和琴半島は和琴島になった。

美幌峠で出会ったスクーターに乗った女の子のライダーが入っていた。

「和琴半島のキャンプ場、水没してるって言ってましたよ」

えっ、まぢで？

水没は嫌なのである。水没してたら泊まれないじゃん。

行ってみるしかないのである。

キャンプ場に着くと、水没していた。ははは。

でも、泊まれないことはない。

場所を選べば、テントを張れないことはない。

もう、他へは行きたくない。もう休みたい。

ここに張る！

屈斜路湖畔キャンプ場。

今日はここに泊まる。

モクテキチヲキメロ。

ノルディックファームのベンチ。
僕はテーブルをポンと叩く。

「よし、屈斜路湖へ行こう」

決めた。今日の目的地は屈斜路湖和琴半島。

美幌峠を通っていく。

もうだいぶ走った上に、ここからもちょっと走るが、そして、さらに、今すごく眠いが、なんとかなるだろう。

途中、北見市内。
危険なくらいの睡魔が襲ってきて、セイコーマートでブラックコーヒーを買って飲んだ。

美幌峠を上りきって、向こう側に見えるのが屈斜路湖。

この景色は壮観である。
いつ見ても、壮観である。
屈斜路湖は巨大だ。

道東三湖。摩周湖や阿寒湖の人気が高いようだが、僕は屈斜路湖を推す。断然屈斜路湖を推す。

ここ峠を下れば、和琴半島だ。

お魚調査隊活動中。3

常呂町のお魚市場。

ここ、好き。いつも必ず来る。ここが一番好き。

なぜならば、バカみたいな値段で売っている。

昔、タラバガニが一杯1500円で売っていたから買った。食べきれなかった。

今日の目玉はなんだろうか？

大きなマスが200円で売っていた。
60センチくらいのサケのオスが500円で売っていた。
発泡スチロールに20匹くらい入った魚が、100円で売っていた。
他にもたくさんあったが書き切れない。

楽しかった。お魚調査隊。あぁ、忙しかった。
すげぇ走った。逆方向へ。

これから戻ってノルディックファームへ行く。

ホントに、お魚を調査するためだけに相当走った。

あぁ、お魚を捌きたい。でも無理だ。

食べきれないもん。

お魚調査隊活動中。2

二軒目は斉藤さんちの魚屋。
ここは、干物が安い。いや、なんでも安いが、干物が特に安い。

大きなマスが、一匹300円くらいで売っていた。しかもメス。小ぶりではあるが、40センチくらいある。
・・・買いたいけど、一人では食べきれないよ。。。
断念。

もう一軒。

あぁ、忙しいんだよ。まぢで。