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Avril Lavigne 『Under My Skin』 - アルバムレビューvol.34

2013年05月01日 09時36分08秒 | Avril Lavigne


1. Take Me Away2. Together3. Don't Tell Me / 4. He Wasn't
5. How Does It Feel / 6. My Happy Ending7. Nobody's Home
8. Forgotten9. Who Knows / 10. Fall To Pieces
11. Freak Out12. Slipped Away



もう5月に入りましたね、早い。昨日は異常なほど体が疲弊して寝込んでいました・・・
ブログもなかなか手をつけられない感じでした。GWもあまり長いのは考えものです。


さて、今回は最強のロックアルバムであるアヴリル・ラヴィーンの2ndアルバムである
『Under My Skin』をレビューします。今から9年前、2004年の作品です。


1stで全米をはじめ、日本でも人気が爆発したアヴリル。そのハジケたキャラのアヴリル
ですが、2ndは思いっきりヘヴィなロックを聴かせてくれます。


1.「Take Me Away」・・・しょっぱなからヘヴィロックで飛ばしてきます。サビでのアヴリルの
 熱唱は思いっきり心を掴みにきます。もうかっこいいのなんのって・・・1stから歌唱力がパワ      ーアップしてるのがわかります。


2.「Together」・・・間髪入れずにピアノのイントロにゾクゾク。1と合わせてすごい迫力のボー
 カルを聴かせるアヴリル。なんていうか僕個人としては1と2のためにこのアルバムを買って もいいんじゃないか、と思わせてくれるパワーを感じます。素晴らしいの一言。


3.「Don't Tell Me」・・・アルバムからの1stシングルで、全米22位を記録。切ないメロディの
 ロックバラードに仕上がっている。2ndはこういう曲がほとんどを占めるのだが、こういう曲
 こそアヴリルの真骨頂だと思う


4.「He Wasn't」・・・アルバム中、唯一といってもいい明るいメロディ展開のパンクロック。
 1stの「Sk8er Boi」に近い雰囲気を持つ。ある種、このアルバムにはなくてはならない
 曲、他の曲がすべてヘヴィなので箸休めにちょうどいい。


5.「How Does It Feel」・・・静かなイントロにストリングスも挿入されている曲。アルバム中
 では少し弱いか・・・哀愁漂うメロは印象的。


6.「My Happy Ending」・・・アルバムからの2ndカットシングル。全米9位、母国カナダでは
 1位を記録。個人的にアヴリルの一番好きな曲。全てが完璧だと思う。アヴリルの良いところ
 を全て凝縮したロックバラード!アルバムのちょうど真ん中に配置されている。当時、聴きま
 くった事を思い出す。アヴリル=この曲 というイメージになる。


7.「Nobody's Home」・・・3rdカットシングル。全米41位を記録。エレキのイントロから始ま
 るこれもロックバラード。ダークな雰囲気がたまらない。


8.「Forgotten」・・・なにやらホラーっぽいイントロ(笑)ある種、アルバムのイメージはこの曲
 の超ダークな雰囲気を表しているのだろう。途中の変調とアヴリルのボーカルが圧巻!


9.「Who Knows」・・・6に少し近いメロディラインのこれもロックバラード。ダークさはあまり
 感じられない。


10.「Fall To Pieces」・・・9同様にダークさは影を潜め、比較的明るいメロのポップな曲。
 ラスト2曲を前にほどよい感じで聴ける。


11.「Freak Out」・・・ディストーションが効いたギターのイントロから始まるロックな曲。ライブ
 でもよく歌われる曲で僕もお気に入りの曲である。アヴリルのボーカルスタイルが広まった
 と感じさせてくれる、力強いだけでなく抑揚を上手く付けられるようになった。


12.「Slipped Away」・・・ラストを飾る静かなバラードだが3分弱でさらっと締めてくれる。


 


以上12曲。どちらかというと前半が相当にヘヴィな曲が目白押しという印象。1~2で完全に
ノックアウトされてしまうと、ハマってしまう(笑)アルバム全体にダークさとヘヴィさが支配し、
1stのような抜けた明るさは感じられないが、そこがまたこのアルバムの良さだろう。


1stでも度肝を抜かれたが、さらに2ndではぶったまげてしまった。こんなにもロックな作品を
作ってしまうとは、アヴリルの才能には感服するばかりだった。まさに完璧なロックアルバム
だった。


ジャケットもモノクロで腕に赤くバツと描かれたアヴリルが見据えているのが印象的だ。
ゴスロリに近いフリフリのスカートがまた似合う。1stもそうだったが、この2ndのジャケット
でもアヴリルの目力にやられてしまう・・・僕の大好きなジャケットでもある。 


アルバムとしても全米1位、さらに全英1位、日本でも1位で100万枚を売り上げる。当然
カナダでも1位と1位づくしのこのアルバム。1stと2ndで完全にロッククイーンとなった
アヴリル。3rdではどんな凄い曲を聴かせてくれるやら、と思っていた。


3rdまでには3年を要したが、その3rdアルバムでは「なんじゃ、こりゃあ!」とリスナーが
びっくりしてしまう曲たちが待ち受けていたのだった・・・・・


ともかく2ndはヘヴィなロックがお好きな方には大好物だろう。僕のマスターピースだ。
ずっと聴き続けるであろう大傑作でした!万歳アヴリル!


 


『Under My Skin』の個人的評価・・・・★★★★★(S評価:文句なしのロックアルバム!) 


それではYoutubeさんから「Don't Tell Me」「My Happy Ending」2曲をどうぞ!
てかなんでPVでのアヴリルは基本あんなに不機嫌そうなのばっかなんだ?(笑)






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