マイコン工作実験日記

Microcontroller を用いての工作、実験記録

ARMフォーラムでの出展

2009-11-11 23:15:27 | Weblog
すでにARM愛好者さんからもお祝いのコメントをいただきましたが、ARM基板アプリケーションコンテストに出品したところ、なんと優勝してしまいました。最初は応募するつもりはなかったのですが、〆切が延長になったのを知って、〆切直前の連休でリモコンと音量調節機能を加えたところ、それなりに体裁が整ったので応募してみた次第です。昨日は、品川で開催されたARMフォーラムにおいて入賞作品の展示と表彰がありましたので、一日これに出向いておりました。



会議場前の通路に展示用机を用意していただき、各自の作品を展示。一番手前の作品は、いま研さんの作品です。説明用スタンドもお手製。

わたしのMP3プレーヤはこんな↓感じで展示。展示場所のFMの受かり具合が心配だったのと体裁を整えるために、前日に急遽ロッドアンテナをつけておきました。実際には写真のように窓際だったので、ちょっとアンテナ線をたらすだけでも充分だったでしょう。



皆さんの作品の写真は、すでにhamayanさんが掲示されているので、こちらをご覧ください(わたしの写真より、良く撮れていますので)。詳細については、別途Interfaceや出品者のページでも紹介されると思うのでここでは説明しませんが、みなさん力作ぞろいでした。

いま研さんはFreeRTOS+uIPのWebサーバを中心としたシステムなのですが、LPC2388に直接つなげたキャラクタ/グラフィックLCDだけでなく、XBee経由でArduino制御のLED掲示板に飛ばしたり、別の加速度センサーからデータを収集したりと、それぞれが単独でも見ごたえありの作品でした。

hkhacksのおふたりの作品は、実際にキーを打って画面を見ないと、この楽しさが伝わりません。キーを叩いた回数やキー種別統計が採れるのですが、なにより打鍵時にLCDに表示されるアニメーションの変化が楽しい作品です。SDカードに格納された画像をきれいに再生するための工夫がこらされています。基板も何度かの試作を経て出展用のものを作成されており、とてもきれいに組み上げられていました。

柳本さんは、これまでもV850基板を使って簡易オシロを組んでおられたということで、その経験も生かして画面の表示がとても良くできていました。持参されていた設計書が、とても丁寧に作成されていたのも印象的でした。

このようなコンテストに出品するのは初めてだったので、もちろん出展も初めて。いちおう説明用スライドを何枚か用意したクリアファイルを一緒に置いたのですが、いま研さんやhkhacksのおふたりのように配布用の一枚ものを用意した方が良かったと反省。出展の仕方の勉強になりました。以下に今回用意した資料を貼っておきます。













ふだん身近にはマイコン談義できる仲間がいないので、みなさんと楽しく話ができたのが、なによりも一番うれしかった一日でした。みなさん、どうもありがとうございました。