「ワンタンって、雲を呑むって書くだろ?あれは、こうスープに浮かぶワンタンが・・・」
そう言いながら人見は真っ白い瀟洒な蓮華にワンタンをひとつ掬い、持ち上げた。
「まるで空に浮かぶ雲のように見える、ってとこから来たんだってさ」
「あっそ」
藤島は興味なさそうに炒麺を頬張る。
ムードたっぷりに照明を落とした店内。各テーブルごとに料理に光が当たるように調整されている。天井から足元まであるガラス窓の外には、ちらちらと輝く摩天楼。高級ホテルの最上階にある、これまた高級広東料理店である。
夜のコース料理は最低でも一万円を下らない。2年ほど前までは夜の営業ではコースのみで一品料理は注文出来なかったらしい。つまり、藤島には確実に縁のない店だった。
周囲のテーブルをこっそり見回すと、上海蟹だの北京ダックだの鮑だのフカヒレだのがキラキラと宝石のように輝いている。外の摩天楼には負けていない。
なんでこんなとこで、野郎二人向き合って雲呑スープと炒麺と酢豚と炒飯だけ頼んで一番安い青島ビールを飲んでいるんだろう──藤島はがっくりと肩を落とした。
いや、ここは人見の奢りだという約束だから安いメニューで済まそうとしていることに文句があるわけではないのだ。ただ、わざわざ高級店で一番安いメニューを選んで肩身が狭い思いをしながら食事をするくらいなら、同じ金額を出して駅前のチェーン店の中華料理屋で腹一杯食った方がいいに決まっている。あの店でならもう食べれないよぉ、と言いたくなるくらい食える筈だ。
もっとも、最近は中華料理腹一杯など食ってしまったら胸ヤケして大変だから同じ金額を出すなら酒がたんまり呑めて高級でなくていいから美味い肴をちょこちょこっと食える店がいい。要するに、どこへ価値を見出すかという問題だ。
藤島のノリが悪いせいか、人見は少し口を尖らせて持ち上げた雲呑を口に吸い込んだ。その顔は小学生の頃とあまり変わっていないように見える。
「そろそろ説明してもらおうか」
この店では一番安いクラスだが確かにめちゃくちゃに美味い炒飯を取り分け用の小鉢に移しながら藤島は言った。人見はなにを?ととぼける。
「俺をこの店に呼び出した理由」
「だから言ったじゃん。彼女からドタキャンくらったから」
「嘘だね。だったら店の予約もキャンセルするだろ、普通。本当に予約入れてたんならコースを頼んでただろうし、コースの予約だけキャンセルして店には来るなんてありえないね。そもそも、お前に彼女なんかいたか?いつ出来たんだ?」
瑕疵だらけの言い訳を看破されて人見は少しうろたえた顔をする。
なんだ、あの言い訳が通ると本気で思ってたのか?相変わらずバカだな。
人見とは小学4年生の頃からの腐れ縁である。何かやらかして叱られるとつまらない言い訳をしてはすぐにバレてさらに叱られるのが日常茶飯事だった。昔から、どうも苦し紛れではなく本当にそれで切り抜けられると思って言い訳を並べていた節がある。藤島は特別勉強が出来る方でも人並み外れて利口な方でもなかったが、人見はバカだと思っていた。
しかし、何故か不思議と馬が合っていたのかもう25年近い付き合いになる。その間に藤島は一度結婚して離婚した。一方的に妻から別れを切り出されて、理由がわからず──結局は妻に男が出来たという単純な理由だったがそれも藤島が仕事ばかりで家庭を顧みなかったせいだということにされてしまった──その時は人見には自棄酒に散々付き合ってもらったものだ。人見はずっと独身のままである。
近年は1年に数度一緒に飲みにいけばいい方で、去年に限れば一度も会っていなかった。ただ1年数ヶ月ぶりの再会だが久しぶりという感じは全くしない。
