オリジナルは、かなり古い曲。
ペドロ&カプリシャス時代に歌った曲だ。
この曲は、私の弱点をあらわにする曲で、切なくて、胸が締め付けられるんだ。
歌詞五番街へ行ったならば
マリーの家へ行き
どんなくらししているのか 見て来てほしい
五番街は 古い町で
昔からの人が
きっと住んでいると思う たずねてほしい
マリーという娘と
遠い昔にくらし
悲しい思いをさせた
それだけが 気がかり
五番街で うわさをきいて
もしも嫁に行って
今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい
最後の「寄らずにほしい」が、泣かせる。
たーくさんの人の心を、自分の弱さから傷つけてきたなぁ。。。
思えば思うほど、この曲が切なく悲しい。
「過去と他人は変えられない」・・・ そんな気安くよく言うよ!
でも、なぜか、戦うエネルギーを思い出させてくれる曲でもある。
不思議だ。
交流分析を語る際に、よく引き合いに出す、この曲を久しぶりに聴いてみた。
たとえば共依存。
表面的には「依存する人」と「依存される人」の関係。
お互いに、この関係に依存する中で、互いの距離関係を見失い、苦しむ中で、この関係が崩壊する瞬間が、やがて訪れる。
しかし、痛い思いをしたはずなのに、やがてまた、この関係に入っていく。。。
この曲も、依存関係の中に戻っていってしまう主人公の「わかってはいるけど、どうしても繰り返してしまう」が、みごとに描かれている。
依存関係に墜ちることの意味・・・この濃密なストローク交換の味は、漠然とだが、「関係の不安定さに振り回される感覚」なのではないかと思う。
意識的に距離をとったり、相手を心配して近づいたり。。。
お互いに距離感を調節しながら関わることは、一見、適切に見える。
しかし、距離が安定しない分、自分を見失ったときに距離感覚が”ブレる”。
この揺らぎこそが、濃密な心理ゲームの”蜜の味”であり、依存し合う関係の醍醐味じゃないかと思う。
すなわち、「今度こそ、適切な距離関係で関われば良い」・・・は、一見適切に見えるが、それはやがて
「距離がちょっと遠いな」
「ちょっと心配だな」
「ちょっと距離を離した方がいいな」
という、ゲームの誘惑に繋がる。
「近づきすぎなければ大丈夫」と思う段階で、自分の内側から依存関係の誘惑を受けている。
「距離が近すぎることが依存を深める」のではなく、距離がしっくりこないことが、互いの距離関係の調整の必要性という”罠”の原因になるのではないか?
従って、距離の近い・遠いではなく、お互いに安定した一定の距離を保てる関係の枠組みをまずしっかりすることの方が、むしろ必要なのだろう。
ぼーっと考えていて、そういう結論に達した。
直感だけど。
このブログのメイン・コンセプトになってる曲です。
左に貼り付けてある動画も、ヴァニラ・スカイの映画シーンと、この曲ですね。
孤独感を感じることが多くなった。
本当に孤独なのだろうと思う。
そんなとき、この曲を、聴きたくなる ・・・いや、違う。
そんなとき、この曲を、歌いたくなる!!!
