今回のプロジェクトではMP3による音楽再生とW-SIMによる通話機能の両方をBluetooth対応することを目標にしています。BluetoothモジュールであるWT32は、MP3の再生時にはI2Sを使いLPC2388とつながり、通話時にはPCMを使ってW-SIMとつながることになります。
通話とMP3再生のどちらのタスクが動くかで使用するインタフェースが代わるのですが、ここで困った問題がひとつあります。WT32ではI2S信号の端子とPCM信号の端子が同一のピンを使用しており、兼用になっているのです。そこで、74157を使ってWT32のつながる相手を選択するように配線しました。
通話時はW-SIMがマスターとなってクロックを供給しますので、WT32はスレーブとして動作。MP3再生時も同じようにWT32側はI2Sスレーブとして動作するように設定することにします。こうすれば、兼用されているピン機能を切り替えてもピンの入出力方向は変わらずにすみます。
実際のボードの様子↓。WT32の下にある74157が見えています。USBシリアル変換モジュールは、WT32の設定ならびに動作確認用です。こいつを使ってWT32のiWRAPファームは更新済み。
WT32の上にさらにかぶさるようにして、LCDを載せます。高さをかせぐために連結用ピンヘッダを使っています。
通話とMP3再生のどちらのタスクが動くかで使用するインタフェースが代わるのですが、ここで困った問題がひとつあります。WT32ではI2S信号の端子とPCM信号の端子が同一のピンを使用しており、兼用になっているのです。そこで、74157を使ってWT32のつながる相手を選択するように配線しました。
通話時はW-SIMがマスターとなってクロックを供給しますので、WT32はスレーブとして動作。MP3再生時も同じようにWT32側はI2Sスレーブとして動作するように設定することにします。こうすれば、兼用されているピン機能を切り替えてもピンの入出力方向は変わらずにすみます。
実際のボードの様子↓。WT32の下にある74157が見えています。USBシリアル変換モジュールは、WT32の設定ならびに動作確認用です。こいつを使ってWT32のiWRAPファームは更新済み。
WT32の上にさらにかぶさるようにして、LCDを載せます。高さをかせぐために連結用ピンヘッダを使っています。