FMチューナAR1010は、AR1000とソフト的にはほぼ同一であるので以前実験に使ったコードをそのまま流用します。もっとも、以前はAT91SAM7SでしたのでI2C部分はLPC2388に書き換え、I2C1を使うことにしました。
まずはI2Cを操作することでの選局です。受信感度の数字から、ちゃんと指定した周波数で選局できていることが確認できます。
続いて実際に音を聞いてみることにします。FMチューナの出力はMMcodec01のLINE入力につながっています。Codecの入力としてLINEを選択してやれば、CodecのI2S出力端子からはFMのステレオPCMデータが出力されるので、これをCodecのI2S入力に戻してやればヘッドフォンから再生することができるわけですが、そんなまどろこっしいことをしなくても、Codecのバイパス機能を使えばCodec内部で折り返すことができます。Codec内部での折り返しなので、LPC2388はaudioパスには直接は関与しないのですが、ヘッドフォンの音量をI2C経由で制御できますので、FMチューナ機能をサポートするにはこれだけでも用が足ります。
MP3再生の時と出力レベルの大きさに差異が生じないか心配でしたが、実際に実験してみると、FMチューナの出力を最大にしてCodecのライン入力では+0dBから+3dB程度を選択してやると、音量的にはちょうど具合が良いようです。
いちおうこれでヘッドフォンでのFM再生はできましたが、バイパス機能ではUSBスピーカからの再生はできません。そこで次はちゃんとI2S経由でFMチューナ出力を取り込んで、USBスピーカから再生させることにします。
まずはI2Cを操作することでの選局です。受信感度の数字から、ちゃんと指定した周波数で選局できていることが確認できます。
続いて実際に音を聞いてみることにします。FMチューナの出力はMMcodec01のLINE入力につながっています。Codecの入力としてLINEを選択してやれば、CodecのI2S出力端子からはFMのステレオPCMデータが出力されるので、これをCodecのI2S入力に戻してやればヘッドフォンから再生することができるわけですが、そんなまどろこっしいことをしなくても、Codecのバイパス機能を使えばCodec内部で折り返すことができます。Codec内部での折り返しなので、LPC2388はaudioパスには直接は関与しないのですが、ヘッドフォンの音量をI2C経由で制御できますので、FMチューナ機能をサポートするにはこれだけでも用が足ります。
MP3再生の時と出力レベルの大きさに差異が生じないか心配でしたが、実際に実験してみると、FMチューナの出力を最大にしてCodecのライン入力では+0dBから+3dB程度を選択してやると、音量的にはちょうど具合が良いようです。
いちおうこれでヘッドフォンでのFM再生はできましたが、バイパス機能ではUSBスピーカからの再生はできません。そこで次はちゃんとI2S経由でFMチューナ出力を取り込んで、USBスピーカから再生させることにします。