
今年、新梅田シティで開催されてたオクトーバーフェストに行った時にビールのお祭りだというにワインのブースが出ていて試飲販売が行われていたわけなのですが、ついうっかりワイン1ケース(6本入り)を買ってしまったのですよ。
だって、フランケンの赤とか珍しいからつい!!つい!!!
で、買ってしまうと次のお誘いがくるのは世の常でございます。
ここの業者さんから試飲会のお誘いが届きました。
そんなちょくちょくワインをケース買いとか出来ませんし、とか思って二の足踏んでたんですが、とはいえ色んな種類のワインを無料で試飲させてもらえるわけですから行っといてもいいかなと思い直し大雨のミナミまでお出かけしてきました。
念の為言っておきますと、わたくし、ワインを飲むのは大変好きですが、あいにくとそんなに繊細な舌は持ち合わせておらず、ソムリエの方のようにひとつひとつの味わいを詩的に表現するとか無理なことを期待しないで下さい。
基本は「これ好き」です。
理屈じゃないのです。
自分が「好き」だと思った味が自分にとってのベストセレクトなのです。
場所は道頓堀にほど近いホテルメトロthe2115F。

15Fまで行くとけっこういい景色です。思っていたよりも全然落ち着いて試飲できました。
担当の営業さんが一人ついて、説明しながらひと口ずつ注いでいってくれます。
まずは食前酒。

Gold Piccoro / Trocken / Elfenhof
金箔入りのスパークリングワイン。
200mlと少量なので一人でかっくらうのもアリですが、お値段はひとりでかっくらうレベルじゃありませんでした。
めでたい時とかにお酒に金箔入れちゃう感じは洋の東西を問わないんでしょうかね。
お正月に金箔入りの日本酒飲んだりするあの感覚かな。
さっぱりとした辛口です。
まずは白の辛口から。
2010 welschriesling / Exckusiv Trocken / Elehof(オーストリア)
…写真撮り忘れました。
とてもすっきりしてどんな料理にも合いそうです。
白辛口は和食にも無難に合うのでこれからの季節鍋料理のおともにも良いかも。
普段の私でも手の出しやすいお手ごろ価格。
2009 Schlossgut Ebringen / Getedel / Baden / Trocken(ドイツ)
これも写真撮り忘れ。
香りと口に運んだ時の味が少し違って感じられます。
説明文によれば「ドイツのフルーティさとフランス特有の複雑味を同時に楽しめるバーデン産辛口」とのこと。
2010 Thuengersheimer Ravensbug / Muller-Thurgau /Franken / Halbtrocken /Terra Thu(ドイツ)

おかあさんフランケンきたよ!
どうも最近はヨーロッパのワインもコルクではなくスクリューボトルの製品が増えているんだとか。少しがっかりですね。
ともあれ私の大好きなフランケンワインです。
ドイツのヴュルツブルクという街で飲んだ思い出補正と、日本では手に入りにくかった(最近は百貨店などでは見るようになりました)せいでこだわりが強かっただけかもと思っていたんですが、こうやって並べて色んなワインを飲んでいると
「あー、やっぱフランケン好きだわ」
と思う。ちょっと違います。
辛口というよりはフルーティな酸味が強いです。
2009 Chardonnay Cuvee Prestige / Domainele Moriniere /Vin de Pays(フランス)

くせの無い味でこれも何にでも合いそうですが、私にはちょっと印象の薄いワインでした。
2007 Ch.Malrome Bordeaux Superieur Blanc Sec(フランス)

「ボルドー」です。
「ボルドー」のくせに「白」です。
前回、フランケンワインといえば白なのに赤!と思って飛びついちゃった私なんですがこちらは逆バージョンとでもいいますか。
で、ボルドーのくせに白のこいつは白ーのくせにとてもこくがあります。
通常白ワインには「フルボディ」という分類はないのですが、「フルボディ」と呼んでいい味わいです、とは担当さんの弁。
この写真では少し見づらいですが、ラベルはロートレックの「ムーラン・ルージュ」です。
なんでも、ロートレックの実家がワイン農家で、このワインはそのワイナリーで作られているのだとか。
次は白の甘口。
良い甘口は本気でやばいです。あっという間に飲み干してしまう。どれもとても美味しいです。
甘いワインは食事というよりデザートですね。
2010 Villa Anheuser / Kerner / Nahe / Kabinett(ドイツ)

