ここらで現状の整理を兼ねて、参考のためにW-SIM電話機の主要パーツリストを掲載しておきます。
回路図を公開するつもりはありません。それぞれの部品のデータシートを読んでもらえば、それらを適切に直結すればいい程度の回路だということがわかっていただけるでしょう。(だからこそ、わたしでも作れているのですが。) マイコンのピンの割り当てや、設定を考えるのもマイコン工作の大きな楽しみのひとつだと思います。
最後に、楽しい電子工作は、すべて自己責任でお願いします。上記部品の購入あるいは使用にあたって、どのようなトラブルが発生しても、対応いたしかねます。
品名 | 型番 | 製造元 | 購入先 |
---|---|---|---|
CPUボード | SAM7-H256 | OLIMEX | Sparkfun |
CODEC | ML7041 | OKI | Zaikostore |
W-SIMコネクタ | SCZA1A0100 | ALPS | Mouser |
RTC | RTC-8564NB | セイコーエプソン | 秋月 |
カラーLCD | LCD-00569 | Nokia互換 | Sparkfun |
LCDキャリアボード | LCD-00600 | Sparkfun | Sparkfun |
電話キーパッド | PK1213-03 | ??? | 千石 | ナビ・スイッチ | COM-08236 | Sparkfun | Sparkfun |
スピーカ | 8オーム 0.5W | ??? | 千石 |
ピッチ変換基板 | QFP48-P5 | アイテムラボ | アイテムラボ |
- これ以外にはコネクタやCRもいくつか必要になりますが、省略。電源部については別記事を参照してください。
- CPUボードは国内ではいちごLinuxやソリトンが取り扱っています。また、ベステクでもほぼ同等のボードを販売しています。
- LCDとキャリアボードも、いちごLinuxとソリトンが取り扱っています。ナビ・スイッチもSarkfunのものですが、こいつはまだ取り扱っていないようです。
- CODECには2.048MHzのクロックが必要ですが、こいつはCPUボードで作っています。別のCPUを用いる場合には、このクロックの準備が別途必要となるかもしれません。
- CPUやLCDは、好みで選択できるでしょう。AT91SAM7は、次の点が便利です。
- モデム信号をサポートしたUARTポートがある
- SPIポートがカラーLCDの接続に必要な9bit転送をサポートできる
- SPIポートではDMAが使える
- W-SIMコネクタやCODECのTQFPのハンダ付けは ちょっと難しいので、初心者向け工作ではありません。
回路図を公開するつもりはありません。それぞれの部品のデータシートを読んでもらえば、それらを適切に直結すればいい程度の回路だということがわかっていただけるでしょう。(だからこそ、わたしでも作れているのですが。) マイコンのピンの割り当てや、設定を考えるのもマイコン工作の大きな楽しみのひとつだと思います。
最後に、楽しい電子工作は、すべて自己責任でお願いします。上記部品の購入あるいは使用にあたって、どのようなトラブルが発生しても、対応いたしかねます。