人見はきょろきょろと辺りを見回し顔の位置を下げて、声をひそめた。その一連の動作はどう見ても不審だ。
「実は、人を探してるんだ。ある会社の重役でこの店の常連なんだけど」
「へえ、それで」
また今度は頓狂な言い訳が始まった、と藤島は思った。こうなると人見の『言い訳』は面白くなってくる。
「その重役が今日ここで誰と会うかを確かめるための潜入調査」
「で、その重役は見つけたのか、探偵さん」
顔がにやにやと緩む。これを放置したらどんな展開をするのだろうか。今日はとりあえず人見がギブアップするまでついていってみよう。
藤島の質問に人見は首を横に振って答えた。
「そりゃ、こんな店でそんな重役さんが誰かと内緒で会うなら、VIP用の個室とかそういうとこへ入るだろ。下手したら入り口が別にあるかもしれないぞ」
「そこは・・・大丈夫。こっちに来ることは確認済みだから」
「へえ、いつのまに」
人見の気まずそうな顔を見て小さく吹き出す。
そうだ、言い訳が通用しないと判った時、こいつはいつもこういう顔をするんだ。
それにしても、そんな妙ちくりんな言い訳まで捻り出して人見がここへ来ようとした本当の理由は何なのか。藤島は益々気になり始めた。
「お下げしてもよろしいでしょうか」
透き通った女の声が思考を中断させる。ベストに蝶ネクタイ、ミニスカートのウェイトレスが空になった皿を下げに来たのだ。
反射的に振り返る。
「───」
そこには、よく知っている、けれどよく知らない顔の女がやはり驚いた顔で立っていた。
「美菜子」
3年前に、俺を棄てて出て行った──元妻だった。
極力平静を装うような顔をして、美菜子は皿を下げ始めた。以前より若々しく見える。俺は彼女をそこまで疲れさせていたのか、と思う。
「今、どうしてるんだ」
思い切って尋ねる。例の男と再婚でもしたか。
「私?ひとりよ」
美菜子は困ったような顔で笑った。
あの男とも結局別れたのか、とは口に出来なかった。
「あなたには悪いことしたと思ってる。ごめんなさい。私、あなたにずっと謝りたかったけど、私が勝手に出ていったでしょ。申し訳なさすぎて言えなくて」
テーブルの上には青島ビールの3センチほどしか残っていない瓶と、それぞれの取り皿やコップだけがぽつんと残された。
「会えてよかった」
恋愛していた頃の、ずっと一緒にいたいと思っていた頃の、可愛らしい微笑みに大人らしさを乗せた美菜子は、初めて会った女のようにも見える。
「なにか追加の注文があったら呼んでね。ごゆっくり」
「美菜子──」
つい、呼び止める。
「俺、携帯の番号変わってないから。気が向いたら電話くれよ。俺もずっとひとりだし」
美菜子は返事をせずに小さく会釈をしてテーブルを離れた。
我にかえると、向かい側に座っていた人見の姿が無い。トイレに立ったのも気づかないほど動転していたのだろう。いや、トイレに立つふりをして気を利かせてくれたのだ。
いや──
もしかして、あいつ。
ここに美菜子が勤めていることを知っていて。
そして美菜子が今はひとりだということも知っていて。
美菜子に会わせるために、俺をここに誘い出したんじゃないのか。
人見がテーブルに戻ってきた。
ありがとうと言うのもなんだか照れくさくて、多分ものすごく妙な顔をしているだろうな、と藤島は思った。顔の筋肉が妙な具合に引き攣れている。
「あ、席を立ったついでに勘定すませてきた。帰ろうか」
「──例の重役さんはいいのかよ」
人見はまた、言い訳が通用しない時のあの顔をしたがそれが何だか可愛いヤツのように思えて仕方ない。
席を立つと、厨房の入り口あたりに居た美菜子とまた目が合った。電話、くれよと手でサインを送ると美菜子は肩を竦めて笑った。
