サマーレスキュー

2泊目　私たちが泊まったのは、白馬岳山頂直下の白馬山荘からさらに10分下った
「村営白馬岳頂上宿舎」
手足を伸ばしてゆったりしようと、１部屋＋8000円の6畳個室を予約していた
食事がビュッフェ形式で、同行の持病食事制限者にも都合がよかった

またここは昭和大学の診療所、レスキューの詰所と簡易郵便局が併設され
登山相談のブースがある

実は私たちは、初日からケガ人を2名抱えていた
宿舎に着くや否や、ご本人たちが進んで診療所を訪ねた
幸いこの日は5名の医師スタッフが滞在しており、
適切な手当とこの後の行程についてのアドバイスを得ることができた

しかしそのアドバイスは、予定のルートの大幅変更を伴うもので
下山口も白馬村猿倉から、新潟県の蓮華温泉へ替えなければならず
おのずと3日目の山小屋も変更を余儀なくされる・・

医師やレスキューの意見は、天候・本人の体調も最悪の場合を想定しており
私たちには受け入れ難い提案であった
でも・・医師らの意見に逆らって決行し、二次災害に遭っては本末転倒
この先予定していた行程は、次回目標として持越し
翌朝踵を返して白馬大池へ戻り、そこから岩場の少ないルートを蓮華温泉へ下ることにした

診療所は無料
「お気持ち」の募金箱がある
必要に応じて医薬品の投与があるが、けっして余分はもらえない
レントゲンの設備はない、下山後は設備の整った医療機関で診てもらうこと

診療所の学生スタッフは、小屋の皿洗いも手伝う

巨大山小屋のレストラン

ワクワク、稜線歩きを楽しんで
次のお楽しみは・・・
白馬岳のピークの一寸下
日本最大級の山小屋「白馬山荘」800名を収容する

泊まらないけれど、レストランは楽しみたい
生ビール800円

ケーキセット

標高2800ｍでのお味は最高

行程にゆとりもあったので、ゆっくり休憩
売店も大きいし、なによりトイレが美しい

稜線に立つ

山の朝は超早い
ここの朝食は5:00
朝食をお弁当にしてもらって、日の出前に出発する人もいるから
相部屋の前の廊下は、4時前から人が行き交う

のんびり出発の私たちでも、6時過ぎには準備完了
小屋の玄関前で体操して、記念写真撮って大池を後にする

徐々に高度を上げ
大池を見下ろすところまで来ると、たくさんのチングルマがお出迎え

「船越の頭」を過ぎると次のピークは小蓮華山276mだ

ずっと曇り
曇りは良い
紫外線・気温対策が楽、それと何より「花々に目が向く」
晴天がすぎると、大きな景色に目を奪われ、また強烈な日光で
小さな花々がかすんでしまうのだ

さ、小蓮華山のピークだ

ガレ岩の間からオコジョの家族が顔をだす

ここからが

憧れの稜線
三国境2751m（長野・富山・新潟）で休憩をとると、目指す白馬岳2932mはもうすぐ

稜線に立つまで

街での事前準備については割愛して

今回の入山は「栂池高原」スキーのビッグゲレンデ
朝6:30に名古屋を出発、昼食は車中
栂池の駐車場で車を預け、車の代行運転業者に下山口への回送を依頼
予定どおり、午前中に栂池高原のゴンドラ「イブ」に乗車
栂の森でロープウェイに乗り換えて「栂池自然園1850m」が登山口

すぐにワタスゲなど高山植物がお出迎え

間もなく雪渓も現れて、いよいよ本格的登山


2時間ほどで白馬乗鞍のケルンを確認

足元に注意しながら岩場を行くと
白馬大池が見えてきた

対岸の「白馬大池山荘」2469mが今日の宿舎
池を大きく迂回して、到着

池が見えてからが遠かった！

憧れの稜線を歩く

年末に３年続いたドラマ「坂の上の雲」
そのオープニング映像に使われた稜線
この稜線をいつか歩く！　と心に秘め、まずはその場所のリサーチから始めて構想３年
やっと目標達成

北アルプス後立山連峰
長野・富山・新潟３県の境にある、白馬山系
「小蓮華山2766ｍ」と「白馬岳2932ｍ」を結ぶ、通称「小蓮華尾根」

山は例年より夏が遅かったようで、あきらめていたお花畑も存分に楽しめた
小蓮華尾根は往復したので、白馬岳へ向かう景色と小蓮華山へ向かう景色と
両方楽しむことができた

紀行は追々

目標達成までには、まあいろいろあったけれど
すべては「怪我の功名」と言わせていただこう

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この白馬行の前に、700kmのリハビリ一人旅
よく走ったもんだ
ボーイスカウトのキャンプサイトや知人宅に泊まりながら、期せずして温泉三昧
濁河・高山・白骨の泡の湯、知人宅の庭の特設天然温泉にも入らせてもらった
優しい人たちに出会い
出かけてよかった

リハビリ中

ちょっとお休みしています
リハビリ中です
でも、元気です。

そろそろ俳句
木曜日までに、完成品８句要る
秋の季題で作りたいけど、
浮かぶのは夏の、しかも季重なりばかり

ふぐ料理の名店、夏のカウンター

名古屋でふぐ料理の名店といえば栄の「可ん寅」
実は夏でも釣り針にかかった河豚はいるもので
シーズンではないがふぐ料理がないわけではない

ちょっと用もあったので、可ん寅さんのカウンターで一献
とりあえず瓶ビールで・・

乾杯に合わせて大急ぎで呈されるのは
前菜と呼ばれる八寸仕立ての小品集
丸盆の上に生垣が配してあり、珍味の器は朝顔に見立ててあった

鱧にしますか？　と聞かれ・・
んまっ、鱧でなくとも・・アラカルトのメニューから


名古屋コーチンの湯引きと豆腐の梅ソース

鱸の薄造り

名物のたまご焼き

数名の板さんの連係プレイを眺めながら、大将や女将と雑談
シーズンオフならではの贅沢なひと時


高級料亭のカウンター
悪かろうはずもない

内緒だけど・・ランチタイムもおすすめなんだな　

免許証の更新

運転免許証の更新に出かけた
もちろん！　ゴールド優良講習
更新の有効期間が２カ月あるからとのんびりしていると忘れてしまう

夏休みだからなあ　混んでいるかしら
暑いからなあ　化粧したくないなあ
でも、さすがにすっぴんの写真を５年間も使うことはできないなあ

そうだ
お誕生月で「ささやかなプレゼントを・・」デパートの化粧品店からＤＭがきていた
ちょうど日焼け止めファンデーションも欲しいし

もう、みなさんお分かりですね
空調の効いたデパートのコスメティックコーナーで
ファンデの「色選び」、つ・い・で・にアドバイザーに（店員さんと言ってはいけない）
秋の新色でナチュラルメイクを完了してもらって

汗で崩すことがないよう、車で
こういう時は、眼鏡も我慢して運転
眼がしらに眼鏡の跡がつくと嫌だから
なんとか写真までの我慢

午後の運転免許試験場は混んでおらず、流れ作業的
視力検査も裸眼で通過（ヤッター）
次の講習時刻まで30分　待ちますよ　それくらいなら

無事あたらしい免許証を手にすることができた