
いや、怒涛でした…。
いちいち番組(出来事)ごとに書いてたらきりないからまとめて書こうと思って溜めてたらえらいことになってました。
これはエントリが関ジャニ∞ばっかりになっても個別に書くべきなのかやっぱり…?
という今後の方向性についての脳内会議はまたおいといて、実際は先週忙しくてなかなかじっくりエントリ書いてる間がなかったんですよね。ドラマレビュ書くのがせいいっぱいというか。
というわけで自分の記録用も兼ねてこの10日ほどの間に楽しませてもらった諸々を書き記しておくことにします。
結局1エントリでは収まりそうになかったので新曲発売前のとこまで。
2/5(金)Мステ:ブリュレ
その前の週の「次回予告」で、関ジャニ∞がダンス曲をやります!って出て、しかもそこに出た映像が十五祭のブリュレだったものでTwitterのTLが一瞬でえらいことになりました。
オタクが口々に「思いかけずブリュレ」と叫ぶわ、巻き込まれて「不意打ちWASABI」までトレンド入りする始末。
ブリュレ……?
地上波の歌番組でブリュレ踊るの……??
ブリュレといえばアルバム「PUZZLE」に収録されている7人時代のダンス曲で、ライブでも人気のある曲です。
なんでも一時は人気があるからってライブでやりすぎて飽きられてたという話も聞くくらいですが(笑)。
ダンス曲のイメージの強い曲だけどバンドで披露したことも。
6人になったときも十五祭でやったし、昨年のドリームアイランド"なにわの日"(7/28)には5人でやってくれたんですよね。冒頭の亮ちゃんのパートをヨコが歌っていて話題になってました。
そんな「ブリュレ」を地上波「Mステ」で披露するという…
半信半疑になってたらすぐ後にインスタで「Mステで何を歌うか」の打合せの様子を流してくれる関ジャニ∞さん。
おそらく新曲「キミトミタイセカイ」は発売後である次週に歌う予定で、2週連続出演と最初から決まっていたんだろうけどではその1週目に何を歌うかを自分達で決めたみたいです。
関ジャニ∞はそういえば確かにジャニーズなのに地上波の歌番組でがっつりダンスする曲を披露する機会があまりない。
ここ最近のシングル曲は立って踊らずに歌うものやバンド曲が続いてましたし。(「ここに」「友よ」「Re:Live」「奇跡の人」、「Crystal」「応答セヨ」はバンド)
振付がある歌は「なぐりガキBeat」以来ですかね…。振付はあっても「ダンス曲」という感じでもないけど…。
Mステのスタッフさんによるとダンス踊るのは6年ぶりらしいけど、オタクの間では「どの曲のことだ…?」ってなってましたよ…ファンの間ではダンス曲と認識されてないやつかもね…。
そんなわけでなんと放送当日までの1週間、関ジャニ∞さんはダンス練習してるメンバーの動画をInstagramに毎日UPしていくという煽り方をし始めました。
全部さらけ出していこうぜ!それが俺らのスタンス!みたく開き直った関ジャニ∞さんですがここまでやっちゃうw
ライブ定番曲だけどずっとライブ出来ない状態でEighterと「会えていない」からこそ、地上波でハードル高いけどどうせなら練習から見せてあげようっていう心意気が嬉しいじゃないですか。
なんなら練習だけでもブリュレ見られるの嬉しいしさ!!
てゆうかこれ無料で見れるのすごくない???
そんなわけでMステ当日。
本当にあった怖い話(なぜMステ出演前コメントで怖い話?)
