マイコン工作実験日記

Microcontroller を用いての工作、実験記録

MacOSでもJ-Linkが使えるようになるか?

2012-06-26 23:33:54 | Weblog
ブログのアクセス解析を見ていると、最近Atmel Studio 6を検索キーワードとして、当ブログを訪れる方が増えているようです。6月の始めにAtmel Studio 6が正式リリースされたことが影響していると思われます。わたしはβの段階で一度中身の無い記事を書いただけなので、たどり着いても何の役にも立てていないことでしょう。

正式リリースが出た時点でインストールだけはしてあるのですが、ほとんど手つかずのままとなっています。ちょっと試したところでは、正式版になってもシミュレータがサポートしているのはAVRだけであり、SAM3はサポートされていないようでした。Atmel Studio 6はWindowsでしか動かないというのも、積極的に取り組めない理由のひとつです。以前は、CrossWorksをWindowsで使っていたので、マシンとしてはMBAを使っていても実際の作業はWindowsだったのですが、今ではCrowssWorksのライセンスをMacOS側に移してしまったので、Windowsは使わなくなりつつあります。

MacOSネイティブ作業環境における問題のひとつはJTAGです。わたしはSAM-ICE(J-LINKのOEM品)を持っているのですが、元々J-Linkの動作環境がWindowsであったために、CrossWorksでもJ-LinkはWindows環境でしか利用できません。しょうがないのでCrossWorksのJTAG(CrossConnect)を購入して使っています。しかしながら、CrossConnectはSWDを使う場合にはバスアダプタを介してつなぐ必要があり、使い心地はよくありません。やはりSAM-ICEが使えるようになって欲しいものだと、常々思っていました。そうしたところが、今日になって SeggerがLinuxやMacOS X環境 のサポートを開始していることを知りました。提供されているのは、J-Link commanderと GDB serverのようです。CrossWorksはWindows版では Jlink.dllを使っているようですが、GDB serverベースのインタフェースをとってくれればMacOS対応も可能になりそうに思われます。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。