マイコン工作実験日記

Microcontroller を用いての工作、実験記録

開発環境 - GCC

2007-12-23 13:50:30 | Weblog
AT91SAM7Sのソフト開発は、Windows XP上のVMWare+FedoraにGCC 4.1.2を入れて使っています。Interfaceの記事なんかでは 3.4系を使ったりしているようですが、別段問題に遭遇したこともないので、以前インストールした4.1.2をそのまま使い続けています。

何も考えずにツールチェインをインストールしたので、newlib がThumb interwork対応になっていません。全部ARMモードで動かしてもAT91SAM7S256では、フラッシュが大きいので気になりません。コードサイズだけでなく、メモリアクセスの観点からもThumbを使った方が効率がいいのでしょうね。今度、ツールチェインを入れ替える際には、Thumb対応環境を整えたいと考えています。

W-SIM発信用のコマンドまで入れたところでのサイズはこんなかんじ。テキストセグメントの半分は、音声データとmu-Law変換用のテーブルが占めています。
$ size simusb.elf
   text    data     bss     dec     hex filename
  68160    1032    9580   78772   133b4 simusb.elf
$

Thumbモードで作り直せば、AT91SAM7S64でも収まりますね。