとてつもなくかっこよい、流れでギターソロに
突入するのも素晴らしい。100年に一度来るか来ないかの素晴らしい日を歌う
テーマも良い。イントロからアウトロまで飛ばしまくりで「この人たち本当に
50代か?」と思わされる。
「Classmate」
なんかこう青春時代の甘酸っぱさを歌ったバラード。「僕の髪は伸び放題」という
フレーズが妙にぐっと来てしまう(笑)Takのギターも円熟味ありまくりで曲の雰囲気
にぴったりあわせてくるのはさすが。こういう切ない系を歌わせると稲葉さんは
こんなにも情緒たっぷりにできるのか、感服する。
「Black Coffee」
イントロのギターに完全にノックアウトされました。90年代中期の絶頂期のころよく
こういう音を出していたな~と思ってしまった。これTakストラト使ってる?イントロ
だけでこんなにゾクッとしたのは久々。個人的にはアルバム中で一番気に入って
いる曲です。ハードとポップの中間をうまい具合に持ち合わせている。
「君を気にしない日など」
バラード3部作ラスト曲。ストリングスとアコギの音色が素朴で気持ちよい。嫁さんが
「OCEAN」に似てると言っていたが、たしかにイントロから雰囲気が似てるな。
ちなみに「OCEAN」リリースから10年も経っている。アウトロのエレキでのアルペジオ
の音が素晴らしい。
「Man Of The Match」
バカボンということでいいよね?いいのだ~♪
最初はなんでこんな曲を?と憤慨したが(笑)かなりの回数聴き込むとまあイロモノ枠
であってもいいか。と思えるようになった。しかし個人的には全12曲くらいの曲数の
アルバムなら入れてもよかったかな、と。
【アルバムの感想】
間違いなくこの『EPIC DAY』は超スルメなアルバムだと思います。
聴くたびに良さを発見できる珍しいタイプ。基本的に僕が好きな『RUN』『SURVIVE』
『MAGIC』に近いポップとハードの両立がうまくされているアルバム。
全10曲ということでアナログ盤を意識した曲配置で
「Las Vegas」~「アマリニモ」のA面。
「EPIC DAY」~「Man Of The Match」のB面。
僕はA面の方が好きかな。勢いがあるし、バランスが素晴らしい。「アマリニモ」は
アルバムラストにはぴったりだと思えたし。B面はB面でよかったけどね。
『EPIC DAY』というアルバムタイトルの言葉の意味にも稲葉さんがかなりこだわって
いたようだし、30年近くトップを走っている彼らがここまで真面目に曲作りをしている
というだけでもファンはとても安心するし、尊敬してしまう。
しばらくはこのアルバムを繰り返しリピートすることになりそうだ。
太字はシングル曲 / 赤字はがくのお気に入り曲
【概要】
『EPIC DAY』の発売以来5ヶ月近く、ようやくレビューとなりました(遅すぎだろ)
というのも発売すぐに手に入れたものの、その頃は僕の頭の中はB'zというか
参加する予定のライブを間近に控えたTM NETWORKの事でいっぱい(笑)
とりあえず買って数回聴いたものの上の空に近い状態。結果レビューがかなり
遅れたわけですよ、はい。
B'zとしては2011年の『C'mon』以来3年以上ぶりのオリジナルアルバム。
待ちに待った、という感じでした。そして驚いたのは収録曲が10曲という少なさ。
これは『RUN』『IN THE LIFE』(共に全10曲収録)のような濃縮された名盤に
なっているのか、という期待がありました。さてどうなのか?
【アルバム全曲レビュー】
「Las Vegas」
アルバム1曲目を飾るはTakの重いギターリフから始まる王道アメリカンロック。
ブラス隊の音も90年代中期のころを彷彿とさせる。しかし聴き始めた当初の
印象はなんとなく薄かった.....こう思った方はいなかっただろうか?サビの盛り上
がりも他のアルバムの1曲目に比べるとおとなしめ。イマイチだな、と感じていた
けれど、ここ2ヶ月ほど聴き込むと、これはこれでめちゃカッコイイのでは?と
思った。スルメ曲だったんだね、これ。
「有頂天」
先行シングル曲。シングルのリリース自体もかなりぶりだったため、発売日
に購入して聴きまくった。ミディアムテンポな大人なロックという感じを受ける。
冒頭の歌詞はうちの嫁さんが言っていたけどフェイスブックのことなのね。
久々の稲葉さんの歌声を聴けてとてつもなく嬉しかったなぁ。オリコン1位。
「Exit To The Sun」
ストリングスのイントロが美しい3曲目。NHKのドラマ「ダークスーツ」(未視聴)の
主題歌。2番からはピアノも加わりよりしっとりと聴かせる展開に。今のB'zだから
作れた情熱的なバラードだと思う。少し長めのTakのギターソロも聴きどころ。
近年のバラードではかなり好きなほう。
「NO EXCUSE」
スミノフアイスというアイス(未食)のCMソング。勢いのあるギターが全編鳴りまくり
のハードナンバー。アルバム中ではそこまで好きにななれなかった(笑)
稲葉さんの「もうちょっとやらせてくださいよ~」は気になるが。
「アマリニモ」
今回のアルバムはアナログ盤を意識したということでA面ラストの軽快なポップナ
ンバー。ギターの音色はかなり多種多様に弾いていて曲に緩急をつけているが
反面ピアノがシンプルに聴こえてきて耳さわりがよい。サビの気持ちよさは近年
のB’zの曲でも屈指じゃないだろうか。
余談だがアルバム購入当初、この曲のタイトルを「アマリモノ」と読み間違えて
いた(笑)いや、カタカナって読み間違えやすいでしょ?
