ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

#17 ポジティヴorネガティヴ・・・君はどっちだ?

2017-12-07 00:33:38 | Weblog


そこら中に落ちているちっちゃな奇跡を拾い集めながら・・・きっと僕は生きて来た。

そこら中に転がっているちっちゃな奇跡を拾い集めながら・・・きっと君は生きてる。

十七曲目。「3グラムの奇跡」(trash box jam The Bandの1st, マジカルステラーツアーに収録)。


ブログが数日滞った。申し訳ない。
こでらーまんが我が家に来ていた。
沖縄の旅から戻って来たついでに我が家へと寄り、そのまま成田へ向かって、なぜかしらないが、そのままニュージーランドへ旅立っていった。
いつもなら面白い話が満載なのだが、今回に関しては、さほど面白い話がない。残念なこでらーまんだ。


オーストラリアの旅、車が三回壊れて止まったという話は書いた。そのどれもが、奇跡に恵まれたお陰で大事なく直った。三回のうち二回は砂漠のど真ん中での話だ。そこで車を直してもらえて、そのまま旅を続けられたというのは奇跡でしかない。

メルボルンを出発する朝に、荷物全部を盗まれたという話は前に書いた。唄でも歌った。
Tシャツとジーパンとギター一本、それしか残らなかった。それでも、その後8ヶ月もの間、南の巨大な大陸で過ごせたという事・・・奇跡だと思えて仕方がない。

ゴールドコーストのお土産屋で働いて、喧嘩して辞めて、ケアンズに流れ着いた時には一週間分の宿代しか持っていなかったという話は書いた。宿代を払って一文無しアンド無職になった所から始めて・・・仕事を見つけ、働き、遊び、その後の大陸一周の旅を完遂出来たというのは、もうほとんど奇跡としか言いようがない。

メルボルンで職がない時、僕は夜な夜なアクランドストリートでハーモニカを吹いていた。僕の前の小さな箱に小銭を投げ込んでくれる人がいる。毎晩、ほんの少しずつの小銭を稼いだ。
僕がハーモニカで小銭を稼いだことが奇跡なのではない。僕はハーモニカが上手くない。ブップーと吹くだけである。何かの曲を吹くわけでもない。ただのヘタクソ。
その奇跡とは・・・僕がハーモニカを吹きに街へ出たことである。すげぇヘタなのに。たぶん、きっと、それは、若さという奇跡。
ハーモニカで稼いだ小銭を卵パックに入れて車にしまっておいた。その卵パックも荷物と一緒に盗まれたという。・・・これもまた奇跡。


奇跡は、起こる時もあれば、起こらない時もある。
きっと、奇跡は、望むべきものではないのだろう。
奇跡は、起きた時にだけ、起きたことに後で気づく。もしかしたら、ずっとずっと後で気づく。

つまりこうだ。

奇跡は必ず起きる。
奇跡はずっと起こり続けている。
きっと今も。
僕らは奇跡に包まれながら生きている。

たとえば、君が君の大切な人に出逢えたのは・・・
偶然か?必然か?はたまた奇跡か?

どれでもいいと想う。どれも素敵だ。
答はない。それぞれが決めればいい。

ただ僕は、その偶然や必然を、「奇跡」と呼ぶ。
これからもずっと。

奇跡?

奇跡なら・・・そこら中に転がってるよ。
ほら、君の足元にも、ほら、僕の足元にも。

見つかったかい?君の奇跡。


「3グラムの奇跡」

そう毎日のルーティン 現実逃避の願望
僕は急ぎ足で地下鉄駆け込んだ
いつだってそう間違って誤解やっかいな世界
僕は手をこまねいて 茫然自失な存在

そして記憶が時空を超えだした
夕闇が目覚めたら・・・

夜を待って 風になって 君が待ってる街へ飛んで
手を握って 星の空遥か カ・ナ・タ
探してる 答なんて 見つからないかもしれない
だからちょっと3グラムの奇跡を待ってる

僕は飛びたくて 空へ飛びたくて
背中辺りをいつも探ってるんだ
いつだってどっちだって道を阻む障害
詳細不明の迷路 明快な決断

そして断崖を眼前に立つんだ
ねぇ僕の翼はどこだ・・・

夜を待って 風になった 月が泣いて 星が笑った
手を握って 君の空遥か カ・ナ・タ
探してる答なんて 見つからないかもしれない
だけどほんの3グラムの奇跡を待ってる

大人ぶって 背伸びをして 現実って 意味を知った
恐くなって うずくまった 君の姿が浮かんだ
立ち上がって 目を開いて 手を広げて 未来目指して
今目指して・・・僕の声が・・・僕の声が・・・聞こえますか?

夜を待って 風になって 君が舞ってる街へ飛んで
手を握って 星の空遥か カ・ナ・タ
探してる 答なんて 見つからないかもしれない
だからちょっと3グラムの奇跡を待ってる


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (めぐちゃん)
2017-12-10 05:55:01
君の脳ミソではなくたましいに届けばいいと思って言う
これはお節介

この世に偶然はなく全て必然である
何でもよくない
ありのままの君でいいなんて絶対にない
生まれたての赤ちゃんだって努力してる
これは自由意思を与えられている上での交通ルール 波長と因果と連帯責任
それを理解しないから
戦争や自殺や大量殺人や差別がおこる
この世に必要でない人などいないのに其々がその役割を担ってくれているのに理解出来ないから差別して殺したり
死にたくもないのに死にたいと世間に垂れ流して引き寄せられ、自分の心が殺されて生きている証がほしいから誰かを殺したいと思う人間と出会い殺されたり
自分がうまくいかない理由を他者のせいにして同じ人生の躓きを繰り返す
誰も幸せにならない
とことん経験してとことん躓きっぱなしでいたい
それも自由意思だから否定しない
その結果連帯責任で共に死ぬ事になっても仕方ないと思う
私だって別に立派な生き方をしてきた訳じゃないし
ただ
賢者は歴史に学び愚者は経験に学ぶ
自己憐憫を助長してくれるものばかり好み引き寄せられ学んだつもりでいたりする
自分のフィルター、視野の狭さ、無知に気がつかない
自分が見えない
耳の痛いこと、嫌いな事の中に真実があったりする
でも頑なに聞く耳を持たない、知ろうとしない
それは何故か?
怖れ
自分の今までを覆される恐怖
都合の悪い事には蓋をしておきたい怠惰

全ては必然だったって、もしあの世で解ったら、それもありだけど、この世にいるうちに解ればなおいいのにねと思う
そのチャンスが与えられているのに
この世でしか出来ないことがまだ沢山あるのに

地球が壊れてしまったとしても、やり直しは続くんだよ
みんなが幸せになるまでね

本当のポジティブっていうのは
根拠のない感情的なハイテンションの事じゃない
道を間違ったと思ったら、その間違っていたところまで後戻りしてやり直す事が出来る事
無闇に突き進む事じゃない
そしてそれが本当の勇気なんだよ

幸せは誰かに与えてもらうものじゃない
そして本当の幸せっていうのは怖れるものが何もない事

これはお節介
君のたましいに届けばいいと思う。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。