day by day

癒さぬ傷口が 栄光への入口

涙も傷も宝物になる

2020-10-23 | モウギュウ。



いてまえ打線が爆発し優勝した時は背番号48のハタチのひょろひよろバンビちゃんだった彼が



大阪近鉄バファローズ 最後のエースだった

なにひとつ勝てなかったあの2004年に
最後に「勝った」と思わせてくれた。
「そうなること」に最後まで抗ったけど出来てしまった合併球団ではなく、
新しく生まれたチームを選んでくれた。
あれで私の中にあった色んな思いが救われたのも事実。



そして新しく誕生した球団の最初のエースになった。
(千葉マリンの開幕戦の動画が見つからなかったので本拠地開幕戦で)
最初から大きなものをずっと背負っていた。


戦力不足のチームで違和感を抱えながら投げていたせいもあるのだろう
故障にも苦しめられた

でもそのチームが初めてクライマックスシリーズに進出した時

その最初の舞台に立っていたのも彼だった




たくさんの思い出とたくさんの涙と、抱えきれないくらいの歓喜をくれた


最後に、近鉄ファンのことも忘れないと言ってくれてありがとう。

2004年のオフに出演した歌番組で、今一番胸に刺さる歌として紹介してくれた
平井堅の「思いがかさなるその前に…」

ねぇいつかキミは僕のことを忘れてしまうのかな
その時はキミに手を振ってちゃんと笑ってられるかな

隈たんは「近鉄の岩隈」をいつかみんな忘れてしまうかな、と思ったかもしれない。
でも私は「近鉄の岩隈を応援した近鉄ファン」をいつか隈たんも忘れてしまうかな、とも思って
この歌を聴くたびに涙がこらえられなくなったよ。
おぼえていてくれてありがとう。
私も一生忘れない。
近鉄のバンビちゃんも、最後のエースも。
イーグルスの最初のエースも。
忘れるわけないよ。

岩隈久志投手。
隈たん。
お疲れ様でした。

ありがとう。
ありがとう。
ありがとう。

全然たりないけどありがとう。
大好きだよ。

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