二次会カラオケ、酔っぱらっていたら、必ず歌いたくなる。。
(どこが孤独だよ)
いや、孤独だ。
人間って、不思議なものです。
挑んで、戦って、もう頑張れないくらい傷を負って、疲れ切って、それでもなぜか、一歩、歩ける。
もうダメだと、投げ出したつもりでも、なぜか、また一歩、歩いてる。
ふるさとへ 向かう最終に乗れる人は 急ぎなさいと
やさしい やさしい声の駅長が街なかに 叫ぶ
振り向けば 空色の汽車はいま ドアが閉まりかけて
灯りともる 窓の中では帰りびとが笑う
走りだせば 間に合うだろう
かざり荷物を ふり捨てて
街に 街に挨拶を
振り向けば ドアは閉まる
街に、街に、挨拶をしているときの気持ち。。。
もうちょっと、頑張れるかも知れない。
ちょっとプライドもある。
だから、街に挨拶をしながら、汽車のドアが閉まる様子を窺う。
「あーあ、閉まっちゃった!」 とため息をつく。
でも同時に、心のどこかで、ちょっとホッとする。
そして 手のひらに残るのは白い煙と乗車券
涙の数ため息の数 溜ってゆく空色のキップ
ネオンライトでは 燃やせない
ふるさと行きの乗車券
人間の強さと
人間の弱さと
人間の人間らしさを
見事に描いた、小さな名曲です。
挑んで、戦って、傷を負って、倒れ、そしてなぜか、また一歩、、、無意識に立ち上がろうとしている、、、、、
人間って、やっぱり、そんなファイターだと思う。
【日々成長】
燃え尽きから回復した私が、いつも切にしている曲。
世の中、「頑張っていれば必ず誰かが助けてくれるよ。だから一人で戦わないで。君は一人じゃない。」みたいなものが多い。特に日本の曲には、そういうものが多いような気がする。
でもこの曲は、「一人で戦うのは本当に大変だけど、自分を信じれば、ひとりでやれるんだ」っていう、個人主義。
これがすごく好きなんです。
自分を癒すこの曲を、今日は、疲れた人、でも未来に向かって進もうとしている皆さんに送ります。
(って言っても、、、誰がこのブログ見てるんだ?、って 笑)
There's a hero If you look inside your heart
自分の心の中を見つめてみてごらん、そこにヒーローがいるよ。
You don't have to be afraid Of what you are
自分らしくあることを怖がる必要はないんだ。
There's an answer If you reach into your soul
そしてもし魂にまで辿りつけたら、そこに答えがあるんだよ。
And the sorrow that you know Will melt away
悲しいと思っていたって、それが溶けてなくなるだろう。
And then a hero comes along With the strength to carry on
そして、その後ヒーローが表れて、やり遂げる強さをくれる。
And you cast your fears aside And you know you can survive
恐れなんてどこかにいって、そして君は勝ち残れることを知る。
So when you feel like hope is gone Look inside you and be strong
だから、希望が無くなってしまったように思ったら、自分の心の中を見つめて強さを取り戻すんだ。
And you'll finally see the truth That a hero lies in you
そうしたら、最後に君は、本当に自分の中にヒーローがいるとわかるだろう。
It's a long road When you face the world alone
たった一人で外の世界に向かおうとしたら、それは長い道だ。
No one reaches out a hand For you to hold
誰も手を伸ばし手を取ってなんてくれない。
You can find love If you search within yourself
そのとき、自分自身を見つめてみたら、そこに愛があるのがわかるんだ。
And the emptiness you felt Will disappear
そしたら、君の感じている「空虚」が、消えていくだろう。
And then a hero comes along With the strength to carry on
And you cast your fears aside And you know you can survive
So when you feel like hope is gone Look inside you and be strong
And you'll finally see the truth That a hero lies in you
Lord knows Dreams are hard to follow
夢を追うなんて、どれだけ大変なことか。
But don't let anyone Tear them away
でも誰にも打ち砕かれちゃ、いけない。
Hold on There will be tomorrow
諦めないんだ。明日だってある。
In time You'll find the way
そうやっていると、道は見つかる。
And then a hero comes along With the strength to carry on
And you cast your fears aside And you know you can survive
So when you feel like hope is gone Look inside you and be strong
And you'll finally see the truth That a hero lies in you
(日本語訳は、忙しい私の適当な直訳です・・・ごめんなさーい)
燃え尽きても、エネルギーが無くなっても、自分の思いを、想いを、離さないこと。
一歩ずつでも、半歩でも進めるならその半分だけ進んでみる。
進めないなら、自分に休もうか、って声をかけてみる。
他者との関係より、自分自身をしっかり見つめ、自分を信じることが大切なんだと、教えてくれるから、好きです。
古内東子の3枚目のアルバム『Hug』の中の曲ですね。
なつかしぃなぁ......
30歳そこそこの頃だったよ(笑)
車(当時はレガシーに乗ってた)を運転しながらこのCDばかり聴いていた時期があった。
あの頃はあの頃で、仕事がきつかったなぁ。。。
秋の夜中、夕張の道道を一人で走ってたっけ。
何年かが経って友達に会ったら
彼女達は輝いていた
本当のキスの味 胸を打つ鼓動
みんなみんな知ったからなのね
好きな人くらい私にもいるのよ
でも私が輝いてないのは何故?
人をだますこと 自分を飾ること
覚えてしまったから?
