昔話をひとつ取り上げ、それに『セラピーのプロセス』を当てはめて、心理治療のアウトラインを説明してくれました。
会場は超満員。
正直、ものすごーく難しかった。。初めてみる昔話と、馴染みのないユング理論。。。
私の『理論面の基盤の弱さ』を思い知った感じです。
この昔話は、私にはどうしても、『無意識を見つめ、そこから得られる気づきによる治癒』というセラピーのプロセスとは見えず、『自我の弱い人間の超自我がイドの活動を抑圧している姿』に映ってしまってどうしようもなかった・・・
うーん、またまたネガティブなものの捉え方だなー
ちょっと自己嫌悪(笑)
やっぱり理論勉強ももっともっとしなきゃだめだ。。。と痛感させられました。
5月20日、勉強会行ってきました。
3月勉強会に負けず劣らずの素晴らしい勉強会だった。。。うーんみんなすごいなー
精神疾患の話でしたが、症状、分類から統計値や、時にはムービーまで飛び出して、本当に頑張って用意してくれた価値がありました。
その後、私の用意したビデオ『出会いへの旅』を鑑賞しましたが、ちょっと音が小さくて聞き取りにくかったと思います。。
これだけの内容で参加料が(会場費の参加者数割で)数百円ですよ!
こんなにお得なのも、講座仲間の絆が続いているからこそですね。
みなさん本当にありがとうございます。
そしてこれからもよろしくお願いしまーす☆
講師は清水先生。過去に10年間近くエンカウンター・グループに関わってきたとのことで、先生ご自身の心の中のエンカウンターグループのお話が聞けて、とてもよかったです。
鑑賞したビデオは『出会いへの道』・・・ロジャーズのエンカウンターグループの記録映画でしたが、私はそれを翌日の勉強会で鑑賞すべく用意していた・・・というわけで何回も見たビデオだったので、鑑賞後「画面に映っているが一言も喋らない参加者」について何か聞けるかと思い、へんてこりんな質問をしちゃいました(笑)
エンカウンター・グループって、なんか怖そう・・・途中で、その恐怖を肌で感じてしまった。。。でもまぁ私は強いから(??)、、なにせ”ファイター”なんで、、一度5泊6日くらいのエンカウンター受けてみたくなりました。
構成的グループエンカウンター(SGE)は、そういう恐怖はないので安全な空気に守られながら交流を図れるのがいいですね。
でも。。。ただのエンカウンター・グループってのは、、本当に恐怖・・まともに正面からぶつかっていくのは、これはバンジージャンプ並みの恐怖だ! 本当にそう思ってますが。
大変遅れてしまったのですが、先週土曜日に行われた『札幌フォーカシングプロジェクト』の5月例会の参加記録を残しておきます。
今回は、他の講座で知り合った方との同伴でした。初心者の人は、セッションのときには初心者同士にならないよう配慮してベテランの人と一緒のセッションとなるので、いきなりトレーナー勉強中の方とのセッションでちょっとだけ羨ましかった(と書きつつ思い出してみると、私の初体験はもっとすごい人、大澤美枝子先生の個人セッションだった)。。。
セッションでは、これまで約1年間の『心の中に何がいるかな?』みたいなセッションから、前回の『予めテーマを決めて行う』セッション、そして今回のセッション、と急速に変化してきています。
で、今回のセッションでは、いきなり”痛み、苦しみ、焦り”のフェルトセンスを感じたのですが、なんと、その原因(理由)を頭で考え、フェルトセンスがどう変化するかを見ていきました。
すなわち、じーっとまっていると『原因候補』が浮かんでくるんですね。それが浮かんできたら、それをその感じと照らし合わせてみる。何も感じが変化しなければ、それを取り除いて、またじっと待つ。。浮かんできたらそれが原因なのかフェルトセンスに聞いてみる・・・こんな感じでした。
・・・ってことは、もしかして、『苦しみ・焦り』のフェルトセンスを肩~首に感じながら、おなかのあたりでその原因となりそうなフェルトセンスを感じ、それを照合してみる作業。。。
2つのフェルトセンスを同時に見ていたんだ!
おぉ、フォーカシングの練習も着実に進んでいるなー。
よしよし(^^)
初めて参加させて頂いたのが昨年2月ですから、もう1年以上になるんですねー
その時の大澤先生の個人セッションで受けた”衝撃”の為か、これまでのセッションは時に事前にテーマを決めず、「何が出てくるかなー??」って楽しみにしながら自分を見つめていました。
今回、初めて、『あらかじめテーマを決めてそれについて自分を見つめる』というやり方をしてみました。
最初に、自分の悩みについて語っているうち、身体の中に『違和感』というか、いわゆるフェルトセンスを感じ、それを見つめようとしたその時、リスナーの方から「それを身体の外に置いてみましょう」という絶妙のタイミングでガイドが!
