ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

発想がだよ。

2013-05-24 23:53:24 | Weblog

僕の北海道デビューは遅い。いや、北海道デビューは早かったが、北海道ライダーデビューは遅かった。初めてバイクで津軽海峡を渡ったのは、まだほんの四年前だ。
この四年で三回。たった三回の割には、僕は北海道をよく知っている。二十年連続で行き続けているという人と語り合えるぐらい、よく知っている。
なぜか?それは・・・滞在日数が長いからだ。たった三回なのに、130日間近くを北海道でバイクと共に過ごした。
毎年夏になると有給を取って七日間の北海道。それを20年繰り返しても140日だもんな。行き帰りのことなんかも考えると、滞在しっぱなしっていうのは有利だよな。

まぁまぁ、それはいいとして・・・ボーダーの話だ。

その日は、チャリンコで日本一周中、福島県出身のフクちゃん。もう一人、東京からチャリンコで四国を目指して走っているタオさん。そして、酔っ払いのおっちゃんライダー。

夜ご飯を外で食べライハに戻ると、宴会が始まっていた。挨拶もそこそこに仲間に入れてもらう。
なぜだろう?・・・旅人が集まると・・・京都にいるのに、北海道の話で盛り上がる。一推しスポットの発表会。セイコーマートの会員カード自慢。穴場温泉自慢。六花亭のポイント披露。・・・異様に盛り上がるのだ。不思議だ。
京都でどこへ行っただとか、京都の穴場だとか・・・そういう話は・・・出たかなぁ?

北海道帯広で、トロッコさんに教えてもらってここに来た。先にも述べたが、ここは田中米穀店の三男坊が北海道のライダーハウスをヒントにして立ち上げた場所である。そしてここでまた、北海道所縁の知り合いが出来ていく。なんとも・・・縁を感じてしまうではないか。
北海道が、ライダーの聖地と呼ばれる訳・・・なんとなく・・・伝わるかなぁ。特別なんですよ・・・特に、旅人にとってはね。

タオさん。歳が同じというだけではなく、なんとなくシンパシーを感じるこの人。
名前を聞いた時に、TAOのタオですか?と聞いたら、「そんな大それたものじゃないです」と言っていた。苗字の最初と名前の最後の文字をくっつけたらタオになるそうだ。
なんとなく、シングに似ていじゃないか?ん?似てない?新宮だからシングウだからシングだから、歌ってるからsingだよ?持って行き方が・・・似てなくもないような。シンパシーだな。

そのタオさんが勧めてくれた場所がある。
まったく行く予定ではなかったのだが、次の日はそこへ行くことにしたのであった。

つづく。

昭和くん、元気かな?

2013-05-24 01:24:18 | Weblog


道(タオ)とは宇宙と人生の根源的な不滅の真理を指す。

TAO・・・先生(昭和くん)が教えてくれた。大宮から横浜まで歩く道すがら、タオについて熱く語ってくれた先生は、その数ヶ月後に、クリスチャンに改宗してしまい・・・僕の目は・・・点になった。
そんなわけで、昭和くん元気かな?なのである。

そもそも、なぜボーダーに泊まったか?そこから始めよう。

時は去年。場所は帯広。ライダーハウス、大正カニの家。
帯広市が4000万円をかけて造ったログハウス。ピカピカの巨大なログハウス。シャワー付き。ライダー、チャリダー、トホダー専用。宿泊費無料。

北海道をバイクで旅する人で、カニの家を知らない人は・・・たぶん、居ない。泊まったことはなくとも、名前だけは知ってる。

そこで出会った、通称トロッコさん、京都在住。なぜトロッコさんか?それは、北海道お勧めスポットとして、トロッコを推しまくっていたから。

そのトロッコさんに、ボーダーの話を聞いたのである。そして、必ず行きます!と、約束したのである。
トロッコさんとボーダーの間には、なんの関係もないので、約束したからといって、ボーダーに行けばトロッコさんに会えるというわけではない。
それでも、それは約束なのである。それは約束でなければならない。なぜなら、それが・・・縁・・・というモノだから。

つづく。