「よし、なんか慣れない高級レストランで肩も凝ったし、どっか安い居酒屋で呑み直そうか。今度は俺が奢るよ」
「えっ、マジ?ケチの藤島が奢ってくれんの?人の金だったら呑むよ?俺は」
ま、しょうがない。
俺のために、あんな高い店を奢ってくれたんだから、それくらいは返しとくよ。
言葉には出さず、藤島は人見の背中を叩いてエレベーターのボタンを押した。

事務所のドアには鍵が掛かっていない。開けると奥のデスクの上の蛍光灯だけが点っていた。
「ただいまでーす」
「遅かったな」
「つき合わされちゃって。でも、写真は先に送ったからいいでしょ」
奥のデスクにふんぞり返っていたヒゲでメタボの中年男は銜え煙草の先から落ちそうな灰を慌てて灰皿で受け止めた。
「なかなかいい写真だったな。T重機の常務と代議士H先生ね。クライアントがさぞかし喜ぶだろうよ。よく撮れたな」
「そこはそれ、このとぼけフェイスで色んなとこに間違えてもぐりこむのが得意なもので」
「得なキャラだなぁ…」
「だって、ホントのことを言っても半分くらいは信じてもらえませんからね、僕は。特に幼馴染あたりからは。所長が経費をケチるから言い訳すんの大変だったんですからね」
たまたま、標的の店に藤島の元妻が勤めていることが下調査で判ったので藤島を連れて行ったのだが、藤島は勝手に感謝してくれているようだ。
昔っから、上から目線なんだけど単純でちょっとバカで可愛いヤツなんだよな──
人見は上機嫌で飲んでいた藤島の顔を思い出すと、ふふっと笑いを漏らした。
禁無断複製・転載 (c)Senka.Yamashina
これは「恋愛お題ったー」で出題されたキーワードを元に即興で創作したお話です。
テーマ:ヤマシナセンカさんは、「夜のレストラン」で登場人物が「探す」、「雲」という単語を使ったお話を考えて下さい。
そう言いながら人見は真っ白い瀟洒な蓮華にワンタンをひとつ掬い、持ち上げた。
「まるで空に浮かぶ雲のように見える、ってとこから来たんだってさ」
「あっそ」
藤島は興味なさそうに炒麺を頬張る。
ムードたっぷりに照明を落とした店内。各テーブルごとに料理に光が当たるように調整されている。天井から足元まであるガラス窓の外には、ちらちらと輝く摩天楼。高級ホテルの最上階にある、これまた高級広東料理店である。
夜のコース料理は最低でも一万円を下らない。2年ほど前までは夜の営業ではコースのみで一品料理は注文出来なかったらしい。つまり、藤島には確実に縁のない店だった。
周囲のテーブルをこっそり見回すと、上海蟹だの北京ダックだの鮑だのフカヒレだのがキラキラと宝石のように輝いている。外の摩天楼には負けていない。
なんでこんなとこで、野郎二人向き合って雲呑スープと炒麺と酢豚と炒飯だけ頼んで一番安い青島ビールを飲んでいるんだろう──藤島はがっくりと肩を落とした。
いや、ここは人見の奢りだという約束だから安いメニューで済まそうとしていることに文句があるわけではないのだ。ただ、わざわざ高級店で一番安いメニューを選んで肩身が狭い思いをしながら食事をするくらいなら、同じ金額を出して駅前のチェーン店の中華料理屋で腹一杯食った方がいいに決まっている。あの店でならもう食べれないよぉ、と言いたくなるくらい食える筈だ。
もっとも、最近は中華料理腹一杯など食ってしまったら胸ヤケして大変だから同じ金額を出すなら酒がたんまり呑めて高級でなくていいから美味い肴をちょこちょこっと食える店がいい。要するに、どこへ価値を見出すかという問題だ。
藤島のノリが悪いせいか、人見は少し口を尖らせて持ち上げた雲呑を口に吸い込んだ。その顔は小学生の頃とあまり変わっていないように見える。
