マイコン工作実験日記

Microcontroller を用いての工作、実験記録

LPC-Link2をCMSIS-DAPで使ってみる

2013-06-07 06:57:12 | Weblog
遅まきながらLPC-Link2をゲット。使ってみました。



このボード、速そうなCPUが載っているうえにI/Oポートもきちんと出ており、ボード単体としても利用可能なようです。そのため好事家たちの関心を集めているのでしょう、先日秋月を覗いた際には品切れになっていました。将来的にアドオンボードでオシロやロジアナにもなりそうなところも面白そうです。しかし、わたしの今回の目的は、あくまでもJTAGとして使うことです。

LPC-Link2はファームウェアを書き換えることで、Redlink, J-Link, CMSIS-DAPの3種類のJTAGターゲットインタフェースとして使用することができます。このうち、Redlink, J-Linkでは適用できるIDEやターゲットチップに制約が生じ、はやい話がNXPのターゲットを使わないとなりません。このことは、LPC-Link2の紹介ページにも明記されています。一方、CMSIS-DAPはARMが提唱するインタフェースであり、特定のIDEやターゲットチップに依存することはありません。わたしが愛用する、CrossWorks for ARMはCMSIS-DAPに対応しているので、接続を試してみることにしました。

ほんとうは現在作業中のSAM4LSボードとつなぎたいところなんですが、LPC-Link2には10ピンのケーブルしか付属していませんでした。そこでSAM3S4Aを搭載したMiniSAMボードをつなげてみました。


SWDモードでバッチリつながって、フラッシュの書き換えも問題無し。Mac OS環境で使えてATMELのCortexマイコンともつながることが確認できて、ご機嫌です。今後の使い勝手を考えると、10ピンヘッダーのDIP化ボードとかが欲しいところです。秋月かaitendoあたりで変換基板とか、用意してもらえませんでしょうかねぇ?

付け加えておくと、LPC-Link2上のLPC4370が予想外に熱くなるので、最初はショートさせたのかと汗りました。PCにUSBでつなげただけでも200MHz以上のクロックで動いているんでしょうか?

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