Jr.の少年忍者を従えて登場の関ジャニ∞さん。
私、Mステのカメラを実はあんまり信用してない。カッコよく撮ろうとしてるのはわかるんだけど、カッコよく見せたいが空回りして肝心のとこ撮れてなかったりすることちょいちょいあるから。
あと、Jrくんのバックもいらなくない?と思ってた。MステでジャニーズJrを特集した時の円盤を販売してるからJrくん見せてあれ売りたいんかな程度に思ってた。
いや、本当にすみません。
めっちゃくちゃカッコ良かった。
そもそも衣装がエイタメ(関ジャニ'sエイターテインメント(2016-17ツアー))の赤衣装でございましょ?天才か。
カメラもばっちりだったし、5人になってダンスが薄くなるかもと思ってた箇所を綺麗にカバーできる起用で、見どころの間奏のダンスは5人だけにしてくれるという手厚さでした。
そしてダンスに気を取られていたけど歌の方も完璧でした。
亮ちゃんのイメージの強い楽曲でしたがそんな亮ちゃんパート、歌い出しはヨコが、最後(フェイクまで)は丸ちゃんが受け持って全く違和感ない出来。
あんまり完璧だったので、ネットでは「口パクでは?」という疑惑も流れていたけどなんならこの際口パクでもいいです。どっちみち5人で歌いなおしたものだし。そして1年半前には「口パクってどうやるの?」「絶対(口と音源が)ズレそうやから難しい」とか言ってた人らが口パクでやったんだとしたらそれはそれで、今更口パクまでマスターしたんか?すげえな?!ってなります(極甘)。
なにわの日は配信ライブで円盤化もまだされてないので、この5人のブリュレを録画出来て本当に良かった。
この曲を選んで、見ている(Eighter以外の)人に関ジャニ踊りよった!と言わせたいと提案してくれたヨコ、そしてそれをやらせてくれたMステさん、本当にありがとう。
2/7(日)関ジャム完全燃SHOW
しまった、見逃し配信終わる前にこのエントリ上げるべきだったね…(後悔先に立たず)
関ジャムは始まってまもなくまる6年。
この番組で関ジャニ∞はホスト役であるがゆえに「関ジャニ∞の音楽」について掘り下げる特集は過去一度もありませんでした。
その日のテーマによってはエイトの楽曲を紹介してくれることもまれにある(それも近年やっと)とはいえ、この番組の視聴者の方は関ジャニ∞はバンド演奏も出来るグループだし、メンバーには歌がとても上手い人もいるということくらいは知ってくれても関ジャニ∞がどんな歌を歌っているのかをほとんど知らない人が多いのではないでしょうか。
そんな"関ジャム"がついに、「関ジャニ∞特別編」を作ってくれました。
当初、「関ジャニ特集」とだけ伝えられてどんな過去曲が紹介されたり分析されたりするんだろうと盛り上がったりしていたんですが、なんとなく、ボイトレ特集なのではないかという予想をしていました。
実際の予告でも、新曲「キミトミタイセカイ」の制作にあたって関ジャニ∞がいちから自分達のボーカルと向き合ってボイトレに通い、これまででは歌えなかった難しい曲に挑戦する過程を追ってくれる特集でした。
私はずっとここでも書いてるけど、もともと関ジャニ∞は歌が上手い、ちゃんと聴かせられる歌を歌える人たちだと思ってきているしライブでも生歌でしっかり、ハモリ、コーラスも含めて歌っているグループです。
すばると亮ちゃんが抜けて。
これまでコーラスを担当することが多かった大倉・安田・丸山が主メロを担当せざるを得なくなることが増えたことでコーラスの厚みが減ってしまったのは現実問題として事実なんだけど。
あのままでだってきっと本当はそこまでボーカルで困ることは無いんじゃないかと思ってた。
でも彼らは「みんな基本を知らずに歌っていたから、この機会に基本を叩き込んで本物の歌うまグループになろう」って決意したんですよね。
デビュー16年、アイドルとカテゴリー分けされているとはいえ、デビュー前からずっと人前で仕事として歌ってきた三十代後半の男たちが、このタイミングで基本からやり直すって、ねえ、すごいことですよ????