「そろそろ説明してもらおうか」
この店では一番安いクラスだが確かにめちゃくちゃに美味い炒飯を取り分け用の小鉢に移しながら藤島は言った。人見はなにを?ととぼける。
「俺をこの店に呼び出した理由」
「だから言ったじゃん。彼女からドタキャンくらったから」
「嘘だね。だったら店の予約もキャンセルするだろ、普通。本当に予約入れてたんならコースを頼んでただろうし、コースの予約だけキャンセルして店には来るなんてありえないね。そもそも、お前に彼女なんかいたか?いつ出来たんだ?」
瑕疵だらけの言い訳を看破されて人見は少しうろたえた顔をする。
なんだ、あの言い訳が通ると本気で思ってたのか?相変わらずバカだな。
人見とは小学4年生の頃からの腐れ縁である。何かやらかして叱られるとつまらない言い訳をしてはすぐにバレてさらに叱られるのが日常茶飯事だった。昔から、どうも苦し紛れではなく本当にそれで切り抜けられると思って言い訳を並べていた節がある。藤島は特別勉強が出来る方でも人並み外れて利口な方でもなかったが、人見はバカだと思っていた。
しかし、何故か不思議と馬が合っていたのかもう25年近い付き合いになる。その間に藤島は一度結婚して離婚した。一方的に妻から別れを切り出されて、理由がわからず──結局は妻に男が出来たという単純な理由だったがそれも藤島が仕事ばかりで家庭を顧みなかったせいだということにされてしまった──その時は人見には自棄酒に散々付き合ってもらったものだ。人見はずっと独身のままである。
近年は1年に数度一緒に飲みにいけばいい方で、去年に限れば一度も会っていなかった。ただ1年数ヶ月ぶりの再会だが久しぶりという感じは全くしない。
人見はきょろきょろと辺りを見回し顔の位置を下げて、声をひそめた。その一連の動作はどう見ても不審だ。
「実は、人を探してるんだ。ある会社の重役でこの店の常連なんだけど」
「へえ、それで」
また今度は頓狂な言い訳が始まった、と藤島は思った。こうなると人見の『言い訳』は面白くなってくる。
「その重役が今日ここで誰と会うかを確かめるための潜入調査」
「で、その重役は見つけたのか、探偵さん」
顔がにやにやと緩む。これを放置したらどんな展開をするのだろうか。今日はとりあえず人見がギブアップするまでついていってみよう。
藤島の質問に人見は首を横に振って答えた。
「そりゃ、こんな店でそんな重役さんが誰かと内緒で会うなら、VIP用の個室とかそういうとこへ入るだろ。下手したら入り口が別にあるかもしれないぞ」
「そこは・・・大丈夫。こっちに来ることは確認済みだから」
「へえ、いつのまに」
人見の気まずそうな顔を見て小さく吹き出す。
そうだ、言い訳が通用しないと判った時、こいつはいつもこういう顔をするんだ。
それにしても、そんな妙ちくりんな言い訳まで捻り出して人見がここへ来ようとした本当の理由は何なのか。藤島は益々気になり始めた。
「お下げしてもよろしいでしょうか」
透き通った女の声が思考を中断させる。ベストに蝶ネクタイ、ミニスカートのウェイトレスが空になった皿を下げに来たのだ。
反射的に振り返る。
「───」
そこには、よく知っている、けれどよく知らない顔の女がやはり驚いた顔で立っていた。
「美菜子」
3年前に、俺を棄てて出て行った──元妻だった。
極力平静を装うような顔をして、美菜子は皿を下げ始めた。以前より若々しく見える。俺は彼女をそこまで疲れさせていたのか、と思う。
「今、どうしてるんだ」
思い切って尋ねる。例の男と再婚でもしたか。
「私?ひとりよ」
美菜子は困ったような顔で笑った。
あの男とも結局別れたのか、とは口に出来なかった。
