【堺市長選】竹山氏当選確実、維新惨敗について。- 2013.09.29
>敗戦が決った直後、複数の維新関係者が稚拙な選挙戦の全容を語った。
>維新陣営の一員として選挙戦に参加したスタッフはこう話す。「国会議員に計3回の堺入りを義務付けたんですが、これが行き当たりばったり。なんと、大阪維新の関係者を付けて、戸別訪問に行かせたんです。『じぇ、じぇ、じぇ』ですね。名簿にある地域の有権者宅を回って来いというんですが、反応見て○×までつけろというわけです。これって国会議員のやることですか?しかも、もろ選挙違反でしょ。堺に入った議員さん達は、お付き合いだから仕様がないという感じでしたが、内心ヒヤヒヤもんだったでしょうね。選挙中、国会議員に戸別訪問やらせる陣営なんて初めてでした」。
公職選挙法が選挙期間中の個別訪問を禁じているのは言うまでもない。この話が事実なら、組織的に選挙違反を犯したしたことになる。
>別のスタッフの証言。「まったく、陣営の行き当たりばったりには驚きました。大阪維新の会のビラが大量にあったんですが、これをポスティングしろということになったんです。ところが、ビラには住所も電話番号も記載されていませんでした。確認団体用(*)のビラだから大丈夫だと説明されましたが、誰かが選管に確認しろと騒いでましたね。とにかく危なっかしい。終盤になってからか、応援に来た国会の先生たちを何班かにわけて、街頭に送り出すんですよ。メガホン待たせて。それで街頭活動やれってんですから。これって違反でしょう?同じ陣営で、何組もが選挙運動できるはずないですもんね。でも大阪維新の地方議員さんたちは『平気だ』ってんですから・・・。公選法も何もあったもんじゃない。もう二度とゴメン」。
【注:『確認団体』とは、選挙期間中に当該選挙区において所定の条件を満たした上で一定の政治活動が許される政党または政治団体。知事選や市長選のほか参院選(所属候補10名以上が要件)や地方自治体の議員選挙(所属候補3名以上が要件)に適用される。堺市長選での維新陣営の確認団体は、日本維新の会ではなく『大阪維新の会』だった。】
堺市長選で竹山氏が再選してよかった・・・で終わりではないですね。
この選挙期間中に橋下維新が犯した数々の選挙違反、これをちゃんと罪に問わないといけませんね。
「複数の維新の関係者」が選挙違反を認めているようですからなおさら。
戸別訪問、ビジョンカー、違反文書、そして西林氏の「選挙区内の寄付」問題などなど・・・。
選管、警察にしっかりと動いてほしいですよね。
(Podcast)ぽぽんぷぐにゃんラジオ 2013年9月29日(日)