そのおかげで、またまたとても貴重なものを見つけることが出来ました。
うーん、やっぱり凄いぞ! フォーカシングは。
また来月もお世話になります。
1月に受けた養成講座&筆記試験から3ヵ月あまり。
今日、審査結果が郵送されてきました。
審査結果
1.合格です
審査経過
研修歴
1.初級教育COとして必要な要件を十分満たしています
実践歴
1.初級教育COとして必要な要件を十分満たしています
研究歴
2.十分とはいえませんが合格基準に到達しています
筆記試験
1.合格基準に十分達しています
というわけで、『研究活動』に少し重点を置くことが必要みたいです。さらに『要望事項』としてこう書いてあります。
『今後、次の点を中心にご研鑽くださることを期待します。①より幅広く研修を受ける。②ケースレポートを作成し、上級教育カウンセラーのスーパービジョンを受ける。』
より幅広くというのは、SGEも含めての事なのかなー・・それからスーパービジョンは必要ですねー。。。そろそろそういうレベルになってきているのかな、ってちょっと嬉しくもなります。
合否のみならず、審査でこれだけ細かくアドバイスをしてくれるなんて、、本当にありがたいです。
うーん楽しかったです!
風邪の疲れもあって途中からちょっと具合が悪くなってきたけど、そんなの関係なしに楽しんできました。
Aグループの友達感覚がなんとも気持ちいいなー
Cグループの空気と少し違った感覚で、とても新鮮。
今回はAの人達が本当にがんばってくれました。感謝感謝です!
で、内容はというと、2005年の産業カウンセリング全国大会で行われた講演内容の説明があったあと、そこからどんどん掘り下げ、深めて極めつつある『自分のカウンセリング世界』を披露してくれました。
いやぁ~感慨。。。
「負けてられん!」 正直、そう思ったけどあんなに深く理解してるなんて、すごいなぁ・・・羨ましかったです。
こうやってお互いに刺激し合ってレベルをどんどん上げていきましょう!
詳しくは勉強会ホームページで!
今日は、お勉強の日。
1. 朝、札幌フォーカシングプロジェクトの人たちの、2007年度の運営についての話し合いにちょっと顔を出させてもらいます(あまり長くいられないので・・SFPのみなさんごめんなさい)。
2. 道内に住むカウンセラー講座仲間の人とカウンセリングの話をしてきます(ついでにお昼も食べちゃおうかなと思ってます)。
3. そして午後は今年最初の勉強会です。
4. その後、(体調次第ですが)勉強会仲間と飲み会、、かな?(まだ未定ですが)。
『認知行動療法アドバンス』
講師は、北海道医療大学の坂野雄二先生。日本の認知療法の第一人者です。
感想。。。
素晴らしい! これまで認知療法(認知行動療法)について理解し損ねていた部分を見事に修正することが出来ました。こんなに素晴らしいものだったんですね。生まれて初めて認知行動療法を理解できた、そこまで言いたくなります。
そして、受講生の人達、口を揃えて言っていたのが「眠くなる暇がなかった」ということ。それだけ充実した6時間でした。
でも、何と言っても、一番感激したのは・・・
坂野先生の笑顔!
写真で何度か見ていた印象・・「ちょっとコワイ」が、講義の最初の1,2分で完全に吹き飛びました。
超一流の研究者であると同時に、超一流の臨床家の生の姿を見せて頂いて、感謝感激です!
「一緒にやろーぜ!」って思う人、いつでも声をかけてください!
待ってるよ!
生まれて初めて、カウンセリングの勉強で”手応え”を掴んだ感じ!
前回の逐語1では、先生に褒められたけど、私自身どうしてこういう面接になったか分からないままという感じだった。
今回は、前日の反省もどこかに吹き飛び、またまた「俺って、、ダメダメだぁ~」状態の連続。遂に意見を言う勇気すら失っていた。。
でも! なんか、 いい! これを待っていました! って感じ。
この刺激、カウンセリングの勉強していて初めて味わう。ちょっとした屈辱感・・・だからこそ開き直って自分のやり方を正面から見つめられる。この経験から、とてもたくさんのものを学べる。。
大きく考えてみて、やっぱり、自分の心の中にある『カウンセリングとはこういうものである』が全く未熟だったということ。そうそう。みんなのカウンセリングは『自由』、私の面接は『不自由』。みんなのカウンセリングは『自然』、私のカウンセリングは『不自然』。教科書的な『こうするもの』を探していたんだなぁ。劣等性ゆえの歪みだったような気がする。
なんかこの『またひとつ成長しそうな手応え』、とても嬉しい・・・・・・丁寧かつ的確にアドバイスしてくれた先生に、そして本物の研修の空気を見せてくれた受講生の方々に、感謝です。
今度は、この空気が「物足りない」と感じるくらい成長していたいです。
自然体で自由なカウンセラーを目指してみよーっと。 そうそう!その調子!
