マイコン工作実験日記

Microcontroller を用いての工作、実験記録

妄想から実現へのはじめの一歩

2012-10-17 12:12:21 | Weblog
先月手持ちの電話機の中を覗いて以来、中身を入れ替えてBluetooth化してみたいという妄想に駆られていました。しかしながら、この決められたスペースの中に綺麗に部品を収めるためにはキチンとプリント基板をこさえねばなりません。1枚の基板できれいに作ろうと思うと、Eagle無償版のサイズ制限を超えてしまいます。2枚に分けるのも一案ではありますが、1枚もの基板をつくるよりも手間が増えるだけです。妄想を現実化するためには、きちんと回路の設計をすまさなきゃいけませんが、おおよそのイメージがあるだけなんで、やはりまずはプロトタイプを作成して動作確認をしておきたいところです。

どうしようか、いろいろ思い悩むばかりでちっとも手が動かずにいたのですが、ようやくと方策を決めました。初心に立ち返って、秋月A基板に組むことにします。いままで受話器ケースの中に組み込むという考えにとらわれていましたが、受話器ケースは上下2つの部分に分けると、その上側はちょうどA基板の上にネジどめできることに気がつきました。さっそくキーパッドケーブルがつながっているフラットケーブルを下部基板から切り離して、ケースを上下ふたつに分離。



A基板の上に上部を載せると基板からはみ出て見えますが、固定用ネジ穴のついた足はちょうど基板上に乗っています。



うん。これなら左側の空きスペースにWCA-009、マイコン等の部品を載せて仕上げることができそうです。



下部基板からは、フックスイッチを取り外して、A基板に載せかえることにします。まだ半田付けしてませんけど。キーパッド下にも充分なスペースが空いていますが、ここに受話器下部にあった圧電スピーカをもってこようかと思います。