4人に1人が認知症

同窓会ネタを引っ張ります

(￣▽￣)←多分これが最後

ところで？

前回の記事ではJRの運休で路頭に迷った話を書きましたが

乗り換え案内アプリとGoogleマップが便利だった事を表現するために

「乗り換え案内君」「グーグルマップ君」がとても頼れた

と書いているのを読み返し

無意識に男性設定していることに気がつきました

私は何か助けを求めたい時、男性に頼ろうと思ってるのか？

無意識の意識を晒したようで

私はとても恥ずかしい

ジェンダーレスの道は私には難しい

だいたい年取った女性に世の中は冷たい

なんでも1人でできるようになろう

とか心改めました

今年の同窓会は

結婚披露宴のような和洋折衷フルコースが

ひとりひとりに提供されたのが実に良かったとご満悦でした

前回は確か

大皿を皆で取り分けるタイプでホント落ち着かなかった

隣の隣の後輩は何個下の誰だったか

バンドのジャンルは？

当時の彼氏とは結婚したのかそれが誰だったかとか

細かい情報を思い出しつつ

誰が取り分ける？私行く？

均等に料理を取り分けられる？

などなど脳内忙しく

何を食べたか全く思い出せません

お肉が柔らかくて美味しかったなあ

(￣ー￣人)

フランスパンの代わりに

鰹出汁の香りの炊き込みご飯

抹茶とベリーのムースの皿には

抹茶粉糖とクリームで竹の絵が描かれてた

なんだかんだ

味はお肉が柔らかかったことしか覚えてないけど

何年ぶりかなぁ

美味しかったなあ

今度いつ食べられるかなぁこんなお料理

いやあ美味しかったなあ

(￣ー￣”)←友より団子

「俺、オヤジ施設入れたで」

２次会のカラオケで

切り出した業平くん（仮名）の言葉には

入所までの葛藤と

まだ根強く残る後ろめたさの気配を感じました

「話が通じんようになったら、素人が介護なんかでけへんわ」

義母を通して学んだことが山のようにあった私は

（ホンマそれ！）

と、業平くんの言葉を共感で受け止めたかったけど

夫が何も言わなかったので黙っていました

８年も預けた果てにこの春に亡くなったなんて

ここで言ってもね

「ああ、うちの母もぉ

ボケちゃったから入ってもらったん」

と言ってきたのが金沢の荘子

「まだ私のことは忘れてないんやけど

二人で外出すると手が放せんくてぇ

一時でも手を放すと気を取られた方へ駆け出してまうんよ

探し出すのが大変になるもんで」

のんびり淡々と話し出す荘子のその感じ

もうナイス！と思いつつ

私はショックを受けていました

荘子の家は

金沢駅から歩いて行けた町屋の一角

広い玄関には屏風が置いてあって

着物が普段着のお母様が三つ指をついて迎えてくれる姿に

訪れる学生たちが狼狽える

というのはサークルでも有名で

そのまま食べてもびっくりするほど美味しいイワシを

たすき掛け姿でばんばん叩いて

ハンバーグにしてくれました

あの素敵なお母様が

英語教師として勤め上げられた凛としたお母様が

飛んでる蝶々を追いかけて

駆け出してしまうのか・・

実家に帰った時

両親にもその話をしたら

荘子のことすら知らない父が

何故か

驚いていました

「イワシのハンバーグ食べとっても

認知症になるんか！？」

4人に1人が認知症と言われて久しい昨今

昔そんなに＜ボケ老人＞っていたっけ・・？

こんな時代に誰がした？

飽食か？

食品添加物か？

ブルーライトか電磁波か・・

すぐにそういうところに走りがちな私が

ちょろっと調べましたら

つまるところ

超高齢化

生き続ける体より

先に脳が衰退するから説が

有力でした

いよいよ

次は私達の番

義母の時

老人介護のあれこれを目の当たりにしたあの時でさえ

自分ゴトとしての危機感は抱かなかったのに

荘子のお母さんの話で

なぜか一気に不安になるのでした

アラ還のなせる技かな

今日はそんな話で

〜(￣ー￣)ﾉｼ

🍖🥩🍖