マイコン工作実験日記

Microcontroller を用いての工作、実験記録

LCDをつなげる

2008-01-03 17:08:41 | W-SIM
LCDをつなげてみました。aitendoで仕入れたNokia 3310 B&W をつなげるつもりでいたのですが、どうもコネクタがぐらついて接触がよろしくない。断念してSparkfunで買い置きしてあったNokia 6610 Colorに変更しました。



Nokia 3310はトラ技の記事でもすでに何回か登場しているようですが、6610もsolitonに加えてイチゴLinuxがsparkfunの代理店になったことで入手性が良くなったので、利用者も増えているのではないでしょうか。近頃はaitendoにも置いてあるようです。わたしは、2年ほど前からSparkfunを使うようになりましたが、最初に買ったもののひとつがこの液晶です。製品紹介の注意書きにもありますが、ほんとにこいつのコネクタは弱いです。何度か抜き差ししていて、ひとつダメにしました。それ以来、キャリアボードのコネクタに装着する際には、接着して固定するようにしています。

このLCDは3310と同じようにSPIでつなげられますが、3310ではC/D(Command/Data)の切り替え指示をSPIとは独立した端子でおこなうようになっているのに対し、このLCDではSPIデータ中の1bitとして指定するようになっています。そのため、SPIでの送信データ長が9bitになります。ATSAM7のSPIは9bit~16bitも扱えますので、簡単に処理できます。もちろんDMAできるので、いったんバッファに書き込むデータを溜めこんでおいてから一気に書き出すようにしています。


とりあえずは、お約束の表示ができたところまでにしておきます。