仕事で使うモジュールの動作確認をするためにNucleo-F303REを使ったので、その際に必要となったジャンパの変更についてのメモ。
使う上での要求項目は次の通り。
必要となった作業は次の通り。
STM32って、USB DPのプルアップが必要なデバイスと、内蔵でレジスタで制御できるデバイスとあるんですね。
SB12は外さなくても動くんじゃないかと思っていましたが、ONになったままだとなぜかUSBがちゃんと動きませんでした。外部3.3Vを使う場合にはマニュアル(UM1724)の指示通りにSB2とSB12の両方を外す必要があるようです。
使う上での要求項目は次の通り。
- ST-Link部分は、J-Linkに書き換えて使うこととし、切り離さずに使う。本体部とのUSART接続もそのまま使う。
- クロックはNucleo本体側に実装する8MHzクリスタルを使うこととする。
- 電源は外部から3.3Vを供給することにする。
- USBを使いたいので、外部にミニBコネクタを追加。
必要となった作業は次の通り。
- 外部3.3Vからの電源供給
- SB2を外して、ボード上のレギュレータと切り離す。
- SB12を外してST-Link部分からのNRST信号を切り離す。
- 3.3VはCN7のPin12とPin16から供給。
- 8MHzクリスタルの追加
- C33とC34に20pFを実装。
- R35とR37に0オームを実装。
- SB50を外してST-Link部からのMCOを切り離す。
- ミニBコネクタの追加
- PA11(CN10 Pin 14)をUSB DMにつなぐ。
- PA12(CN10 Pin 12)をUSB DPにつなぐ。
- USB DPを1.5Kでプルアップする。
STM32って、USB DPのプルアップが必要なデバイスと、内蔵でレジスタで制御できるデバイスとあるんですね。
SB12は外さなくても動くんじゃないかと思っていましたが、ONになったままだとなぜかUSBがちゃんと動きませんでした。外部3.3Vを使う場合にはマニュアル(UM1724)の指示通りにSB2とSB12の両方を外す必要があるようです。