あとここで言及はされていなかったけど、バンドをやる時に章ちゃんがひとりギターになってしまったためにギタープレイが忙しくなり、抜けたボーカルの箇所を振り替えるだけの歌割では出来る曲の幅が狭くなったことがわかったんじゃないだろうか。
ひとりギターのバンドはいっぱいいるけど、そういうとこはちゃんと別の「ボーカリスト」がいるんだよね。ボーカリストがギターを持てばたちまちツインギターになるしね。
ギターが忙しいパートを別の人が歌えたら過去曲でもやれるものが増えそうだし。
関ジャムの最初のボイトレ回にゲストで来てくれたボイストレーナーの安倉先生に直接依頼して最初にボイトレを始めたのは大倉。その件は2回目のボイトレ回でも紹介されていた。
47ツアーのドキュメントでもツアー中にもボイトレを続けている姿が収録されていたし、その期間中に丸ちゃんも始めたり、章ちゃんがヨコを勧誘したエピソードが出てきていました。
多分ヨコは去年のツアー中はドラマ撮影が忙しかっただろうし、実際に始めたのは3月からだったもよう。
ヒナは安倉先生のボイトレには通っていないらしいけど、多忙な人だしスケジュールの調整が出来ないからだろうと思っている。声出し練習の基本だけ教えてもらって(メンバーづてかもしれない)自主練をしていたみたい。
本来、「知ってるワイフ」は2020年の7月期だか10月期の放送予定だったんですよね。コロナで撮影ができなくなったり、大倉さんが感染してりといわくつきの作品になってしまったけど。
ただその主題歌の「キミトミタイセカイ」が難しい曲ゆえに、結果オーライで"ある程度歌えるようになって"からリリースできたのは運が良かったのかもなあと思います。
実際の密着は「キミトミタイセカイ」のプリプロから。
ちなみに番組ではさらっと「プリプロ」って言ってたけど。
ジャニーズでは基本的にはプロプロってやってなかったそうなんですね。
メンバーそれぞれソロ仕事やなんや忙しいジャニーズのタレントは、プリプロに時間や経費をかけてられないみたいなことなのかもしれないけど、予め個別に渡された自分のパートをマスターしてレコーディングに臨み、完成形のイメージがはっきり出来ないままレコーディングを終えるみたいなことも普通だったみたいです(ちゃんとやってたGもあったかもしれないけどそこまでは知らんです)。
それを、俺たちの安田章大さんが、前作「Re:Live」から、これは特別思い入れのある曲だから思い切ることが出来たのかもしれないけど、プリプロからやらせてくれとスタッフに直談判したとのこと。
雑誌インタビューなどで触れていましたが、「安田が急に音楽のことうるさく言い始めたぞ」と煙たがるスタッフもいたみたいです。それでも、スタッフにいい顔されなくても、いいものを作りたい気持ちを押し通したと。
(この件について思うこともあったんだけど話が逸れるのでまた機会があったら触れますね…)
そうやって現状に甘んじることなくひとつひとつ望みの環境を掴んでゆくエイトくんたちは本当に頼もしいしかっこいいと思う。
とにかくプリプロから追っていくレコーディング。
ボイストレーナーの安倉先生と、楽曲を提供してくれたHi-yunk(BACK-ONのKENJI03)さんがボーカルディレクターとしてずっと見守ってくれている。
関係ないけどBACK-ONといえばケータイ捜査官7のEDじゃないですか!!!!(本当に関係ない)
渋谷すばるや安田章大というハイトーンの使い手がいた頃の音域より数音高音を、これまで低音パート、下ハモを担当してきた大倉忠義が、自分たちの持ち歌でもカラオケで主メロは高すぎて歌えないって言ってた大倉忠義が、歌うんですよ……。それどころじゃない高さのフェイクまでやるんですよ…。えぇ……。
いきなりそんなとこ攻めてかなくてもいいんじゃないの…と思ったりもするんだけど、関ジャニ∞の歌はこれから変わるゾ!!って知らしめて、自分達に対して高いハードル立てて、目的意識をもってやりたかったんだろうな。
キャリアが長くなってきて年もそこそこ取ってくるとモチベーションを維持するのは無理、と言ったのは大倉自身だと思うのだけど、そのモチベーションを高めるために越えなければいけない壁を自分で建てるスタイルでいくことにしたんだよね。
