∇月◆日 晴れ
一護さんを隊長達に顔合わせしたおかげか、飛び交っていた噂はピタリッと止まり、噂の主だった一護さんも少しづつ十二番隊の死神達に慣れ、私の背後に隠れずにウロウロと隊舎を歩き回るようになった。
「きしゅけ、おしょといい?」
「外ですか?遠くまで行くと迷子になるかも知れませんから、あそこの
庭だけならいいですよ」
首隊室の窓から見える庭を指さし、一護さんに言うと<うんっ!>といい返事が返って来た。
「次の鐘が鳴ったら、ココに帰って来て下さい。テッサイが現世のクッ
キーって言う甘いお菓子を作ったそうですから、お茶にしましょう」
「くっき?…あみゃいおかち…うん!!…いってきましゅ」
隊舎内で、テッサイが何処からともなく持って来た手鞠で遊んでいた一護さんだったが、段々と広い場所で鞠遊びをしたくなったらしい。
「鞠って、手で転がして遊ぶもんっスか?」
「「…………」」
一護さんは転がって行く鞠を追い掛け、鞠が止まると横にしゃがみ、手で鞠を押してまた転がって行く鞠を追い掛ける行動を繰り返しして遊んでいた。
「手鞠って言うから合ってはいますねぇ…あっ、こけた…立ち上がっ
た…また追い掛けてる」
私が一護さんを見て言った言葉に隊員達は首を横に振り、<手鞠ですが、あれは違うでしょう>と心の中で呟かれる。
「さぁ~て、一護さんが鞠遊びをしている間に書類整理しますかぁ。
テッサイ、提出期限が迫ってるのから下さいな」
私は机に向き直り、テッサイが持って来た書類に目を通し、処理をしていった。
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先に興味をお持ち頂きました方は、スペースにお立ち寄り下さいませ。
お待ち致しておりま~す
一護さんを隊長達に顔合わせしたおかげか、飛び交っていた噂はピタリッと止まり、噂の主だった一護さんも少しづつ十二番隊の死神達に慣れ、私の背後に隠れずにウロウロと隊舎を歩き回るようになった。
「きしゅけ、おしょといい?」
「外ですか?遠くまで行くと迷子になるかも知れませんから、あそこの
庭だけならいいですよ」
首隊室の窓から見える庭を指さし、一護さんに言うと<うんっ!>といい返事が返って来た。
「次の鐘が鳴ったら、ココに帰って来て下さい。テッサイが現世のクッ
キーって言う甘いお菓子を作ったそうですから、お茶にしましょう」
「くっき?…あみゃいおかち…うん!!…いってきましゅ」
隊舎内で、テッサイが何処からともなく持って来た手鞠で遊んでいた一護さんだったが、段々と広い場所で鞠遊びをしたくなったらしい。
「鞠って、手で転がして遊ぶもんっスか?」
「「…………」」
一護さんは転がって行く鞠を追い掛け、鞠が止まると横にしゃがみ、手で鞠を押してまた転がって行く鞠を追い掛ける行動を繰り返しして遊んでいた。
「手鞠って言うから合ってはいますねぇ…あっ、こけた…立ち上がっ
た…また追い掛けてる」
私が一護さんを見て言った言葉に隊員達は首を横に振り、<手鞠ですが、あれは違うでしょう>と心の中で呟かれる。
「さぁ~て、一護さんが鞠遊びをしている間に書類整理しますかぁ。
テッサイ、提出期限が迫ってるのから下さいな」
私は机に向き直り、テッサイが持って来た書類に目を通し、処理をしていった。
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