ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

負けないねぇ。

2012-09-23 13:06:07 | Weblog
のつけ温泉、390円。安くていい温泉だった。露天風呂が三つもある。休憩所も居やすくて、しっかり22時半まで時間を潰した。そろそろ街も寝静まる頃である。

まず、温泉からバイクショップまで30分。バイクショップでキャンプグッズや拾って、そこから夜の国道をひたすら30分。・・・遠い。なかなか着かない。
そしてやっぱり荷物が重い。リュックのよえに担げる仕様になっていないなら、すぐに腕が痛くなる。
歩く用の靴ではなく、底が磨り減って斜めになっているバイクブーツを履いているせいで、なかなか軽快には歩けない。
にわかトホダー・・・苦難の道のりである。

公園は見つかったが、何しろ真っ暗。街灯なんてない。公園の全貌も分からない。さて、どうしたものか。とりあえず、朝までの短い時間だ。どこだっていい。が、そのどこだっていいが、意外と難しい。

公園を奥に歩いて行くと、水道が見つかった。まずは水確保。ベンチも見つかった。座る場所確保。・・・東屋はないのか?と探そうと思ったが、もうやめた。多くを望んではいけない。もう歩きたくない。公園の中も入れると、温泉から一時間半ほど歩い続けている。もうイヤだ。ここに張る。ここに決めた。ここしかない。

バイクのリアタイヤが破裂する前、お昼ご飯の買い物をした。
サロマと言えば、常呂のホタテ。ホタテと言えば、サロマのホタテ。そう、ホタテの貝柱なのである。

バイクが動かなくなり、いつ発てるかもわからない状況。緊急の公園野宿。トホダーへの転身。
こんな状況でも、負けないシングは健在なのである。ちょっと遅くなったが、晩ご飯はサロマのホタテ丼なのである(もちろん酢飯で)。

トホダーシングが担ぐ荷物の半分は、自炊道具なのである。それが相当重かったのである。
シングが苦境に立たされていようとも、ホタテは待ってくれない。待ってくれない。

いやぁ、負けないねぇ、オレ。

そんなことをつぶやきながら、真っ暗闇のの知らない公園、お米を炊いて、酢飯を作って、サロマのホタテに舌鼓。

そんなこんなで、北見の夜は更けていくのであった。

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