French Movie

レオス・カラックス監督の「ポンヌフの恋人」、知ってますか？僕が想うフランス映画らしい映画です。パリにいた頃ポンヌフの橋を渡りながら、映画の主人公の恋人たちに想いを馳せたことを思い出します。言葉、表情、空気、色・・・フランス映画にはフランス映画にしか無い良さがある。


「潜水服は蝶の夢を見る」・・・運命なのか罰なのか、人生の絶頂期に突然自らに与えられた過酷過ぎる障害。「自分を憐れむことをやめた」と心の中でつぶやき、人間性にしがみつくことを決意。左目の瞬きだけで文字を伝え、本を書き上げる物語。現在公開中の素敵なフランス映画です。レイトショーで観に行ったら、観客は7人でした。いつの時代も、良い映画ってのは人気が無いものなんですね。それはそれで素敵なことだな。