章ちゃんは直すとこなんかないんじゃないの?と思ったら「歌のニュアンス」とか「声質の軽さ」という表現にまつわるテーマ。本当に個々に応じた指導をしてくれているんだとわかる。
ヒナは通常の安倉先生の指導は受けていないけど、それでも「村上くんの声じゃない」「歌スイッチが入ってしまう、喋る時の声で歌ってみて」というアドバイスで劇的に歌が変わった。
ヒナは喋る時と同じ声で歌ってる、逆にすごいと言ったのはすばるだったか。
音程はメンバーも認める正確さ(本人曰く一度メモリーしてしもたら固定される)だし声量はあるし、この人の何がよくなくて上手く聞こえないんだろうと思ってたんだけど、そうか歌う時に変な、上手に歌おうとしているような癖があるんだなと思いました。喋っている時が一番良い発声をしているって見抜いた先生すごい。さすがだ。
丸ちゃんは素人にはちょっとわからない程度のリズムのズレみたいなものがあったみたい。
丸ちゃんの歌って"上手いですよ~"みたいなビブラートがないけどグルーブはめちゃくちゃあると思うんだよね~。だからカッコよく聞こえるんだろうなと思う。以前は緊張してるのかな?みたいな時は不安定なこともあった音程も今はほとんど不安ないし。
そして第1回のボイトレ回の時に声質の診断も拒否した横山さん。
昔、「音楽のことは(すばるとか亮とかヤスとかにきけばええやろ)俺には聞かんといて」なんて言ってた人が。
章ちゃんに見張られながら(違)でもボイトレを積み重ねて、歌に対する苦手意識を克服しようとしてる。
ヨコはライブで、お客さんの前で歌う時は全然苦手そうじゃないし自信なさげでもないしちゃんとしっかり歌えてるんだよね。本当にライブが好きな人なんだなぁとライブ映像を見るたびに思う。
5人になってソロパートが増えたことで、苦手意識が増してしまったり、失敗したら恥ずかしいと思ってしまったりしているのかもしれない。ここ最近のテレビ歌唱のヨコは本当にどうしたの?って思うくらい不安定だったのは確かだと思う。
スタジオゲストのゴスペラーズ北山さんが、
「まだ"歌手"として生まれたとは言えないかもしれない、今はひたすら千本ノックを受けているだけだけど、自分が歌う意味がストンと胸に落ちる時がくる」
「関ジャニ∞がこれからボーカルグループとしてどこまでいけるのかは横山くんにかかってる」
みたいな(ニュアンス)ことを言ってくれていた。
この人すごいな。横山さんがすごく負けず嫌いで、グループに対する責任感がすごく強くて、頼りにされるとすごい力を発揮する人だってわかっているから言えることだよね。
終始涙ぐんだよな目で見守ってくれていた北山さん。
エイトの周りには本当にたくさんの素敵で優しい人たちがいてくれて、力強く支えてくれている。それが嬉しいし、支えてあげたいと思ってもらえるエイトであることがファンとしてとても誇らしい。
そんな番組の最後に、レコーディング風景を編集した映像つきで、「キミトミタイセカイ」をフルバージョンで紹介してくれた関ジャムも本当にありがたい。良い番組に巡り合えたし、これからも長く続いてくれたら嬉しいな。
自分達のスキルを、黙って隠してこっそりと血のにじむような努力でアップし、ある時完成したものを突然公開して世間を驚かせるのもカッコいいしスマートだと思う。
でも関ジャニ∞は、メンバーが抜けていって5人になったその日から、しんどいことも苦しいことも悩むことも、出来る限りさらけ出して、自分たちのどうやってこの道を選んだのかを見せることでファンに納得してもらうことを選んだ。
華やかな表舞台の裏でもがき苦しむ姿を見せることが誰かの勇気になることももう彼らは知っている。
もともと泥だらけになってのたうち回る姿も惜しげなく見せていたグループだとは思うけど、多分今の「さらけ出していこう」は相当の覚悟が乗っかっているのだ。
そうして笑って「人生って最高だろう」って言うんだよ。関ジャニ∞は。
続きます。
いちいち番組(出来事)ごとに書いてたらきりないからまとめて書こうと思って溜めてたらえらいことになってました。
これはエントリが関ジャニ∞ばっかりになっても個別に書くべきなのかやっぱり…?
