day by day

癒さぬ傷口が 栄光への入口

世にも奇妙な物語

2005-10-07 | テレビ。
好きというわけではないけど見始めると結局最後まで見てしまう、番組改変時恒例
世にも奇妙な物語05秋の特別編
を見ました。(10/4放送)

「赤い運命」の感想書いてるとき、あ、こっち見てたんだと思い出しw

見ている方も慣れてきてしまっているせいもあるのか…
やはりここんとこ、各話及びタモリパートのキレがあまりないですね。
それなりに面白くはあるんだけど。

【8分間】
毎日15:00になると決まって8分間の記憶が飛び、その間に自殺を図っている男。
夢オチの一種。ラストシーンの映像が妙にフィルターがかかったようなものだったので、それも死の間際の幸せな夢だった、とかいう二重どんでん返しかと思ったらそのまま終わってしまった………orz
いきなりしょっぱなから幸せなラストでいいのか(笑)

【過去が届く午後】
奇妙な…というか下手すると実際にありそうな嫌がらせの話ですが追い詰められていくデザイナー役を松田聖子が好演。それ以上に、もと同僚の成功を妬んで嫌がらせを続ける主婦役の秋本奈緒美がこわい(笑)
しかしこれも松田聖子がやられっぱなしで終わったなぁ…。
今のご時世、ラストはともかくこういう嫌がらせをしている人は世の中にいっぱいいそうで怖かったっす。いや、ラストだって「送りつけてくる」というところを除けばありそうだと思えるところが……現実世界の方が怖い気がする。

【影武者】
あ~、こういう話はホッとします。単純に楽しめました。
と思ったら原作は手塚治虫先生なんですね。
最後の最後のオチが良かったです。

【ネカマな男】
出だしはコメディっぽい話かと思ったら、最後には悲しい話になってしまいましたね。
つーか、だから、これも
「奇妙な」じゃないじゃん…orz

【越境】
やっと「世にも奇妙な」話が出てきた(笑)
パラレルワールドの日本という設定で、「あの国」に対するキワキワの風刺をやらかしたという感じではあるのですが、同時に平和と幸福に浸りきって生命の危険を感じずに生活できることがどんなに幸せかを忘れている現代の私たちに対する警告も含んでいると思います。
しかし、「あちらの世界」で死んだ恋人に「こちらの世界」で出会えたというラストは(「あちら」の回想時にすでに)読めていたんですが…これは綺麗にまとめたというのか、どうも中途半端に終わったというのか、なんだか製作側の空回りを感じてしまったんですが。
テーマ的にはじっくり描いて欲しい感じだったので、少し勿体無い気がしました。


こうやって思い返してみると、やっぱり「奇妙な世界」じゃない話が増えてるんですね。
以前から「ありそうな」話というのは含まれてたけど、現実に起こりうる話ばかりではこのシリーズでやる意味がありません。
続けるなら初心に帰ってネタ掘り返してもらいたいもんです。
Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 赤い運命 | TOP | プレーオフ第1ステージ第1... »
最新の画像もっと見る

post a comment