
1. アラクレ / 2. 野性のENERGY / 3. WAKE UP, RIGHT NOW
4. 儚いダイヤモンド / 5. I'm in love? / 6. IT'S SHOWTIME!!
7. 愛と憎しみのハジマリ / 8. BIG MACHINE / 9. Nightbird
10. ブルージーな朝 / 11. 眩しいサイン
12. CHANGE THE FUTURE / 13. ROOTS
2003年9月17日 リリース
B'z 25th Anniversary BEST ALBUM
『B'z The Best XXV 1988-1998』 & 『B'z The Best XXV 1999-2012』
発売まで あと 4日
1.「アラクレ」・・・15周年記念アルバムのオープニングを飾るB'zらしさ全開のロックナンバー。
ファン人気も高い曲らしく、アルバム1曲目の曲では4番目くらいに好き(中途半端だな)
意外だがドラマの主題歌のタイアップがついている。このアルバム13曲中8曲にタイアップ
が付いている。
2.「野生のENERGY」・・・どちらかというと曲自体の人気よりPVの人気が異常に高い曲。
稲葉さんの中学生の先生役と松本さんの楽器店店員のバイト役という、二人ともに
「B'zになっていなかったら」という職業に扮したこのPVは必見!特に稲葉さんの先生役
はかっこよすぎ、以前アンジャッシュがPVを元にしたコントをやっていたが面白かった。
曲自体はB'zにしては少し地味かもしれないが、スルメ曲だと思う。
3.「WAKE UP, RIGHT NOW」・・・アサヒスーパードライのCMのタイアップ曲のイメージ
が強いハードロック。サビでの軽快なメロディは耳から離れない。アルバム当時かなりの
回数聴いた曲だったりする。
4.「儚いダイヤモンド」・・・ハードなリフが特徴的なロックナンバー。アルバム中ではまあ
平凡な方に入るかな。
5.「I'm in love」・・・初期B'zを彷彿とさせるポップさを感じる曲で甘酸っぱい雰囲気の曲。
なんでも「恋心(KOI-GOKORO)」の続編のようなものをイメージしたらしい、3分満たな
い短い曲だが、妙に満足感を得られる曲だ。
6.「IT'S SHOWTIME!!」・・・シングルバージョンではドラムは打ち込みだったが、アルバム
ではシェーン・ガラースのドラム演奏でのバージョンに差し替えていて明らかに迫力があり
かっこいい!なぜこちらをシングルで出さなかったのか疑問だった。
7.「愛と憎しみのハジマリ」・・・曲タイトルからしてなんとなく昼ドラっぽい(笑)が、なんでも
稲葉さんはイラク戦争の事からインスパイアされていたらしい。歌詞を読むとけっこう深い。
案外好きな曲である。
8.「BIG MACHINE」・・・サウンド、稲葉さんのボーカル共にけっこうヘヴィであるが、実は
歌詞では「RUN」のようにB'zの事を歌っている。15周年だったこともあるだろう、しかし
このアルバムからすでに10年も経過しちゃってるのは早すぎるよね・・・・(遠い目)
9.「Nightbird」・・・このアルバムでは数少ないバラードの1曲。もう1曲のバラード13が
名曲すぎるためにスルーされがちだが、サビメロの良さと松本さんのギターが素晴らしい。
10.「ブルージーな朝」・・・ジャズテイストな曲。松本さんらしいギターリフがまたいい。
歌詞の「雨が降り出した 傘を持ってきてない」の場面はあるあるで納得した(笑)なんと
なく気だるい雨の朝をイメージさせる曲だ。
11.「眩しいサイン」・・・イントロメロディがなぜか懐かしい雰囲気を感じるのは意図的に
したものか?ファン歴が長いB'zファンが聴けば絶対懐かしいなぁ、と感じるだろう。
個人的にも13の次にこのアルバムで好きな曲だ。アウトロのアルペジオが哀愁がある。
12.「CHANGE THE FUTURE」・・・オリエンタルなギターリフが特徴のハードナンバー。
ギターソロも重厚で長い、稲葉さんのボーカルも同様に重さを感じる。
13.「ROOTS」・・・アルバムのラストを飾るバラードナンバーでB'z史上でもかなりの出来
だと思われる超名曲!流浪の旅をしているかのような歌詞と情調的な泣きのギターソロ
、静かにフェードアウトするアウトロ、全て完璧な1曲。03年の年末に放送されたアニメ
「ブラックジャック 命をめぐる4つの奇跡」のエンディング曲としても印象的に使われており
、当時見ていた僕はストーリーの素晴らしさと曲の良さが相まって感動してしまった。
自分でバラードベストを作るなら必ず入れることにしている。
2003年に15周年を迎えたB'zはベストアルバムではなくオリジナルアルバムで勝負して
きた。それがこのアルバム。タイトルの意味はファンやスタッフと共に大きくなっていった
【BIG MACHINE=B'z】 という事らしい。
アルバム発売は9月だが、3月にとんでもないチャート記録を叩き出し話題になった。
シングル「IT'S SHOWTIME!!」と同時発売した旧作8cmシングル10曲(を12cmマキシ
シングル&リマスタリング)がデイリーチャートを1位から11位までを独占するという
とんでもない偉業をやってのける。
ただ、週間チャートでは2位に当時超大ヒット&ロングヒットしていたSMAPの「世界に一つ
だけの花」がランクインしTOP10独占とはいかなかったものの、2位以外の1位、3位~12位
をB'zだけで席巻した。こんな記録は今後も生まれることはないだろう。
アルバムはというと、傾向としては『LOOSE』や『SURVIVE』に近いロックとポップが上手く
混ざり合ったバランスの取れた内容であり、聴きやすい。今回久々にレビューするために
聴くと良さがわかった。当時はかなり地味だった印象だったのだけれど・・・
やはりラストを飾る「ROOTS」が本当に素晴らしい。この曲がもし収録されていなかったら
さらに地味な印象になっていただろう。(現に「ROOTS」は急遽収録が決まったらしいので
そう思うとヒヤっとする)
再び次回作はかなりハードな作品となっている。聴き込んでレビューしたい。
『BIG MACHINE』の個人的評価・・・★★★★(A評価:発売10年経って良さがわかった)
Youtubeさんで見つけました!「ROOTS」です。このエンディング良かったなぁ・・・
ちなみにブラックジャックも大好きです、はい。
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