思えば義母が
2月からずっといつ逝っても不思議ではない危篤状態だったのに
夫は
「ゴールデンウィークに旅行に行こう」
と言っていました
私は人の気持ちを汲み取るのが苦手なのですが
もうすぐ間違いなく母親が死ぬとなった夫の気持ちを
測り兼ねました
「じゃあ牛久観音や大洗海岸でも見に茨城に行こう
ネモフィラ咲いてるかもね」
と
適当言ってました
あの状況で旅行とかあり得なかったのに
全否定しなかったのは
夫の楽観も良いかなと思ったからか
全く何も考えてなかったからなのか
今となっては
よくわかりません
四月の末に義母は亡くなりました
しかし我が市は火葬場不足
死んでも7日は焼いてもらえないため
その待機期間が
話していた旅行の日程に被りました
その時も夫はラインで
「旅行、どうする?」と聞いてきたのです
いやいや
いやいや
どうするて・・
此の期に及んで「旅行は予定通りで」
と言い出す人間だと
私思われてる?
夫の気持ちを測り兼ね
何十周も回った挙げ句
もしかしたら?
私
・・大切にされている??
などと
かなり迷走したものでした
要は
用心深い夫が
キャンセルの決定を1人で下すのは良くない
と思った危機管理だったのだ
と気がついたのは
随分後になってからです
※危機=私の激怒\( ̄ー ̄💢)
四十九日のお礼も済ませた頃
「お盆休みに旅行に行こう、どこが良い?」
と夫が聞いてきました
「じゃあ、青森かなー」
半世紀生きて
まだ行ったことがないのが
沖縄と鹿児島と高知
そして東北地方全部
東北には
夏の復興ボランティア参加を計画したことがありました
仙台空港近くの草刈りとか粗大ゴミ整理に当る予定で
ちゃんとお役に立てるように
防塵手袋とか
ひんやり首巻きタオルとか
真昼のウォーキングとか体力作りの準備もしたけど
大阪にいた義母が熱中症で入院したと知らせがあったのが
出発日前日の夕方で
他人様のお手伝いに手を出してる場合ではなくなった嫁は
翌朝
反対方向の新幹線に乗ったのでした
「青森」と口走ったのは
ちょうどその頃、
voicyのプレミアムと Twitterでフォローしている文筆家の<ちきりん>さんが
青森旅行について発信されていたのと
ブラタモリで見た恐山に
とても惹かれたから
早速夫が青森駅近くの安宿を押さえてくれて
そこを拠点に二泊三日の青森県学をすることにはなったのだけど
「恐山は遠いなあ・・」
と夫が言い出しました
「え?そうなん?」
「恐山に行きたかったら、
恐山だけの旅行のつもりでいかなあかんのちゃうか」
「函館行って、旭川動物園見て、知床にも行きたい♪
とかいうのと似てる感じ?・・」
「うん、まあ、とりあえず青森初心者は青森市内と弘前とかも行きたいやん」
「そうかあ」
それ以上は言いませんでしたが
二日目に早起きして
往復6時間かければ
行けそうな気もするけどなぁ
ブラタモリ、2人で見てすごい盛り上がったのに
夫は言うほど行きたくなかったのかなあ
出発は明後日朝5時半
ところ変わればなんだって面白いはず
青森のドラッグストアとか
スーパーとか
りんごジュースとか
楽しみです
他にオススメがあったら是非・・
でも、
お盆休みって
御先祖様をお迎えするための休みなんですよね
きっと
お義母さんは新盆なんだけどなあ
息子さんがね、
行きたい言わはったんですよぉ
ちょっと行ってきます!
( ̄▼ ̄")≫←何処迄も小狡い嫁
って言えば
許してくれるかな
ああ、もう
そんな言い方しなくても
良いのか
<13日には戻ります>
って
今から手を合わせておけば
大丈夫?
( ̄ー ̄💧)
無事に
帰ってこられますように・・
今日はそんな話
〜( ̄ー ̄💧)ノシ
🚄🚄🚢
ブラタモリ、我が家でも見てたよ、恐山。
タモリみたいに逐一説明してくれて、あちこち連れまわしてくれるスタッフが居たら楽しいだろうなぁ~。
お天気微妙だけど、楽しめるといいね!
ガイドしてくれる何か無いかなーって探すんだけど
現地対応のが見つからないのよ
札幌発のバスツアーとかあった
から
青森もと思ったけど
出発地からのツアーしかなくてねえ
私も強く言えないのよね
青森って見どころいっぱいで面白そうだよ
無事に帰ってこられることだけ祈ってる
雨でもなんでも楽しんでくるよ
( ̄ー ̄)