どこへ向かおうか?・・・いつも悩む。
北上しよう。まずは・・・札幌を抜け出さねば。
北、とりあえず、方角だけ。北へ北へ。
石狩方面。橋を渡って、札幌圏内を脱出。
そこで地図を見る。うーん・・・この真っ直ぐな道を走りたいなぁ・・・。この道はどこへ通じてるんだ?ふーん・・・悪くないな。
国道を使わずに、こんな感じで進んで行くと・・・結構道に迷う。
あれ?どこだ、ここ?あれ?
時にバイクを停めて、ジッと地図を見る。ジーっと地図を見る。
すると、通りすがりの車から声がする。
「どこへ行きたいんだ?ちょっと行くから待ってろ。」
おっちゃんが車を停めてやって来る。
「迷ったんか?どこへ行くんだ?」
おれ、この真っ直ぐな道を走りたいんですよ。
「ん?・・・どこへ行くんだ?この道じゃなきゃダメなんか?」
稚内に向かってるんですけど、この道を走りたいなぁって思って。まぁ、この道じゃなくてもいいんですけどね。
「稚内まで行くんか?あれまぁ。どれどれ?ここが・・・これで・・・ん?・・・あぁ、今ここら辺で・・・ん?・・・」
とりあえず、方角はあっちですよね?それが合ってればいいんです。
「そうか、役に立てなくて悪いな。気をつけて行けよ!」
こんなことがある度に、道に迷うのも悪くないと思ってしまう。
人生って、悪くないな、などと想ってしまう。
この世界は素晴らしいじゃないか、などと微笑んでしまう。
結果間違って、そこから僕は行きたい方向とは反対へと走ってしまうのである。
でも、いいのである。
間違って進んだ道で、素敵なものを見つけた。遠くから見える真っ黄色な草原。見渡す限り満開のひまわり畑。
そうなんだよ。別段、行きたい場所があるってわけじゃないんだ。
こんな風景に出会える場所を、探しながら走りまわっているんだよ。
北上しよう。まずは・・・札幌を抜け出さねば。
北、とりあえず、方角だけ。北へ北へ。
石狩方面。橋を渡って、札幌圏内を脱出。
そこで地図を見る。うーん・・・この真っ直ぐな道を走りたいなぁ・・・。この道はどこへ通じてるんだ?ふーん・・・悪くないな。
国道を使わずに、こんな感じで進んで行くと・・・結構道に迷う。
あれ?どこだ、ここ?あれ?
時にバイクを停めて、ジッと地図を見る。ジーっと地図を見る。
すると、通りすがりの車から声がする。
「どこへ行きたいんだ?ちょっと行くから待ってろ。」
おっちゃんが車を停めてやって来る。
「迷ったんか?どこへ行くんだ?」
おれ、この真っ直ぐな道を走りたいんですよ。
「ん?・・・どこへ行くんだ?この道じゃなきゃダメなんか?」
稚内に向かってるんですけど、この道を走りたいなぁって思って。まぁ、この道じゃなくてもいいんですけどね。
「稚内まで行くんか?あれまぁ。どれどれ?ここが・・・これで・・・ん?・・・あぁ、今ここら辺で・・・ん?・・・」
とりあえず、方角はあっちですよね?それが合ってればいいんです。
「そうか、役に立てなくて悪いな。気をつけて行けよ!」
こんなことがある度に、道に迷うのも悪くないと思ってしまう。
人生って、悪くないな、などと想ってしまう。
この世界は素晴らしいじゃないか、などと微笑んでしまう。
結果間違って、そこから僕は行きたい方向とは反対へと走ってしまうのである。
でも、いいのである。
間違って進んだ道で、素敵なものを見つけた。遠くから見える真っ黄色な草原。見渡す限り満開のひまわり畑。
そうなんだよ。別段、行きたい場所があるってわけじゃないんだ。
こんな風景に出会える場所を、探しながら走りまわっているんだよ。