「勉強嫌い」「勉強が苦手」な生徒のためのマンツーマン指導   唐津 Oishi塾 

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「利他のすすめ」 by M先生

2011年11月13日 | 講師研修



第2回目の講師研修会。
M先生の今回の課題本は「利他のすすめ」
去年私が読んでめっちゃ感動した「働く幸せ」の続編です(たぶん)
分類上はビジネス書だけど、教育書としても一流の本。
社長さんは経営者としてだけではなく、教育者としても一流。
では、M先生のレジュメです。


「利他のすすめ」

★概要
業界トップシェアを誇る「チョーク会社」である日本理化学工業は、従業員の7割が知的障害者である。
この会社の社長が長年雇用していく中で得た「知恵」を通じて、人間の生き方を考える。

★ピックアップしたい内容

1.人を育てるー これは実に骨の折れることです。
  時間はかかりますし、辛抱もしなければなりません。
  <中略>周りの人が、その小さな成長に眼を向け、励まし支えることで、
  その人は必ず育っていくのです。

2.「普通はこうやる」という方法を教え込もうとしていたから、うまくいかなかったのです。
   当たり前を押しつけようとしていただけなのかもしれません。

3.その気持ちに応えるために私たちがやらなければならないのは、
  一人ひとりの特徴にあわせて工夫をすることです。
  それぞれの理解力に合わせて作業工程を工夫したり、伝え方を改めることで、
  彼らは必ず「自分にできること」を見つけることができます。

★現状への応用

1・学校の勉強、点数ばかりに重点を置かず「人を育てる」意識を醸成する。
→時間はかかるが、宿題・時間の遅れ・学校での態度など根気づよく話していく

2.一つの指導方法にとらわれないで、今一度「個に応じた指導を!」
→各人の能力に応じてテキストや宿題を決める。

3.成長を見逃さない!
→子どもは必ず成長する所があるので、小さな変化にも注視して、たくさん「褒めること」




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