マイコン工作実験日記

Microcontroller を用いての工作、実験記録

SAM-BAを動かしたいが

2009-03-21 18:22:50 | ARM9
MMnet1002のSAMBAジャンパの仕掛けが理解できたので、実際にジャンパを挿してSAM-BAを動かしてみます。



SAM-BA(SAM Boot Assist)機能自体はAT91SAM7シリーズでも用意されているのですが、わたしはいつもJTAGを使って内蔵フラッシュの書き込みをおこなっていたので、実はいままで一度もSAM-BAを使ったことがありません。AT91SAM9260では内蔵フラッシュは無いので、NANDフラッシュのような外部ブラッシュに書き込む必要が生じます。わたしの使っているJTAG(USB Scarab)はそもそもARM7しかサポートしていませんし、OpenOCDも残念ながらAT91SAM9260の場合は外部NANDフラッシュへの書き込みはサポートしていないようなので、書き込みのためにはSAM-BAを使う必要が生じた次第です。

ジャンパを挿して、電源投入。あれっ? やっぱりLinuxがブートしてきてしまいます。SAMBAジャンパ効いてない? 改めてボードの配線を確認してみたら、回路図上では実装されているはずのR58(100Ω)がボード上に実装されていないために、ジャンパが機能していないことが判明。ヤラレタ。みごとに出足くじかれました。