例えば50代で生涯を閉じるとなったら
まだ若いのに・・と誰もが早い死を悼むでしょう
そうかと言って
50代が若いか?
といえばそうじゃない
こんな解りきったことで悩むのは
寿命の設定が急に長くなったから
現在50代の女性の半分が
百歳まで生きると試算されているとのこと
百まで生きるなら
また路半ば
だけど
皆が皆そうとも限らない
人生100年時代という言葉が
どの世代にどれほど該当するのかは
注意して聞いたほうがいいなあと思うところ
私は
どうなのかな?
( ̄ー ̄)
いずれにけよ
着実に我が身が老いていると思うことが増えました
それらの歓迎したくない変化をざっくり更年期のせいにして過ごし
気がつけば
老いていた
若い頃は
早朝から起き出して体を動かすご年配の方々を
本当にいい心がけだな素晴らしい
働き者はかくあるべしとばかり、畏敬の念を持って見つめ
それにひきかえ私ときたらお恥ずかしい限り
と我が身を省みていました
けれど
近年になって、身をもって実感してきた
歳を取ると朝早く目が覚めてしまうものなんだなと
そうなると
朝が眠い若者がまだ寝ているのに
起きろと言わんばかりに働き出しちゃうのって
偉いんだかなんなんだか
( ̄▽┃
鬱傾向が強かった30代半ば
休みの日のご近所の年配の皆さんの朝七時の掃除機とか
資源ごみの瓶をまとめる音とか
挨拶からの立ち話が地味に辛かった
働け〜
お天道様は見てるぞこの怠け者〜
と責められてる気がしてました
( ̄ー ̄)ハイ!
それから二十年
ほとんどの方が施設に入ったり、亡くなられたり
朝の働き者達の喧騒はなくなりました
今はそれが寂しくもあり
次は、朝4時台に一度目がさめる
私の番?
8歳の夏休みの話
スイミングスクールへ通学していた電車の中で出会った
老婦人を思い出します
背もたれに身を委ねることなく
背筋を真っ直ぐに保ち
胸の前、両手で支えた本から30センチ以上顔を離し
読書をしていたその姿を見て
猫背の少女は感動しました
少女(←私)は小学校の先生にいつもいつも
背筋を伸ばし、本から目を離すように注意されていました
けれど
その通りにするととんでもなく辛くて、5分と持たなかった
こんな格好で本を読んでも体が辛くて頭に入らない!
悪いけど、この私には出来ない事だと諦めてしまっていました
その
先生が言う理想の姿勢が眼前にあって
本当にたまげました
絵に描いたような正しい姿
あのおばあさんはすごい!
帰宅して、早速母親に報告したら
母はにべもなく言いました
「そうしないと読めないのよ・・老眼なんでしょ」
老眼の事はよくわからなかったけれど
あまりいい事ではない印象は伝わりました
車窓からの木漏れ日に光っていた白いブラウス
グレーの細い後れ毛が頬に落とす影
神々しくさえ見えた、読書する婦人の佇まいへの感動と
さしたる事でもないとする母の見解
どちらが本当なのか
それ以上考えるのをやめたけれど
今ならわかります
きっとどちらも正しい
少女も老眼になったので
文字から目を離すとよく見える目になったけど
あんな美しい姿勢で本を読んだりはしない
果たして
あの彼女は幾つだったんだろう?