という今後の方向性についての脳内会議はまたおいといて、実際は先週忙しくてなかなかじっくりエントリ書いてる間がなかったんですよね。ドラマレビュ書くのがせいいっぱいというか。
というわけで自分の記録用も兼ねてこの10日ほどの間に楽しませてもらった諸々を書き記しておくことにします。
結局1エントリでは収まりそうになかったので新曲発売前のとこまで。
2/5(金)Мステ:ブリュレ
その前の週の「次回予告」で、関ジャニ∞がダンス曲をやります!って出て、しかもそこに出た映像が十五祭のブリュレだったものでTwitterのTLが一瞬でえらいことになりました。
オタクが口々に「思いかけずブリュレ」と叫ぶわ、巻き込まれて「不意打ちWASABI」までトレンド入りする始末。
ブリュレ……?
地上波の歌番組でブリュレ踊るの……??
ブリュレといえばアルバム「PUZZLE」に収録されている7人時代のダンス曲で、ライブでも人気のある曲です。
なんでも一時は人気があるからってライブでやりすぎて飽きられてたという話も聞くくらいですが(笑)。
ダンス曲のイメージの強い曲だけどバンドで披露したことも。
6人になったときも十五祭でやったし、昨年のドリームアイランド"なにわの日"(7/28)には5人でやってくれたんですよね。冒頭の亮ちゃんのパートをヨコが歌っていて話題になってました。
そんな「ブリュレ」を地上波「Mステ」で披露するという…
半信半疑になってたらすぐ後にインスタで「Mステで何を歌うか」の打合せの様子を流してくれる関ジャニ∞さん。
おそらく新曲「キミトミタイセカイ」は発売後である次週に歌う予定で、2週連続出演と最初から決まっていたんだろうけどではその1週目に何を歌うかを自分達で決めたみたいです。
関ジャニ∞はそういえば確かにジャニーズなのに地上波の歌番組でがっつりダンスする曲を披露する機会があまりない。
ここ最近のシングル曲は立って踊らずに歌うものやバンド曲が続いてましたし。(「ここに」「友よ」「Re:Live」「奇跡の人」、「Crystal」「応答セヨ」はバンド)
振付がある歌は「なぐりガキBeat」以来ですかね…。振付はあっても「ダンス曲」という感じでもないけど…。
Mステのスタッフさんによるとダンス踊るのは6年ぶりらしいけど、オタクの間では「どの曲のことだ…?」ってなってましたよ…ファンの間ではダンス曲と認識されてないやつかもね…。
そんなわけでなんと放送当日までの1週間、関ジャニ∞さんはダンス練習してるメンバーの動画をInstagramに毎日UPしていくという煽り方をし始めました。
全部さらけ出していこうぜ!それが俺らのスタンス!みたく開き直った関ジャニ∞さんですがここまでやっちゃうw
ライブ定番曲だけどずっとライブ出来ない状態でEighterと「会えていない」からこそ、地上波でハードル高いけどどうせなら練習から見せてあげようっていう心意気が嬉しいじゃないですか。
なんなら練習だけでもブリュレ見られるの嬉しいしさ!!
てゆうかこれ無料で見れるのすごくない???
そんなわけでMステ当日。
本当にあった怖い話(なぜMステ出演前コメントで怖い話?)
