ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

いつだって救世主が現れる、・・・信じれば。・・・信じて動けば。動かなければ現れない。

2018-05-09 19:23:28 | Weblog


シャドウちゃん、分解の巻である。

何も出来ないくせに、なんでもやろうとする。
それはいいことではあるのだが、悪いことでもある。
なぜならば、何も出来ないくせに・・・何も出来ないくせに・・・何も出来ないくせに・・・だからなのである。

直近、バイクの旅は控えてはいないのだが、リアタイヤを交換をするのである。
なぜならば、もうすぐ車検がある。
シャドウちゃんのリアタイヤはツルッツル。溝がない。危ない危ない。危ない上に、車検が通らない。

シャドウちゃんのリアタイヤ交換は非常に面倒である。普通のバイクの倍くらい面倒である。
面倒なのになぜ自分でやるか・・・それは・・・面倒だから、お店に出すと信じられないくらいの金額を請求されるのである。たぶん、普通の倍くらい。だ、か、ら、自分でやる。・・・何も出来ないくせに。

あのね、シャドウちゃんのタイヤ交換は二回目。二年前の夏、買ったばかりの時に前後タイヤとも交換した。
だから、もう、慣れたものなんだよ・・・とはならない。

過去の事例。大変なところは全部、僕ではない誰かがやってくれる。

たとえば、瓦屋の親方とか、たとえば横田のにアニキとか、たとえば、弟のハヤトくんとか、たとえば、椎茸農家のシンさんとか。

そういうことを繰り返しているから、僕はずっと何も出来ないままなのである。ダメだぁ。こんなんじゃダメだぁ。
誰かの助けを借りるたびに、僕はこう思う。
「もう絶対に自分ではやらない。出来ないことはやらない。なぜならば、人に迷惑をかけるからだ。もう絶対にやらないぞ!おれは誓う!」

で、なぜ繰り返すのか?という問題。
やはり僕はこう思う。

「前は出来なかったけど、今度は出来るんじゃね?一回やったんだから、今度は一人で出来るんじゃね?出来ないことはやらないと誓ったが、出来ることはやらねばならぬじゃないか!やるぞ!おーーー!」

さて、そんなこんなで、リアタイヤを外しにかかる僕なのである。

うーんと・・・何からやるんだっけ?えっとーー・・・ジャッキが入らないなぁ・・・前はどうやったんだっけなぁ?

「あっ、板を積み重ねて台を作って、登らせたんだった!板板板、ブロックブロックブロック!」

こういう具合にね。

ほらね。前にやってからね、ちゃんと出来るんだよ。出来るはずなんだよ。

続く。

流しそうめん、はじめました。

2018-05-04 02:48:56 | Weblog


世はゴールデンウィーク。いかがお過ごしですか?

嵐山町の我が家では、アニーズガーデンの会である。
アニーズガーデンのの会とは、アニーズガーデンのメンバーが集まる会である。
アニーズガーデンが結成されてから、ほぼほぼ20年が経つ。
20年、ずーっと仲良し。アニーズガーデンとは素敵なバンドである。

アニーズガーデンのミホが娘ののどかを連れて嵐山町の我が家へ遊びに来ることなった。

前日の夜、僕は伐ってきたばかりの真竹を両刃のナタで半分に割るのである。割った竹の節を抜いて、ナイフで削り、ヤスリをかけるのである。

流しそうめんをしたら、のどかが喜んで、しんぐくんと仲良くなってくれるんじゃないか?という大人の画策なのである。
ちなみに、ミホの娘ののどか、3歳。極度の人見知り。2年前に会った時は、ギャン泣きし続けて一日が終わった。

お日柄も良く、雨上がりの陽射しの下で、流しそうめん。
のどかと、ミホと、しんぐくんの三人。
しんぐくんがそうめんを流す。二段に組んだ竹の上をそうめんがスルスルと流れる。ミホがのどかがそうめんを掬う瞬間を撮ろうとスマホを構える。のどかはそうめんが目の前を通り過ぎる瞬間によそ見をする。そうめんはスルスルと終着地点のザルへと落ちる。みんな、笑う。

流しそうめんは楽しい。流しそうめんは楽しいが、もう少し人数がいた方が楽しい。来られなかったメンバーのことを想う。

流しそうめんのお陰で、のどかと仲良しになった。抱っこもしたし、手も繋いだ。

のどかが言う。

「シング、面白いね」

のどかが言う。

「シング、ライオンみたいだね」

のどかが言う。

「シングもばあちゃんちに一緒に来る?」


流しそうめんの後、メダカ獲りに行った。近所の田んぼの横の用水路。メダカを14匹と、ザリガニの赤ちゃんを2匹獲った。

メダカ獲りの後は、しんぐくんのイチゴ畑にイチゴ狩りに行った。のどかのために、赤いイチゴをたくさんとっておいた。イチゴをたくさん食べて、ほうれん草と玉ねぎと人参を抜いた。

家に戻ると、もう夕方。

のどかが言う。

「シングの車はホネホネだね」

意味は、わからない。


暗くなって、もうそろそろ帰ろうかと言う頃、休日出勤のエムケイが現れた。
グイグイと来る知らないおじさんに、のどこの人見知りモードはマックスに昇り詰めている。

エムケイが言う。

「なに?なんなの?外のあれ?流しそうめんなの?ねぇ、流しそうめん、おれもやりたいよ」

やる?ナイター流しそうめん、やる?

やんややんやと、再び流しそうめん。

のどかがそうめんを流して、エムケイが掬う。のどかがじゃんじゃん流して、エムケイががじゃんじゃん掬う。

エムケイが言う。

「ちょっと・・・流しすぎ。食わせてよ」

エムケイが言う。

「おれ、流しそうめん、好きなんだよ」

流しそうめん、好きなんだよ?

意味はわからない。

そんなこんなで、のどかとエムケイも仲良くなる。


なんにしても、天気が良くて良かった。
なんにしても、流しそうめん作戦が成功して良かった。
夜なべをして、流しそうめん装置を作って良かった。

のどかのちっちゃい記憶の中に、流しそうめんが残ってくれたらいいなぁ・・・と、そんなことを想った一日。

はぁぁ、疲れたなぁ。

人に好かれようとと想うと、こんなにも疲れるんだと痛感した・・・そんな一日。


ゴールデンウィーク、いかがお過ごしですか?

僕は、超絶可愛いのどかちゃんと、ハッピーな一日を過ごせました。

おしまい。