ここまで辛口を飲んできたのでとても甘く感じるけど、さっぱりした甘さです。

左:Herrgotts-Troepfchen / Kerner / Reinhessen /Spaetlese(ドイツ)
甘いけど、どこか渋みもあります。
右:2009 Gewuerztraminer / Spaetlese / Elfenhof(オーストリア)
ブドウから出来てるはずなのになんかライチの香りがする!
甘くて美味しいのでつい飲んでしまいそうですが意外とアルコール度数が高いので飲む時はご注意。

左:2009 Tokaji Harslevelu / Late Harvest / Ch.Pajzos (ハンガリー)
ハンガリーのワインってあんまり出会いませんね。
さっきのはライチの香りでしたがこれは若干柑橘系の香りがします。ただしものすごく甘い。
どんどん甘くなっていきます(笑)。
こうなってくるともうジュースに近い。
右:2010 Rioler Roemerberg / Riesling / Mosel / Weingut Hamann / Bio (ドイツ)
さっきのが極甘だったのでそうでもない感じがしたんですがよく熟した葡萄のやさしい甘さです。
原料の葡萄は有機農法栽培。
さて、ここからは赤です。
赤を色々試していて思ったんですが、赤って難しいですね。
飲み比べている最中にはそれぞれの味の違いは判っても、それをどう表現していいやら全然わかりません。
というわけで、当日渡されたワインリストに色々コメントを書き込んでいたのですが、赤の欄に入ったらなんも書いてない!(爆)
なので、ここからは写真と名前だけで失礼します。

実は最初からチーズとクラッカーが置いてあったのですが、白の時は特に必要なかったです。
赤にはやっぱチーズが欲しいですねー。

左:2005 Saint-Amour / Chateau de blagny-Sur-Vingeanne / ACSaint-Amour / Beaujolais(フランス)
ボジョレーヌーボーの季節ですが(ちなみにまだ飲んでない…)そのボジョレー地方のワインです。2005年は当たり年だったらしいです。
右:2007 Prelude a Grand Puy Ducasse / AC Pauillac(フランス)
ボルドー№1のポイヤック村のお手ごろな本格派(ワインリストの解説より)

左:2009 Barbera d'Asti Superiore(Rocca Nivo) /DOCG/Barbera/Piemonte/Scrimaglio(イタリア)
12年連続ガンベロ・ロッソでオスカー賞受賞の栄誉。(ワインリストの解説より)
右:2007 TANTRA/Monferrato Rosso/DOC/Barbera・Cabernet/Piemonte/Scrimaglio(イタリア)
2種類の葡萄をブレンドすることにより生まれたレベルの高いワイン。2002WineChallengeで金賞受賞。(ワインリストの解説より)
ここからは赤の甘口。
赤の甘、というと赤○パンチとかそういうイメージですがさすがにお手軽でもそこまでじゃないです。
ちなみにそのクラスはスパイス入れてホットワインにするとすごく美味しいしあったまりますよー(余談)。

左:2010 Guntersblumer St.Julianenbrunnen/Portugiser/Reinhessen/Bio(ドイツ)
ほんのり甘くどんな食事にも調和する飲みやすいオーガニックワイン。(ワインリストの解説より)
右:2004 African Horizon/Merlot(南アフリカ)
南アフリカで生まれたメルロー種の甘口ワイン。(ワインリストの解説より)
これだけはなんだか味も香りも他とは全然違いました。ファンも増えてるらしいです。
最後にこちら。
貴腐ワインです。

2000 Tokaji Aszu/Furmint/5 Puttonyos/Ch.Pajzoz(ハンガリー)
際立つ蜂蜜の味。菩提樹の葉と成熟したアプリコットの濃厚な香り。絶妙なバランスの酸味。(ワインリストの解説より)
白ワイン甘口でも登場したトカイ。あれでも十分甘かったのですがこれは本当に蜂蜜の味がします。蜂蜜は入ってません。
私ならこれがあったら食後のスイーツとか要らないなって気がする。
これで試飲はおしまい。
普段飲めないワインをちょっとずつですが堪能できて、土曜日の真昼間からいい気持ちでした(笑)。
で、私ときたら、またしてもついうっかり1ケース買っちまったよ…。
なんというカモネギ…。
この試飲会、年2回くらいのペースでやってるらしいんですが次は誰かワイン好きの友達も誘って6本を山分けできるように考えて参加したいです。