Jr.の少年忍者を従えて登場の関ジャニ∞さん。
私、Mステのカメラを実はあんまり信用してない。カッコよく撮ろうとしてるのはわかるんだけど、カッコよく見せたいが空回りして肝心のとこ撮れてなかったりすることちょいちょいあるから。
あと、Jrくんのバックもいらなくない?と思ってた。MステでジャニーズJrを特集した時の円盤を販売してるからJrくん見せてあれ売りたいんかな程度に思ってた。
いや、本当にすみません。
めっちゃくちゃカッコ良かった。
そもそも衣装がエイタメ(関ジャニ'sエイターテインメント(2016-17ツアー))の赤衣装でございましょ?天才か。
カメラもばっちりだったし、5人になってダンスが薄くなるかもと思ってた箇所を綺麗にカバーできる起用で、見どころの間奏のダンスは5人だけにしてくれるという手厚さでした。
そしてダンスに気を取られていたけど歌の方も完璧でした。
亮ちゃんのイメージの強い楽曲でしたがそんな亮ちゃんパート、歌い出しはヨコが、最後(フェイクまで)は丸ちゃんが受け持って全く違和感ない出来。
あんまり完璧だったので、ネットでは「口パクでは?」という疑惑も流れていたけどなんならこの際口パクでもいいです。どっちみち5人で歌いなおしたものだし。そして1年半前には「口パクってどうやるの?」「絶対(口と音源が)ズレそうやから難しい」とか言ってた人らが口パクでやったんだとしたらそれはそれで、今更口パクまでマスターしたんか?すげえな?!ってなります(極甘)。
なにわの日は配信ライブで円盤化もまだされてないので、この5人のブリュレを録画出来て本当に良かった。
この曲を選んで、見ている(Eighter以外の)人に関ジャニ踊りよった!と言わせたいと提案してくれたヨコ、そしてそれをやらせてくれたMステさん、本当にありがとう。
2/7(日)関ジャム完全燃SHOW
しまった、見逃し配信終わる前にこのエントリ上げるべきだったね…(後悔先に立たず)
関ジャムは始まってまもなくまる6年。
この番組で関ジャニ∞はホスト役であるがゆえに「関ジャニ∞の音楽」について掘り下げる特集は過去一度もありませんでした。
その日のテーマによってはエイトの楽曲を紹介してくれることもまれにある(それも近年やっと)とはいえ、この番組の視聴者の方は関ジャニ∞はバンド演奏も出来るグループだし、メンバーには歌がとても上手い人もいるということくらいは知ってくれても関ジャニ∞がどんな歌を歌っているのかをほとんど知らない人が多いのではないでしょうか。
そんな"関ジャム"がついに、「関ジャニ∞特別編」を作ってくれました。
当初、「関ジャニ特集」とだけ伝えられてどんな過去曲が紹介されたり分析されたりするんだろうと盛り上がったりしていたんですが、なんとなく、ボイトレ特集なのではないかという予想をしていました。
実際の予告でも、新曲「キミトミタイセカイ」の制作にあたって関ジャニ∞がいちから自分達のボーカルと向き合ってボイトレに通い、これまででは歌えなかった難しい曲に挑戦する過程を追ってくれる特集でした。
私はずっとここでも書いてるけど、もともと関ジャニ∞は歌が上手い、ちゃんと聴かせられる歌を歌える人たちだと思ってきているしライブでも生歌でしっかり、ハモリ、コーラスも含めて歌っているグループです。
すばると亮ちゃんが抜けて。
これまでコーラスを担当することが多かった大倉・安田・丸山が主メロを担当せざるを得なくなることが増えたことでコーラスの厚みが減ってしまったのは現実問題として事実なんだけど。
あのままでだってきっと本当はそこまでボーカルで困ることは無いんじゃないかと思ってた。
でも彼らは「みんな基本を知らずに歌っていたから、この機会に基本を叩き込んで本物の歌うまグループになろう」って決意したんですよね。
デビュー16年、アイドルとカテゴリー分けされているとはいえ、デビュー前からずっと人前で仕事として歌ってきた三十代後半の男たちが、このタイミングで基本からやり直すって、ねえ、すごいことですよ????
