南方熊楠の愛した「伊勢花火」

 

1年4ヶ月ぶりに和歌山へ。

南方熊楠記念館を再訪。

前回は1人っきりの旅

https://blog.goo.ne.jp/sky-sayaka/e/91c2bc857c4f99f52e77c46af7ef24c3

今回は、大切な心友2人と共に。

静かに、1人っきりの旅も、

心許せる心友達との旅も、

どちらも 掛け替えのない、素敵、幸せ

昨年 大切な心友から教えて頂いた

南方熊楠の地に、再び 訪れられた。

…感慨無量。

今回は、

前回訪問の時の 私自身の心境や思いを

あらためて思い起こせる 機会 だった。

昨年、1人無我夢中で車を走らせ、

辿り着き、階段を登った先に出逢った

この碑を読ませて頂き、

熊楠さんが、

いかに素晴らしき御仁であったかを、

昭和天皇が熱く大切に感じて詠まれた句

…目の前に沁みてきた

その記憶までもが、蘇った。

嬉しい再会。

物忘れの酷い私なのに、

全てを はっきりと …覚えていた。

今回は、大切な、心豊かな

心許せる心友お2人を

この地にご案内できたこと、

そして、この南方熊楠を 心友が私に

教えて下さったことに、

改めて幸せを噛み締められた

熊楠氏のおかげ。心友のおかげ。

今回一緒に訪れた心友のお一人は、

熊楠氏の功績も素晴らしいけれど、

以前から、熊楠氏のお人柄、人物に

ずっと惹かれていたので、

どうしても、この南方熊楠記念館を

訪ねたかった、と話された。

もう1人の心友もまた、

これだけの偉業を成し遂げられたのは、

天才的奇人、巨人と言われる熊楠氏に

手を差し伸べる富裕支援者は

熊楠氏の自然さ、

隠し事のない大らかな自然な人柄を

見抜いたから でしょう…

いくら優れた奇才、超人でも、

真っ直ぐな人格者で 好かれないと無理、

と、沁みじみ呟かれていたことが新鮮で、

琴線に触れた言葉 だった

南方熊楠記念館の真隣にある

京大白浜水族館に、昼食を挟んで訪れた

実に楽しかった

大の大人、オバサン３人が

来館していた家族連れや、こども達より

はしゃいだ🤣😂🤭

そして、童心に帰って、学んだ

サメ、ではない、コバンザメ
コバンザメ、と言われる、その名前の

由来を目の当たりに出来、

きゃーきゃー喜び、何度も感動した

本当に、額が、小判！

水槽のコバンザメも、何度も私達に、

「ほらっ！よく見てごらん！」と

サービスしてくれた

京大のクイズは、最初の1問目から

オバサンは必死になり、

その1問で早くもギブアップ（笑）

この水族館は京大大学院生が学ぶ施設でも

あるそう。

南方熊楠記念館、京大白浜水族館の

目の前にある美しい浜からは

円月島を間近に、横から眺められる



そして、帰途につく前に、

お土産屋さんに行くより３人が希望した

川久ミュージアム

いつものことだけれど、

行き当たりばったりの寄り道（笑）

これが、いつも大当たりになる（笑）

川久オーナーのコレクションには

息をのむばかりだった

今回のプチ旅行は、

アニミズムの世界から、

芸術の世界まで、

バラエティに飛んだ満点旅行💮💯

オバサン３人が

「少女のように」はしゃいだ一日

ただ、遊んだのではなく、

しっかり、お勉強しながら👩‍🎓

ここは、いつか、お泊まりしてみたい！

掲げてある王様のビュッフェを食べてみたい

今回は、いきなりの飛び込みで

横山大観や平山郁夫はじめ、

沢山の芸術、絵画、建築物見学と

ティーラウンジでのお茶のみ。

優雅なひと時を楽しめた。

blogのお友達さんが以前アップなさっていた

和歌山の有名な

「ナギサビール」は 確かに美味

今回の自分お土産は、

小さなポットに入った「伊勢花火」の

若木２つ。

南方熊楠氏が愛した、

現在では見かけられない、

貴重な古典園芸植物🌱

暖かい土地の陽当たり（半木陰）を

好む植物ゆえ

閉ざされた寒い地の

丹波篠山で 育ってくれるかどうか…

いや、そんなことを気にはしない

とにかく、

一番陽当たりの良い場所で、

置かれたその場所で、篠山の地でも

勇敢に、笑って咲いてほしい。

何があっても、強く、逞しく、可憐に。

昨年買い求め完読した文庫本の知識が

今回の再訪を、

さらに豊かなものにしてくれた。

なので、

今回は贅沢にも、別の本…

熊楠氏をより知れる本を、

買い求めてしまった🤣

…新品は贅沢なので、

メルカリの半額中古で🤭

帰宅してから、一日フリー

1人で「伊勢花火」を鉢植え作業した。

小さな小さな可憐な花が

私に話しかけ

心配してくれているようだった

置かれた立場で咲きなさい。

…私、笑って頑張れ！笑

伊勢花火…今日は２つも開花してくれた

スクスク育ってね、

儚くても、次々に花火のように

咲いて欲しいな…

熊楠の愛した伊勢花火

これで、いつも破天荒な、偉大な

南方熊楠の傍にいられる

熊楠を教えてくれた心友の傍にも。

素敵な和歌山、白浜の日帰り旅に、感謝。