「EPIC DAY」
アルバムタイトル曲。アルバム中一番のハードかつハイスピード。B’zの真骨頂を
感じる。増田さんのキーボードソロがとてつもなくかっこよい、流れでギターソロに
突入するのも素晴らしい。100年に一度来るか来ないかの素晴らしい日を歌う
テーマも良い。イントロからアウトロまで飛ばしまくりで「この人たち本当に
50代か?」と思わされる。
「Classmate」
なんかこう青春時代の甘酸っぱさを歌ったバラード。「僕の髪は伸び放題」という
フレーズが妙にぐっと来てしまう(笑)Takのギターも円熟味ありまくりで曲の雰囲気
にぴったりあわせてくるのはさすが。こういう切ない系を歌わせると稲葉さんは
こんなにも情緒たっぷりにできるのか、感服する。
「Black Coffee」
イントロのギターに完全にノックアウトされました。90年代中期の絶頂期のころよく
こういう音を出していたな~と思ってしまった。これTakストラト使ってる?イントロ
だけでこんなにゾクッとしたのは久々。個人的にはアルバム中で一番気に入って
いる曲です。ハードとポップの中間をうまい具合に持ち合わせている。
「君を気にしない日など」
バラード3部作ラスト曲。ストリングスとアコギの音色が素朴で気持ちよい。嫁さんが
「OCEAN」に似てると言っていたが、たしかにイントロから雰囲気が似てるな。
ちなみに「OCEAN」リリースから10年も経っている。アウトロのエレキでのアルペジオ
の音が素晴らしい。
「Man Of The Match」
バカボンということでいいよね?いいのだ~♪
最初はなんでこんな曲を?と憤慨したが(笑)かなりの回数聴き込むとまあイロモノ枠
であってもいいか。と思えるようになった。しかし個人的には全12曲くらいの曲数の
アルバムなら入れてもよかったかな、と。
【アルバムの感想】
間違いなくこの『EPIC DAY』は超スルメなアルバムだと思います。
聴くたびに良さを発見できる珍しいタイプ。基本的に僕が好きな『RUN』『SURVIVE』
『MAGIC』に近いポップとハードの両立がうまくされているアルバム。
全10曲ということでアナログ盤を意識した曲配置で
「Las Vegas」~「アマリニモ」のA面。
「EPIC DAY」~「Man Of The Match」のB面。
僕はA面の方が好きかな。勢いがあるし、バランスが素晴らしい。「アマリニモ」は
アルバムラストにはぴったりだと思えたし。B面はB面でよかったけどね。
『EPIC DAY』というアルバムタイトルの言葉の意味にも稲葉さんがかなりこだわって
いたようだし、30年近くトップを走っている彼らがここまで真面目に曲作りをしている
というだけでもファンはとても安心するし、尊敬してしまう。
しばらくはこのアルバムを繰り返しリピートすることになりそうだ。
ファンでも賛否両論激しい「Man Of The Match」ですが、よくわからないジャズパートやバカボンはともあれ、サビパートは近年のミドルテンポの曲にしては珍しく明るい前向きなメロディなのでとても好きです。今年ライブに2度も参加できたのですが、観客たちが「コレデイイノダ」と合唱するなど半端ないライブ化けでした。
そんなこんなでB'zを聴きつくしたので、最近は稲葉さんソロにどっぷり浸っております。長文失礼いたしましたm(_ _)m
稲葉ソロはなかなか雰囲気が違ってクセになるんだよなぁ、ライブDVD見てみようかな。
近々「RED」のレビューする予定でっす。