あとここで言及はされていなかったけど、バンドをやる時に章ちゃんがひとりギターになってしまったためにギタープレイが忙しくなり、抜けたボーカルの箇所を振り替えるだけの歌割では出来る曲の幅が狭くなったことがわかったんじゃないだろうか。
ひとりギターのバンドはいっぱいいるけど、そういうとこはちゃんと別の「ボーカリスト」がいるんだよね。ボーカリストがギターを持てばたちまちツインギターになるしね。
ギターが忙しいパートを別の人が歌えたら過去曲でもやれるものが増えそうだし。
関ジャムの最初のボイトレ回にゲストで来てくれたボイストレーナーの安倉先生に直接依頼して最初にボイトレを始めたのは大倉。その件は2回目のボイトレ回でも紹介されていた。
47ツアーのドキュメントでもツアー中にもボイトレを続けている姿が収録されていたし、その期間中に丸ちゃんも始めたり、章ちゃんがヨコを勧誘したエピソードが出てきていました。
多分ヨコは去年のツアー中はドラマ撮影が忙しかっただろうし、実際に始めたのは3月からだったもよう。
ヒナは安倉先生のボイトレには通っていないらしいけど、多忙な人だしスケジュールの調整が出来ないからだろうと思っている。声出し練習の基本だけ教えてもらって(メンバーづてかもしれない)自主練をしていたみたい。
本来、「知ってるワイフ」は2020年の7月期だか10月期の放送予定だったんですよね。コロナで撮影ができなくなったり、大倉さんが感染してりといわくつきの作品になってしまったけど。
ただその主題歌の「キミトミタイセカイ」が難しい曲ゆえに、結果オーライで"ある程度歌えるようになって"からリリースできたのは運が良かったのかもなあと思います。
実際の密着は「キミトミタイセカイ」のプリプロから。
ちなみに番組ではさらっと「プリプロ」って言ってたけど。
ジャニーズでは基本的にはプロプロってやってなかったそうなんですね。
メンバーそれぞれソロ仕事やなんや忙しいジャニーズのタレントは、プリプロに時間や経費をかけてられないみたいなことなのかもしれないけど、予め個別に渡された自分のパートをマスターしてレコーディングに臨み、完成形のイメージがはっきり出来ないままレコーディングを終えるみたいなことも普通だったみたいです(ちゃんとやってたGもあったかもしれないけどそこまでは知らんです)。
それを、俺たちの安田章大さんが、前作「Re:Live」から、これは特別思い入れのある曲だから思い切ることが出来たのかもしれないけど、プリプロからやらせてくれとスタッフに直談判したとのこと。
雑誌インタビューなどで触れていましたが、「安田が急に音楽のことうるさく言い始めたぞ」と煙たがるスタッフもいたみたいです。それでも、スタッフにいい顔されなくても、いいものを作りたい気持ちを押し通したと。
(この件について思うこともあったんだけど話が逸れるのでまた機会があったら触れますね…)
そうやって現状に甘んじることなくひとつひとつ望みの環境を掴んでゆくエイトくんたちは本当に頼もしいしかっこいいと思う。
とにかくプリプロから追っていくレコーディング。
ボイストレーナーの安倉先生と、楽曲を提供してくれたHi-yunk(BACK-ONのKENJI03)さんがボーカルディレクターとしてずっと見守ってくれている。
関係ないけどBACK-ONといえばケータイ捜査官7のEDじゃないですか!!!!(本当に関係ない)
渋谷すばるや安田章大というハイトーンの使い手がいた頃の音域より数音高音を、これまで低音パート、下ハモを担当してきた大倉忠義が、自分たちの持ち歌でもカラオケで主メロは高すぎて歌えないって言ってた大倉忠義が、歌うんですよ……。それどころじゃない高さのフェイクまでやるんですよ…。えぇ……。
いきなりそんなとこ攻めてかなくてもいいんじゃないの…と思ったりもするんだけど、関ジャニ∞の歌はこれから変わるゾ!!って知らしめて、自分達に対して高いハードル立てて、目的意識をもってやりたかったんだろうな。
キャリアが長くなってきて年もそこそこ取ってくるとモチベーションを維持するのは無理、と言ったのは大倉自身だと思うのだけど、そのモチベーションを高めるために越えなければいけない壁を自分で建てるスタイルでいくことにしたんだよね。
