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JUDY AND MARY 『THE POWER SOURCE』 - アルバムレビューvol.23

2013年03月29日 12時19分56秒 | さ~そ


1. BIRTHDAY SONG / 2. ラブリーベイベー / 3. そばかす
4. KISSの温度 / 5. Happy? / 6. Pinky loves him / 7. くじら12号
8. クラシック / 9. 風に吹かれて / 10. The Great Escape



ふと、この時期になると聴きたくなるアルバム。それがジュディマリこと
JUDY AND MARYの4thアルバム『THE POWER SOURCE』だ。


1993年のデビューから2001年の解散まで、9年間の活動で彼ら最大のヒット作に
なったこのアルバムは、97年の3月末にリリースされた。僕の15歳の誕生日の
翌日に発売なので、今でもよ~く覚えている。親戚の叔父さんに買ってもらったからだ。 


今でこそ、ジュディマリ(あとバンド名の頭文字を取って「JAM」とも言われる)は伝説の
バンドになっていて、いまだにフォロワーが沢山いるのだが。活動していた当時の人気
っぷりは相当なものだった。ボーカル・YUKIのカリスマ性が半端じゃなかった。


90年代、ボーカル女1人、他男3人の形体のバンドはリンドバーグがいたが、ジュディマリ
の大ブレイクによりリンドバーグの勢いは失速していった。ちなみに僕はリンドバーグも
大好きですが。


95年に名曲「Over Drive」をリリース、50万枚を超えるヒットになる。そして年末には3rd
『MIRACLE DIVING』をリリースし90万枚を超える大ヒットに。そして翌96年に
アニメ「るろうに剣心」の初代OPテーマ「そばかす」をリリースするや、初の1位に加えて
初の100万枚セールスを記録し、大ブレイク!4thALはそんな中、リリースされた。


1は当時FujiFilmのCMソング(反町隆史が出ていた)に起用された、不思議なメロディ
を要する1曲、YUKIの独特の世界を表現していた。


2はジュディマリぽさ全開のパンキッシュロック。よくわからない歌詞も面白い。


3は説明不要の大ヒット曲。後にしょこたん(中川翔子)がカバーして再び話題になった。
ちなみに歌詞は「るろ剣」の世界観とはまったくの無関係だ(笑)


4はスロウテンポな曲。この曲もこの頃のポップなジュディマリらしい。


5はサビでハジケ具合がかわいいのが特徴、後に木村カエラがカバーしている。


7はタイトルは「くじら」なのだが、8cmシングルのジャケットではなぜか「くま」のぬいぐ
るみのお腹に12と書いてあり、僕は当時意表をつかれました。にぎやかなロックチューン。


8は僕がジュディマリで一番好きな曲。PVで赤いドレスを着たYUKIが超絶のかわいさだ。
メロディ、歌詞、演奏すべてが素晴らしい名曲。ただ8cmシングルジャケットでは犬の
交尾の写真を使っているのが意味不明だ(笑)、後にいきものがかりがカバーした。


9も切ないメロディと歌詞で、隠れた名曲だと思う。TAKUYAのギターの音が印象的。
シングル化されても売れていただろうな、と今さらながら思う。


10は後にリリースしたベスト盤のタイトルにもなっている曲で、ラストをスパッと終わらせ
るようなパンキッシュロックだが、9のような切ないメロディがこれも印象に残る。
 


全10曲、というコンパクトに収まりながらも満足度は高い楽曲たち。
これが当時のポップさが絶頂だった頃のジュディマリの傑作になっている。
97年のオリコンアルバム年間4位を記録し210万枚のビッグセールスだった。


ただ、ジュディマリはこれ以降、また少しずつ音楽性が変化してくのだった・・・・ 


今は、YUKIさんはソロとして活動しているが、40歳を超えてもあの可愛さは一体
どうなっているんだろうか・・・ソロのYUKIさんからファンになった人にはぜひとも、
JUDY AND MARYにも触れてみてほしい。


 


『THE POWER SOURCE』の個人的点数・・・・・★★★★★★★★★☆(9.5点)


では、YouTubeから「クラシック」をお送りします。YUKIちゃんかわいい。





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