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Avril Lavigne 『Let Go』 - アルバムレビューvol.33

2013年04月28日 10時21分04秒 | Avril Lavigne


1. Losing Grip2. Complicated / 3. Sk8er Boi
4. I'm With You5. Mobile6. Unwanted7. Tomorrow
8. Anything But Ordinary / 9. Things I'll Never Say / 10. My World
11. Nobody's Fool / 12. Too Much To Ask13. Naked


 


久々です。みなさんGWはどのようにお過ごしですか?今年はそんなにいらないのに
10連休という、人間を堕落させるには十分すぎる期間の休みをもらい、すでに連休明け
の心配をしております(笑)


さてブログでは今回から4回連続で僕が大好きであるアヴリル・ラヴィーンのオリジナル
アルバムの1stから4thまでをレビューしていきます。ま、突発的な思いつき企画です。


今やすでにデビューして11年が経つアヴリルですが、まだ28歳。デビュー時の2002年で
まだ17歳という若さでした。僕の中でカナダ出身のミュージシャンといえばラッシュ、ブライ
アン・アダムス、そしてこのアヴリル。この1st『Let Go』でアメリカで大暴れ!(笑)


そんな初々しさが残る、1st『Let Go』をレビューしていきます。
この雑踏の中で小柄な金髪の女の子が腕組みしてこちらを見据える、というか睨む
このジャケットも彼女のイメージをよく表しています。奥さんは当時、ジャケ買いしたらしい。


1「Losing Grip」・・・静かなアコギとエレキのイントロから入る1曲目。突然サビからヘヴィ
 なサウンドとアヴリルのドスの効いた声が響く、正直この曲で初見リスナーは面くらっただ
 ろう。僕もその1人。21世紀に新たなロックスターが登場した瞬間だった。


2「Complicated」・・・そして本当のアヴリルの初登場曲がこれ。僕はあまり覚えてはいな
 いが、多分TVKテレビの「ビルボードTOP40」を見ていてこの曲がチャートをぐんぐん
 昇っていく様を見て気になったのがアヴリルを知った最初だったと思う。事実このデビュー
 曲は全米2位にまで上昇したサビのメロディが秀逸で今聴いても新鮮だ、素晴らしい。


3「Sk8er Boi」・・・パンクロック調の明るい曲。デビュー時の頃のアヴリルはなんかもう、
 今みたいな感じではなくかなりなやんちゃないたずら小僧みたいだった(笑)この曲は
 そういうイメージを持たせてくれた曲だった。


4「I'm With You」・・・うってかわってバラード曲。2に続き3も全米10位を記録したあとに
 この名バラードもシングルカットされ最高4位を記録する大ヒット!サビでのアヴリルの
 シャウトは胸打たれるものがある、初期のバラードではかなりお気に入りの曲だ。


5「Mobile」・・・まだそこまでの歌唱力がなかったアヴリルだが、この曲では低音と高音とを
 上手く使い分けて歌っているのがよくわかる。サビメロがひたすら心地よい。


6「Unwanted」・・・雰囲気は1によく似ている。このアルバム中では一番ヘヴィだろう。
 後の2ndアルバムはこういう曲が目白押しで凄いことになるのだが。この曲でその片鱗を
 聴くことができる。17歳でここまでの曲を作るのは凄すぎる。


7「Tomorrow」・・・アヴリルの弾き語りで歌われるミディアムテンポなバラード。6とは
 正反対なサウンドでアヴリルの声も素直な感じで好感が持てる。少しミシェル(ブランチ)ぽい


8「Anything But Ordinary」・・・エレキのイントロのリフが良い。個人的にこのアルバム中
 で一番好きな曲がこれ。17歳のアヴリルでなければ作れなかったであろう超名曲!サビ
 はどこか懐かしさを感じさせるメロディラインでアヴリルのすっきりしたボーカルも素晴らしい
 、またこういうサビメロの曲を作ってほしいとは思う。


9「Things I'll Never Say」・・・1stは気持ちのいいアコギのイントロが多いがこの曲もそう。


10「My World」・・・おそらく1stのテーマ曲的な位置な感じがするがそう思うのは自分だけ?
 特にこの曲でもアヴリルは楽しそうな演奏をしている雰囲気を感じる、心なしか切ないメロ
 ディが妙に惹かれる。


11「Nobody's Fool」・・・アルバム中で唯一、少し弱いかな、と感じた曲。ただコーラスが
 印象に残る。


12「Too Much To Ask」・・・アルバム終盤でリスナーを離さない曲。ヘヴィな面とアコー
 スティックな面が上手くマッチした良曲。アヴリルのドスの効いた声も効果的である。地味
 ながらけっこうお気に入りだ。


13「Naked」・・・いかにもラストっぽい曲で、雰囲気は12にも近い。2ndに繋がるような
 ダークさも兼ね備えているのが特徴。この曲もけっこう好きだ。


 


以上。1st『Let Go』をずらずらとレビューしてみましたが、やはり2002年当時にアヴリル
がデビューして音楽界が一変したように思う。前年01年にはミシェル・ブランチがデビュ
ーして賑わせたが、アヴリルでさらにとどめを刺すように、第二のミシェル、アヴリルを
目指さんとばかりにシンガーソングライター、それもロックシンガー系の新人が多くデビュー
した。


しかし、10年経ってシーンに残っているのはミシェルであり(まあミシェルはその間のリリース
自体がないわけだが・・・)このアヴリルだった。やはりアヴリルのこの1stの存在は大きな
ものだった、全米だけで600万枚を売り上げるメガヒットになり、一躍彼女はスターダムに
のし上がった。


アルバムジャケットのアヴリルの目は獲物を狩るような鋭い目をしている。腕組みして
ふてぶてしささえも感じるが、これは自身の表れだろう。このジャケットを見てつい買って
しまった人もかなりいるんじゃないだろうか。(いわゆる「ジャケ買い」) 


中身はアコースティックな雰囲気が多く、それにロックを上手く折り交ぜた最高の
ポップアルバムになっている。


そんなアヴリルだが、それから2年後の2004年にはさらにロックな面を強く昇華させた
とんでもないロックアルバムを誕生させてしまうのだった。 


 


『Let Go』の個人的評価・・・・・・★★★★★(S評価:とにかく衝撃のデビュー作!)


ではではYoutubeから「Complicated」「I'm With You」の2曲をお送りします。
衝撃デビュー曲と名バラード曲、ご堪能ください! 






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