ごちそうさまでした。
だって、フランケンの赤とか珍しいからつい!!つい!!!
で、買ってしまうと次のお誘いがくるのは世の常でございます。
ここの業者さんから試飲会のお誘いが届きました。
そんなちょくちょくワインをケース買いとか出来ませんし、とか思って二の足踏んでたんですが、とはいえ色んな種類のワインを無料で試飲させてもらえるわけですから行っといてもいいかなと思い直し大雨のミナミまでお出かけしてきました。
念の為言っておきますと、わたくし、ワインを飲むのは大変好きですが、あいにくとそんなに繊細な舌は持ち合わせておらず、ソムリエの方のようにひとつひとつの味わいを詩的に表現するとか無理なことを期待しないで下さい。
基本は「これ好き」です。
理屈じゃないのです。
自分が「好き」だと思った味が自分にとってのベストセレクトなのです。
場所は道頓堀にほど近いホテルメトロthe2115F。

15Fまで行くとけっこういい景色です。思っていたよりも全然落ち着いて試飲できました。
担当の営業さんが一人ついて、説明しながらひと口ずつ注いでいってくれます。
まずは食前酒。

Gold Piccoro / Trocken / Elfenhof
金箔入りのスパークリングワイン。
200mlと少量なので一人でかっくらうのもアリですが、お値段はひとりでかっくらうレベルじゃありませんでした。
めでたい時とかにお酒に金箔入れちゃう感じは洋の東西を問わないんでしょうかね。
お正月に金箔入りの日本酒飲んだりするあの感覚かな。
さっぱりとした辛口です。
まずは白の辛口から。
2010 welschriesling / Exckusiv Trocken / Elehof(オーストリア)
…写真撮り忘れました。
とてもすっきりしてどんな料理にも合いそうです。
白辛口は和食にも無難に合うのでこれからの季節鍋料理のおともにも良いかも。
普段の私でも手の出しやすいお手ごろ価格。
2009 Schlossgut Ebringen / Getedel / Baden / Trocken(ドイツ)
これも写真撮り忘れ。
香りと口に運んだ時の味が少し違って感じられます。
説明文によれば「ドイツのフルーティさとフランス特有の複雑味を同時に楽しめるバーデン産辛口」とのこと。
2010 Thuengersheimer Ravensbug / Muller-Thurgau /Franken / Halbtrocken /Terra Thu(ドイツ)

おかあさんフランケンきたよ!
どうも最近はヨーロッパのワインもコルクではなくスクリューボトルの製品が増えているんだとか。少しがっかりですね。
ともあれ私の大好きなフランケンワインです。
ドイツのヴュルツブルクという街で飲んだ思い出補正と、日本では手に入りにくかった(最近は百貨店などでは見るようになりました)せいでこだわりが強かっただけかもと思っていたんですが、こうやって並べて色んなワインを飲んでいると
「あー、やっぱフランケン好きだわ」
と思う。ちょっと違います。
辛口というよりはフルーティな酸味が強いです。
2009 Chardonnay Cuvee Prestige / Domainele Moriniere /Vin de Pays(フランス)

くせの無い味でこれも何にでも合いそうですが、私にはちょっと印象の薄いワインでした。
2007 Ch.Malrome Bordeaux Superieur Blanc Sec(フランス)

「ボルドー」です。
「ボルドー」のくせに「白」です。
前回、フランケンワインといえば白なのに赤!と思って飛びついちゃった私なんですがこちらは逆バージョンとでもいいますか。
で、ボルドーのくせに白のこいつは白ーのくせにとてもこくがあります。
通常白ワインには「フルボディ」という分類はないのですが、「フルボディ」と呼んでいい味わいです、とは担当さんの弁。
この写真では少し見づらいですが、ラベルはロートレックの「ムーラン・ルージュ」です。
なんでも、ロートレックの実家がワイン農家で、このワインはそのワイナリーで作られているのだとか。
次は白の甘口。
良い甘口は本気でやばいです。あっという間に飲み干してしまう。どれもとても美味しいです。
甘いワインは食事というよりデザートですね。
2010 Villa Anheuser / Kerner / Nahe / Kabinett(ドイツ)