章ちゃんは直すとこなんかないんじゃないの?と思ったら「歌のニュアンス」とか「声質の軽さ」という表現にまつわるテーマ。本当に個々に応じた指導をしてくれているんだとわかる。
ヒナは通常の安倉先生の指導は受けていないけど、それでも「村上くんの声じゃない」「歌スイッチが入ってしまう、喋る時の声で歌ってみて」というアドバイスで劇的に歌が変わった。
ヒナは喋る時と同じ声で歌ってる、逆にすごいと言ったのはすばるだったか。
音程はメンバーも認める正確さ(本人曰く一度メモリーしてしもたら固定される)だし声量はあるし、この人の何がよくなくて上手く聞こえないんだろうと思ってたんだけど、そうか歌う時に変な、上手に歌おうとしているような癖があるんだなと思いました。喋っている時が一番良い発声をしているって見抜いた先生すごい。さすがだ。
丸ちゃんは素人にはちょっとわからない程度のリズムのズレみたいなものがあったみたい。
丸ちゃんの歌って"上手いですよ~"みたいなビブラートがないけどグルーブはめちゃくちゃあると思うんだよね~。だからカッコよく聞こえるんだろうなと思う。以前は緊張してるのかな?みたいな時は不安定なこともあった音程も今はほとんど不安ないし。
そして第1回のボイトレ回の時に声質の診断も拒否した横山さん。
昔、「音楽のことは(すばるとか亮とかヤスとかにきけばええやろ)俺には聞かんといて」なんて言ってた人が。
章ちゃんに見張られながら(違)でもボイトレを積み重ねて、歌に対する苦手意識を克服しようとしてる。
ヨコはライブで、お客さんの前で歌う時は全然苦手そうじゃないし自信なさげでもないしちゃんとしっかり歌えてるんだよね。本当にライブが好きな人なんだなぁとライブ映像を見るたびに思う。
5人になってソロパートが増えたことで、苦手意識が増してしまったり、失敗したら恥ずかしいと思ってしまったりしているのかもしれない。ここ最近のテレビ歌唱のヨコは本当にどうしたの?って思うくらい不安定だったのは確かだと思う。
スタジオゲストのゴスペラーズ北山さんが、
「まだ"歌手"として生まれたとは言えないかもしれない、今はひたすら千本ノックを受けているだけだけど、自分が歌う意味がストンと胸に落ちる時がくる」
「関ジャニ∞がこれからボーカルグループとしてどこまでいけるのかは横山くんにかかってる」
みたいな(ニュアンス)ことを言ってくれていた。
この人すごいな。横山さんがすごく負けず嫌いで、グループに対する責任感がすごく強くて、頼りにされるとすごい力を発揮する人だってわかっているから言えることだよね。
終始涙ぐんだよな目で見守ってくれていた北山さん。
エイトの周りには本当にたくさんの素敵で優しい人たちがいてくれて、力強く支えてくれている。それが嬉しいし、支えてあげたいと思ってもらえるエイトであることがファンとしてとても誇らしい。
そんな番組の最後に、レコーディング風景を編集した映像つきで、「キミトミタイセカイ」をフルバージョンで紹介してくれた関ジャムも本当にありがたい。良い番組に巡り合えたし、これからも長く続いてくれたら嬉しいな。
自分達のスキルを、黙って隠してこっそりと血のにじむような努力でアップし、ある時完成したものを突然公開して世間を驚かせるのもカッコいいしスマートだと思う。
でも関ジャニ∞は、メンバーが抜けていって5人になったその日から、しんどいことも苦しいことも悩むことも、出来る限りさらけ出して、自分たちのどうやってこの道を選んだのかを見せることでファンに納得してもらうことを選んだ。
華やかな表舞台の裏でもがき苦しむ姿を見せることが誰かの勇気になることももう彼らは知っている。
もともと泥だらけになってのたうち回る姿も惜しげなく見せていたグループだとは思うけど、多分今の「さらけ出していこう」は相当の覚悟が乗っかっているのだ。
そうして笑って「人生って最高だろう」って言うんだよ。関ジャニ∞は。
続きます。
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