次は日曜日、会員特別研修『認知行動療法アドバンス』です。
昨日は、久しぶりの逐語検討。
でも、さすがにレベルが高いなー・・・参加者の録音(30分程度のロールプレイ)聞いても何がなんだか分からず、トンチンカンな意見ばかり言って、一人だけ完全に浮いてました。
なんていうのか。。。 養成講座当時から他の人たちと意見がズレまくっていたのがまたここに来て出てるなって感じ。自分だけ頭おかしいんだよなぁ・・人の心が分からないのはカウンセラーとして致命的なんだろうな、そう思いながら帰宅しました。
でも一夜明けて、今、思うのは・・・・・『分かったつもりでいるよりはマシなんじゃない?』
ネガティブをポジティブに変えて、さぁいよいよ今日は私の面接を皆さんに聞いてもらいます。
また闘うぞぉ!!
さぁどーなるでしょーか???おそらく・・・
今日は10時から札幌のリンケージプラザにおいて、札幌フォーカシングプロジェクト主催の『天羽和子さんによる「子どもとフォーカシング」の1日ワークショップ』が開かれます。
もちろん私も参加・・といいたいところですが、なにせ先週末は森川先生のシニア講座、今週末は明日・明後日と2日間シニア講座『逐語検討2』、来週末は会員特別研修『認知行動療法アドバンス(坂野先生)』と立て続け。。。この3連休を全部受講で潰すわけにはいかない・・・・・・
というわけで、残念ながら今日はお勉強はお休みして、お買い物に行ってきます。
フォーカシングのみなさんごめんなさい・・
こうやって書いてみると、なんかすごく講座漬けで苦しい日々を送っている様に見えるなぁ、、、でもそうじゃないんだな。このお勉強は本当に楽しい! だから続いているのだと思う。
向上意欲って、とても大切。
性悪説ではなく性善説、X理論ではなくY理論・・・・・これが人間尊重というカウンセリングの基本的立場。
何かをやらなければいけないという意識ではまともに勉強や研鑽を続けようという気持ちにはなりにくいですよね。必要最小限の義務をこなして得られるものは膨大なゲシュタルトのほんのひとかけら。
だから一人ひとりの『頑張るぞーー!!』というモティベーションを大切にしたい。。そう、それらが共鳴し合って、みんなの間でどんどん盛り上がって・・みんなで支え会って、与え合って、刺激し合って、向上し合う。
この姿を大切にしたいですね。
さあ、みんなでがんばろーぜ!
土曜日、午前は『カウンセリング・プロセス』、午後は『クリニカル・カウンセリング』。
講師は2つとも同じ先生でした。
うん、とても良かった。なんと言っても、今自分が悩んでいること、それに対する答えが先生の口からはっきりと出てきたのが、すごく心強かった!
前の日記に書いてあるように、『佐治ビデオ』を見て、大きなショックを受けました。それは、養成講座で目差していた『的確な応答』をできず苦しんだ後遺症みたいなものかも。とにかく『カウンセラーはクライエントの発言にひとつひとつ丁寧に応答しなければいけない』と思い込んでしまった。それが「すばらしいカウンセリング技法なのだ」と信じかけていました。
12月に練習会やったときには『話を聞いてくれている感じがしなかった』というコメントがありました。
1月に講座仲間で集まったときにも『劣等性』を自覚しました。
それで、ますます『頻繁に応答すること』を追い求める姿勢に変えようと思ったのです。
でも、土曜の講座で先生が強調したもの・・・「○○への応答だけじゃ、ダメ」ということ。「養成講座では、技法の基本の基本をしっかり覚えることが目的だから応答の練習ばかりしたけれども、じっさいにクライエントさんと接するときに○○への応答ばかりでは何にもならない。クライエントさんの話をしっかり聴くこと、クライエントさんの心をしっかり感じること。だからなんと言っても集中力」みたいな事を強調してくれて、あの『佐治ビデオ』を思い描きながら『これがカウンセリングか!』って、初めて自分なりのイメージを描くことが出来ました。
だから、、、、 おっと、1月末に30分のロールプレイ録音したやつ・・・必死で応答ばかり。。。やば!
今週末の『逐語検討2』が怖い(笑)
2月の11、12日に行われるシニアコース講座『逐語記録検討2』の際に提出し、検討していただく面接録音です。
なかなかむずかしいんですよね、これが。
9月の『逐語検討1』のときは15分間だったのが、今回は20~30分間となり、そんなに長くもつかなーってすごく不安でしたが、むしろ時間が足りないくらいで困りました。
私がクライエント役になったときも同じで、30分では足りない。。あっという間に時間が過ぎていくんです。
でも今振り返ってみて、これは我々が成長したことの証なのかな?って少し思っています。
次は、時間内にある程度纏め上げる様心がけなければなlって新たな課題を胸に、これから約2週間の間に面接記録(逐語記録)を頑張って書き上げます。
とりあえず録音を無事終了できてホッとしています。
ただ、クライエントの発言を遮ったところが何箇所もあり、うーん、、指摘されそうだなぁ・・・