素顔を隠しても
この心ごと愛されない
たとえ運命の人に突然出会えたとしても
今聴くと、なんだか微妙な歌詞ですね、、、って、また交流分析的に考えてる(笑)
最後のスキャットが、特におしまいの「ドゥラルラ」とかいうのが、なんだかかわいいですね。
んん? 「ドゥダウワ」?
それとも「ドゥダウラ」?
まぁ自然体でいきましょう。
そしたら私も輝く・・・はず!?
大好きな曲。
また紹介しちゃいました(^^;
「いつもOK、OK言ってくれる、あなた」 私は、このキャラを、なんだか本当に目指したいと、強く思っている。
これは、勉強や練習でなれるものではなく、まさに「その人自身の個性」として、これまでの成長過程の中で培ってきたものだ。
もちろん、その個性を磨くか磨かないかは、本人の自由だ。
磨いてみたいと、思っているんだ。
2年間の苦しみを抜けて、完全に立ち直りました!
これはね、本当にしんどいものだったですよ(笑)
自分の根源的な「歪み」の根本が、中学時代の担任との神経戦ではなく、その奥にある「別な時限の戦い」にあり、そしてそれは実はもっと過去から私に重くのしかかっていたのだろうというところまで見えてしまったのだから。
でも、そんな過去を悔やんでいるじゃないんですよ。
今の自分の「不適応」な部分の源流がそこだとわかったのは、「今、ここ」の自分を成長へ導き、そしてこれからの自分の生き方をより良いものにしていくための大きなカギになることが、わかっているからこそ、あえてそこにどっぷりと浸かってみた。。。いや、前から書いているように、全身が浸っては完全に飲み込まれる危険が高いから、片足だけは必ず残しておく、この感覚が大切で。。。
でも、本当にしんどいしんどいものでした。今回は、本当に本当にしんどかった。
というのも、その作業の最中に、学校関係との深い関わりが始まってしまって。。。これももちろん、自分の成長に繋がるものだと確信してトライしたんだけど、さすがに「偉い先生」との関わりでものすごいストレスに見舞われてしまった。
そう。私の過去には、「先生と上手くやれない」という経験がずらりと並んでいて、今、SGEの後遺症を引きずっている自分があえてその最中にこの世界に飛び込んだら、こういう危険があるのははっきり認識していたのですが、、、やっぱり、ひどかった。。。
というわけで、先生との関わりのストレスに苦しみながらもなんとかがんばって「これまでの失敗の繰り返し」にならないようにして、そしてうまくいったみたい!
その後、SGEリーダーコースの経験で、あの2年前の精算をして、自分の根本的なものを見つめることができた。
うん。そうやって、自分の生きにくさをみごとに把握したよ。
そんな完全復活の私が今送る、この曲、この演奏。
若きラリー・カールトンの、本当に自由なギター・ソロを聴いて欲しいんですね。
これだけ自由に自分を出せる。。。 うーんやっぱり、いいよねー
アケビ四十八なんていう似合わない曲を紹介したお詫びとして、いつもの空気を。。
でも、この曲、じつは好きじゃないんだ。。。
なぜ嫌いなのか?
理由のひとつは、この歌詞にある。
縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布は いつか誰かを
暖めうるかもしれない
俺は、「男尊女卑」の典型のように言われ、クズ男として毛嫌いされることがある。
「俺は縦糸。女はただの横糸だ」と、見下しているように見えるらしい。
どうしてかわからないが。
ふたつめは、「きれいな心」をもたないところにある。
この歌詞のような世界が、全く似合わない。
まぁ月の裏側の存在みたいなもんだ。
これは仕方ないのだ。
人間の心って、あなたのようにきれいじゃなくても、いいのだ。
そう思わない?
思わない?
そっか。
さぁアケビ48の曲、初登場です!
(初めて見たとき、こう読んでしまった私)
とはいってもね、、、 なんだか秋元康氏の歌詞、ちょっと(交流分析的に)浅いものばかりでね。。。
だからこれまでも紹介できてなかったところもあります。
それにしてもこの曲、わけわかんないけど、疲れた心ごと網で一気にすくわれるような強引な元気をもらいますね(笑)
誰かと誰か 喧嘩していたら 間に入って握手させよう
・・・こんな、自らトラブルの中に入っていってどーする!?
とりあえず、タイミングを計りながら見ているのが大人のやり方なんだよ
どんな どんな こんがらがっても 糸をほぐして元に戻そう
・・・だからさ、間に入っていくからこんなにこんがらかっちゃうんだよ
大変なのは 君だけじゃない
生きてりゃ 角も立つだろう
・・・別に俺だけが大変だなんて言ってないんだよ!
