マイコン工作実験日記

Microcontroller を用いての工作、実験記録

スイッチ追加

2010-07-03 21:12:30 | CMOSカメラ
CMOSカメラのボードにSparkFunのジョグスイッチを追加。これで、シャッター代りにしようという魂胆です。



撮影時にはジョグスイッチで撮影する解像度も選択できるようにしようと思い、SXGAでのカメラ設定を模索。aitendoのサンプルをもとにVGA設定はなんとかできたのに、SXGAの設定がうまくできません。思いついたのがカメラの初期設定を試すこと。もともとSXGAのカメラなのでレジスタを全てリセットすれば、ディフォルトはSXGAなのではないかと思ったわけです。試してみると、たしかにそのとおりでした。ただし、VGAの時はカメラの出力がRGB 5:6:5であったのに対し、リセットではYCrCb 4:2:2になってしまいます。この色空間の違いはAT91SAM9260の方のISI (Image Sensor Interface)の設定を変更するだけで簡単に対応できます。

LCD画面に表示する時は、画面サイズはQVGAのままですのでSXGAのデータをQVGAに縮小する必要があります。また、LCDへの出力はRGB形式になるので色空間の変換も必要となります。これらの作業もISIのレジスタを設定するだけで対応できます。ソフトでは、ISIが変換した結果得られる RGB 5:5:5のQVGA画像データを RGB 5:6:5に変換して画面に出力するという作業をやってやります。こうやって連続的に画面を更新してやると、なにやら画面の更新が遅いことに気付きました。調べてみると 7.5fpsでしか画面更新が発生していません。OV9655の仕様では SXGAでは 15fps, VGAでは 30fpsということになっています。VGAの時は確かに30fps出ていたのですが、どうやらリセットだけでは15fps出す設定になっていないようです。

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