「あなたには悪いことしたと思ってる。ごめんなさい。私、あなたにずっと謝りたかったけど、私が勝手に出ていったでしょ。申し訳なさすぎて言えなくて」
テーブルの上には青島ビールの3センチほどしか残っていない瓶と、それぞれの取り皿やコップだけがぽつんと残された。
「会えてよかった」
恋愛していた頃の、ずっと一緒にいたいと思っていた頃の、可愛らしい微笑みに大人らしさを乗せた美菜子は、初めて会った女のようにも見える。
「なにか追加の注文があったら呼んでね。ごゆっくり」
「美菜子──」
つい、呼び止める。
「俺、携帯の番号変わってないから。気が向いたら電話くれよ。俺もずっとひとりだし」
美菜子は返事をせずに小さく会釈をしてテーブルを離れた。
我にかえると、向かい側に座っていた人見の姿が無い。トイレに立ったのも気づかないほど動転していたのだろう。いや、トイレに立つふりをして気を利かせてくれたのだ。
いや──
もしかして、あいつ。
ここに美菜子が勤めていることを知っていて。
そして美菜子が今はひとりだということも知っていて。
美菜子に会わせるために、俺をここに誘い出したんじゃないのか。
人見がテーブルに戻ってきた。
ありがとうと言うのもなんだか照れくさくて、多分ものすごく妙な顔をしているだろうな、と藤島は思った。顔の筋肉が妙な具合に引き攣れている。
「あ、席を立ったついでに勘定すませてきた。帰ろうか」
「──例の重役さんはいいのかよ」
人見はまた、言い訳が通用しない時のあの顔をしたがそれが何だか可愛いヤツのように思えて仕方ない。
席を立つと、厨房の入り口あたりに居た美菜子とまた目が合った。電話、くれよと手でサインを送ると美菜子は肩を竦めて笑った。
「よし、なんか慣れない高級レストランで肩も凝ったし、どっか安い居酒屋で呑み直そうか。今度は俺が奢るよ」
「えっ、マジ?ケチの藤島が奢ってくれんの?人の金だったら呑むよ?俺は」
ま、しょうがない。
俺のために、あんな高い店を奢ってくれたんだから、それくらいは返しとくよ。
言葉には出さず、藤島は人見の背中を叩いてエレベーターのボタンを押した。

事務所のドアには鍵が掛かっていない。開けると奥のデスクの上の蛍光灯だけが点っていた。
「ただいまでーす」
「遅かったな」
「つき合わされちゃって。でも、写真は先に送ったからいいでしょ」
奥のデスクにふんぞり返っていたヒゲでメタボの中年男は銜え煙草の先から落ちそうな灰を慌てて灰皿で受け止めた。
「なかなかいい写真だったな。T重機の常務と代議士H先生ね。クライアントがさぞかし喜ぶだろうよ。よく撮れたな」
「そこはそれ、このとぼけフェイスで色んなとこに間違えてもぐりこむのが得意なもので」
「得なキャラだなぁ…」
「だって、ホントのことを言っても半分くらいは信じてもらえませんからね、僕は。特に幼馴染あたりからは。所長が経費をケチるから言い訳すんの大変だったんですからね」
たまたま、標的の店に藤島の元妻が勤めていることが下調査で判ったので藤島を連れて行ったのだが、藤島は勝手に感謝してくれているようだ。
昔っから、上から目線なんだけど単純でちょっとバカで可愛いヤツなんだよな──
人見は上機嫌で飲んでいた藤島の顔を思い出すと、ふふっと笑いを漏らした。
禁無断複製・転載 (c)Senka.Yamashina
これは「恋愛お題ったー」で出題されたキーワードを元に即興で創作したお話です。
テーマ:ヤマシナセンカさんは、「夜のレストラン」で登場人物が「探す」、「雲」という単語を使ったお話を考えて下さい。
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