さあ 頭を空っぽにしちゃおうぜ
・・・できるならとっくにしてるよ。
うーん、、、鬱状態の長引いている人には、かなり酷な感じのする曲だ。。。
まぁ、自分らしく、日々成長だね。。。
---おーっと。やっぱりいつもの自分の空気に戻ってしまった(笑)
過去の自分を、なんだかやたらと振り返っている自分がいる。
恥ずかしい過去。
情けない過去。
誰にも言えない過去。
レスター・ヤングの演奏には、霧がかかったような、漠然とした空気がある。
いや、これは霧がかかっているのではなく、、、涙か。。
泣かせるテナーだ。
自分の存在意義がゼロになった日。
今夜は泣かせて欲しい。
?
そっか。ダメか・・・
わかった。
わかったよ。
アール・ハインズ・・・ 聞いたことなかった。まぁジャズは広いねー^^;
ところでこのC Jam Bluesって、いわゆるリフ・チューンの典型ですね。なんと主旋律が「ソ」と「ド」の2音しかない・・・
単純にこそある、単純からこそ得られる、単純の中にこそ見られる、「感覚」の美が、この曲のどこかで躍動している感じがします。
いわゆる研ぎすまされていない原石の魅力とでも言いますか。
ジョーン・バエズ1960年の歌。
違う曲を探していて、ばったりと出くわしてしまいました(笑)
邦題「朝日のあたる家」として、日本でも有名な曲ですね。
以下は、Wikipediaより。
(日本語訳は、私によるものです)
The Animals' version transposes the narrative of the song from the point of view of a woman led into a life of degradation, to that of a male, whose father was now a gambler and drunkard, as opposed to the sweetheart in earlier versions.
アニマルズのバージョンでは、酒飲みでギャンブル好きの男のために堕落していった女性が語るという物語を、酒飲みでギャンブル好きの父親をもった男性に変えてある。
Earlier versions of the song are often sung from the female perspective, a woman who followed a drunk or a gambler to New Orleans and became a prostitute in the House of the Rising Sun (or, depending on one's interpretation, an inmate in a prison of the same name), such as in Joan Baez's version on her self-titled 1960 debut album, as was Jody Miller's 1973 single. The Animals version was sung from a perspective of a male, warning about gambling and drinking.
初期のバージョンでは女性の観点で、すなわち酒飲みのギャンブル好き男をニューオリンズまで追いかけて、そこで「House of the Rising Sun」の売春婦になった女性(あるいは同じ名称の刑務所の受刑者になったという解釈もある)であり、これはたとえばジョーン・バエズが1960年の同名のデビューアルバムで歌っており、またジョディ・ミラーの1973年のシングルも同様である。アニマルズのバージョンは男性の視点から歌われていて、ギャンブルや酒に溺れることへ警鐘を鳴らす意味合いとなっている。
なんだか、胸が締め付けられる歌詞なんですね・・・
I'm a-goin' back to new orleans
My race is almost run
I'm goin' back to end my life
Down in the risin' sun
訳は、しないでおこう。
そう。 「人生脚本」なのだ。。。
最近なぜか、古内東子を車の中で聴いています。
今聴いてるのは、名盤『Distance』。
今日はその中から、さりげなく流れる1曲を。
こたえなくていいのもう何も言わないで
冗談とばして笑ってみせて
嫌われても自分に素直でいたかった
ほかの誰かに恋が出来るまで
言葉返さないで
カウンセリングの勉強してしまうと、変なところが妙に気になるもんで。。。
「嫌われても自分に素直でいたかった」・・・ うーん、これはアサーティブなのだろうか? などと考えてしまう(笑)
ラリー・カールトンの小曲。
特に大袈裟な展開もなく、派手なサウンドもない、ただごく普通の曲。
だから、今、みんなに聴いてもらいたい。
頑張っているみなさんへ。
頑張ろうとしているみなさんへ。
疲れたでしょう。
少し、リラックスして、ちょっと頭脳と視界をクリアにできたら、いいな。。
そしてまた、もう少し、頑張れるかな。。。
みんな、お疲れ様!
なんか、そう言いたい気持ちの、今です。
明日から、1泊2日の研修。
頑張ってきます!