ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

コノカンジョウヲ・・・

2007-10-24 07:38:16 | Weblog
黄色い小さな花が、駐車場のそばの小さな畑の隅っこに咲いていました。
コスモスじゃないけれど、秋の朝に少し誇らしげに咲く名も知らぬ小さな花でした。
僕は感情をコントロールする術を知らない。津波のような感情にさらわれてしまう。
ピンク色と黄色みたいなオレンジの花を、何本か摘んで君にあげました。
すぐに萎れてしまうかもしれないけれど、ほんの少し愛をあげたくて・・・。
誰も感情をコントロールする術を知らない。津波のような感情にさらわれてしまう。
秋の朝の陽射しがまぶしくて、少しだけ目を潰されてしまった。
欠陥だらけの僕は罪の重さに引きずられて、明晰な頭脳に偽善の烙印を押される。
カンジョウヲ・・・カンジョウヲ・・・コノナイフヲヌイテクレ。
泡になって消えたのは、約束じゃなくてアナクロニズムの慰め。
淡い炎を燃やすほどに、袖口に染みこんだ涙は強い意志を持ち僕を貫く。
混乱した感情は臨界点を超え暴走を始める。
本当と嘘を見極められる君は神と同等の存在である。
本当と嘘を見極められる僕は囚人と同等の存在である。
ボクハマダコノカンジョウノ・・・ナマエヲシラナイ

黄色い小さな花が、駐車場のそばの小さな畑の隅っこに咲いていました。
コスモスじゃないけれど、秋の朝に少し誇らしげに咲く名も知らぬ小さな花でした。