ここまで辛口を飲んできたのでとても甘く感じるけど、さっぱりした甘さです。

左:Herrgotts-Troepfchen / Kerner / Reinhessen /Spaetlese(ドイツ)
甘いけど、どこか渋みもあります。
右:2009 Gewuerztraminer / Spaetlese / Elfenhof(オーストリア)
ブドウから出来てるはずなのになんかライチの香りがする!
甘くて美味しいのでつい飲んでしまいそうですが意外とアルコール度数が高いので飲む時はご注意。

左:2009 Tokaji Harslevelu / Late Harvest / Ch.Pajzos (ハンガリー)
ハンガリーのワインってあんまり出会いませんね。
さっきのはライチの香りでしたがこれは若干柑橘系の香りがします。ただしものすごく甘い。
どんどん甘くなっていきます(笑)。
こうなってくるともうジュースに近い。
右:2010 Rioler Roemerberg / Riesling / Mosel / Weingut Hamann / Bio (ドイツ)
さっきのが極甘だったのでそうでもない感じがしたんですがよく熟した葡萄のやさしい甘さです。
原料の葡萄は有機農法栽培。
さて、ここからは赤です。
赤を色々試していて思ったんですが、赤って難しいですね。
飲み比べている最中にはそれぞれの味の違いは判っても、それをどう表現していいやら全然わかりません。
というわけで、当日渡されたワインリストに色々コメントを書き込んでいたのですが、赤の欄に入ったらなんも書いてない!(爆)
なので、ここからは写真と名前だけで失礼します。

実は最初からチーズとクラッカーが置いてあったのですが、白の時は特に必要なかったです。
赤にはやっぱチーズが欲しいですねー。

左:2005 Saint-Amour / Chateau de blagny-Sur-Vingeanne / ACSaint-Amour / Beaujolais(フランス)
ボジョレーヌーボーの季節ですが(ちなみにまだ飲んでない…)そのボジョレー地方のワインです。2005年は当たり年だったらしいです。
右:2007 Prelude a Grand Puy Ducasse / AC Pauillac(フランス)
ボルドー№1のポイヤック村のお手ごろな本格派(ワインリストの解説より)

左:2009 Barbera d'Asti Superiore(Rocca Nivo) /DOCG/Barbera/Piemonte/Scrimaglio(イタリア)
12年連続ガンベロ・ロッソでオスカー賞受賞の栄誉。(ワインリストの解説より)
右:2007 TANTRA/Monferrato Rosso/DOC/Barbera・Cabernet/Piemonte/Scrimaglio(イタリア)
2種類の葡萄をブレンドすることにより生まれたレベルの高いワイン。2002WineChallengeで金賞受賞。(ワインリストの解説より)
ここからは赤の甘口。
赤の甘、というと赤○パンチとかそういうイメージですがさすがにお手軽でもそこまでじゃないです。
ちなみにそのクラスはスパイス入れてホットワインにするとすごく美味しいしあったまりますよー(余談)。

左:2010 Guntersblumer St.Julianenbrunnen/Portugiser/Reinhessen/Bio(ドイツ)
ほんのり甘くどんな食事にも調和する飲みやすいオーガニックワイン。(ワインリストの解説より)
右:2004 African Horizon/Merlot(南アフリカ)
南アフリカで生まれたメルロー種の甘口ワイン。(ワインリストの解説より)
これだけはなんだか味も香りも他とは全然違いました。ファンも増えてるらしいです。
最後にこちら。
貴腐ワインです。

2000 Tokaji Aszu/Furmint/5 Puttonyos/Ch.Pajzoz(ハンガリー)
際立つ蜂蜜の味。菩提樹の葉と成熟したアプリコットの濃厚な香り。絶妙なバランスの酸味。(ワインリストの解説より)
白ワイン甘口でも登場したトカイ。あれでも十分甘かったのですがこれは本当に蜂蜜の味がします。蜂蜜は入ってません。
私ならこれがあったら食後のスイーツとか要らないなって気がする。
これで試飲はおしまい。
普段飲めないワインをちょっとずつですが堪能できて、土曜日の真昼間からいい気持ちでした(笑)。
で、私ときたら、またしてもついうっかり1ケース買っちまったよ…。
なんというカモネギ…。
この試飲会、年2回くらいのペースでやってるらしいんですが次は誰かワイン好きの友達も誘って6本を山分けできるように考えて参加したいです。

ごちそうさまでした。
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