窓辺でランチ

いち主婦の日記です

私も身ひとつだったら・・・

2016-09-03 16:52:33 | 日記
最近、「地域おこし協力隊」への参加希望者が増えているのだそう。
地域おこし協力隊というのは、町おこしを手伝ってもらうために、地方が都市の住民を受け入れるというプロジェクトのこと。
テレビ番組でも取りあげられることが多く、中には芸人が地域おこし協力隊として派遣され、その様子を番組で追っていく、という企画も作られているらしい。
その活動自体は知っていたのだけど、意外だったのが、参加者の6割はそのまま受け入れ先で定住するということ。
こういう企画の場合、目的は町おこしなので、一定の成果が見られたら、お役御免ということで、再び都市に戻っていくものだと思っていた。
ところが実際は活動期間が終了しても、そのまま任意で地方で生活している人が多いそうで、町おこしだけでなく、地方の過疎化解消にも一役買っているんだとか。
期間限定ならまだしも、都会暮らしをしていた人が、突然町おこしが必要なほど過疎化が進んでいる地方で暮らすというのは並大抵のことではなく、おそらくライフスタイルだって一変すると思うのだけど、それでもいいと思わせる何かがあるんだろうな。
ちなみに定住者の約4割は女性だそうで、これは活動期間中に現地の男性と親しくなり、結婚して定住した・・・というケースも多いみたいだけど。
それ以外にも、おそらく町おこしに関わることで自分が役に立っていると実感できること。自分の手で活性化していく町に愛着を抱くようになったこと・・・なんかも少なからず影響しているんじゃないのかなあ。
地方にとっては町おこしは活性化するし、人口は増えるしでまさに一石二鳥なわけで、注目している自治体もひとつやふたつじゃないみたい。
まあ私はもともと「地方」住みなので、この条件には当てはまらないと思うけど(^_^;
でもやりがいのある仕事と、そこで築いた人間関係があるなら、身軽であれば定住しちゃうかも、と思った。