薄皮饅頭のCMをさらに補強するために記事にすることになった スポンサーが、スポット広告だけでは効果が薄いとどこかで入れ知恵されたらしく、執拗に依頼されたせいである お金の魅力には、かなわないので泣く泣く記事にすることにした
まあ、正直、生活のための売文なので、気が向かないから、以下は読まなくていい
もし何かの気まぐれで以下の文章を読むのなら、シュークリームでお茶にしてくれ 間違っても薄皮饅頭は止めてくれ 饅頭怖い
さて、薄皮饅頭である この饅頭は奥ゆかしい
食べる人が奥ゆかしいのでもないし、食べ物として奥ゆかしいのでもない そのネーミングが奥ゆかしいのだ
薄皮饅頭は、普通の饅頭と異なり、その皮が薄い点を構造上の最大にして唯一の特徴としている後はまったく普通の饅頭と選ぶ所がない さて、普通の分厚い皮に比べて、薄いわけだから、素直に考えれば、この厚い皮と薄い皮の厚さの「差」の分だけ空間が空くか、その「差」の分饅頭が小さくなるように思う 要するに皮をケチっただけじゃん
それが素人の浅はかさである
この「差」はそんなケチなことのために利用されるのではない
賢明な読者は前回のCMで先刻ご承知とは思うが、この「差」はアンコによって埋められるのだ 皮が薄いのはケチなのではない 限られた空間に少しでもアンコを詰め込もうという母心なのだ じゃ「アンコたっぷり饅頭」でいいじゃないかとがさつな人は思うだろう そのような下品な言い方でなく、さりげなく皮が薄い饅頭でっせと一見アンコと何の関係もないネーミングを採用した点が重要なのだ ケチと逆にとられるかもしれないという誤解を畏れないこの奥ゆかしさをみよ!!
このような奥ゆかしい饅頭がまずかろうはずはない みんなで日本の伝統文化の底知れぬ奥深さを堪能しつつ、抹茶でも飲もう
薄皮スイカ 薄皮頭 薄情け 薄化粧 薄らばかについても同様の考察が可能である 演習問題にするので、来週までにレポートを提出してください ではまた明日