その時は迷いなくお婆さんだと思ったけど、
案外50代だったかもしれない
五十を過ぎて唾液の量がものすごく減りました
歯科医から、
「唾液の量が多いので虫歯にはなりにくい」と言われてきたこともあり
<お口の中のネバつき>
って何のことだろうと思ってたけど
今はなんとなく
それがどういうことかわかるのです
昼食後に歯磨きをしそびれたら
夜にはうっすら歯になんかついてる気がする
こんなことは
今までなかった
朝起きて一番に水や白湯を飲むことを勧められてやっていましたが
今は、何を置いても歯磨きが先になりました
この口では
何も飲んじゃいけない気がする
それほどなんか
粘ついてきた
<50過ぎたらシニアだよ>という人がいて私は驚いたのですが
ちょろっとググると
WHOが定めるシニアは65歳以上
ビジネスシーンで言う<シニア層>は60歳以上を指すことが多い
とありました
となると50代はプレシニア
( ̄▽ ̄?)←幼稚園か
ともあれ生きている限り
降りられない何かに乗せられて
人生の終点まで行くしかないわけで
考えてみればまだ
80歳まで四半世紀弱ある
それでも
日没前
沈みゆく太陽の動きが
その時だけやたら速く見えるように
私の時間もここへきて
なんだか加速しているような気がします
あ、でもでも
今朝テレビで言ってました
現在日本人の平均年齢が
50歳なのだそう
やばいですよ
元気だしていかないと
今日はそんな
50代半ばの半ばを超える私の
ぼやき
〜( ̄▽ ̄)ノシ
🌇
で、色んなものが神隠しをされて無くなります(笑)
花が萎むように
私たちも萎み枯れて行くわけですね
体内から失われる保湿成分
ヒアルロン酸とセラミドを肌に与え
そこに肌の素となるアミノ酸を配合した
新しい基礎化粧品のお勧めを今やるように脅迫されてます
シワを<改善する>と表示していいと厚生労働省から指定された成分であるナイアシンアミドとヘパリンを配合した
日本初の日焼け止め?も
売らされてます(´;Д;`)
物を隠してしまう小人さんが住むお家には
記憶力をサポートする
イチョウ葉がおすすめ(ノ ̄▽ ̄)ノ
年齢を重ねても
若々しくあるために
老化防止ビジネスもますます繁盛しそうです
信長の時代だったら「人生50年」だからもう老人だったのにね。
職場で子供らに「先生、おばあちゃん?」って言われても腹も立たず「うん、おばあちゃんだから走れない」とか平気で言ってるけど。
それでも、私生活ではまだ親の介護もしてないし、今のうちにやりたいことはしとかなきゃ!とも思うくらいの気力はある。
50年も生きてきて子育ても終わったんだから、もう嫌なことやしたくないことは無理してやらなくてもいいよね?っていう風にも思うし。
後何年生きられるのか、元気で動けるのかわかんないけど、できるだけ長く自立していられるようにしたいよねぇ。
だいたい、中学校時代は、人生は40年で結構と思っていたし、
流石に三人の母になって、そうもいかず、50年で結構と修正した次第で・・・
が、
50歳で再婚などをし、
色々と、とち迷って、63歳でも生きている訳です。
これを当惑せずして。
くちこは、断固、信長派だった筈。
だから、勿論、老化にも、いちいち、驚く。
当たり前なのに、驚く、
何度でも驚く、
どんだけアホなんだか。
今や、子供が40代。
もうさ、
当惑の壁の中に生きています"(-""-)"
とまれ
元気な先輩方のお姿こそが私の希望です
ヤングマンでいらしてくださいね
冬と梅雨が特に苦手な体質で
ブログは休み休みで申し訳ありません
信長の時代だったら寿命きてるんだもんね
あの鑑真は56歳から日本への渡航にチャレンジして
遭難に次ぐ遭難で失明して絶望して
それでも
11年後にやっと日本に来られて
そこから今の歴史の教科書に残る仕事したんだって
すごいよね
いつまでも自立していたい
と思い続けてたいよ〜( ̄▽ ̄)
確かに
私
成人した時に思いました
小さい頃20歳で大人になれると信じてたのに
振袖も何もお仕着せでしかなかった
あの感じでしょうか
10代の子の流行を大人が必死にマーケティングして
流行り言葉を真似してみたりするより
長く生きて、歳をとればとるほど格好良くてそれを誇りに思う世界が
真っ当な気がするんですけども
加齢は当惑です
本当に
でもどうあったとしても
寿ぐべき事だと思います
素晴らしきかな誕生日( ̄▽ ̄人”)