長い長い冷蔵庫買い替えの話

14日の土曜日

冷蔵庫を買う契約をしてきました

ハナからそのつもりで出かけたわけではなく

一緒に行くと＜夫婦５０割引＞が適用できる夫を連れて

公開されたばかりの「シン・ウルトラマン」を観に行ったついでに

ビックカメラでいい子に会えたので

手付金（ほぼ全額）を払ってきました

我が家の冷蔵庫は勤続17年の二代目

今でもちゃんと冷えるし、凍らせた物が解けるわけでもないけれど

パッキンの力が劣化していて

＜ドアポケットに重いものを入れすぎると勝手に開いちゃう現象＞

が始まっており

これには家族全員で

「冷蔵庫は丁寧に閉めよう」と言う認識をシェアして対応

1８年目を迎えている家電のために今更

買えば１万越えのパッキンを交換するつもりはさらさら無く

そうかと言って

本体を買い替える具体的なアクションを起こすわけでもなく

コロナと戦争で家電の供給状況はかなり不安定になっている

と言う噂が小耳に挟まったまま

漫然と

ただ漫然と

キッカケを待っていたような生き方は

実に私らしいと感心します

嫁入り道具として買った初代３５０リットルの白い冷蔵庫は

製氷皿に水を入れて氷を作るような

出来た氷は製氷皿をねじって割って取り出すような

シンプルな作りでしたが

小柄でとても使い勝手が良く気に入ってました

使用10年目を迎えても全く支障がなかったけれど

当時町の電気屋さんを営んでいた義父に

「10年超えると冷蔵庫はいつ壊れてもおかしくない」

「壊れてからの手配では間に合わないよ」

と強く提案され

半ば取り上げられるように買い替えました

壊れてしまってから慌てて買い換えようとする顧客が困るのをたくさん見た

と言っていた義父ですが

急かされない事を良いことに今

1８年物をのらりくらり使い続けている私達を

義父は草葉の陰から

イライラして見ているのではないかと

心配です

家電売り場に並ぶ冷蔵庫を片っ端から開けて回るのは楽しいです

偽物の卵や果物、ビールなどが入っていて

それがイメージを助けてくれそうにも思うのだけど

冷えてない冷蔵庫はどれもおもちゃみたいで、なかなか真剣な思考と結びつきません

こんな、豪華な食材買わへんし・・とか余計なことばかり考えて、あくまでよその冷蔵庫

参考になるのは庫内を見渡す実感とか

棚の高さと自分の視線が合うかとか

（今の冷蔵庫はこれが合わなくて本当に使いづらい）

扉の重さの手応え、開き具合・・

結局そんなに悩まなくても

予算と収納スペースが決まれば選択肢はかなり狭くなります

奥行き７０センチ以下

横幅６５センチ以下

野菜室が真ん中で広いやつ！なんて言いだしたら

日立か東芝

その店で在庫が確保できている商品で予算内

となると

候補になるのは二つしかありませんでした

決める前には必ず

店員さんにサイズを伝えるのと同時に、冷蔵庫の両脇と前に何があるかを話す

今の冷蔵庫は後ろを壁にびったりつけられるそうで

両脇も指一本のスペースがあれば大丈夫と請け負う店員さんもいました

でも

観音開きのドアはサイズプラス2センチの余裕がないと開ききらない機種があったりして

セカンドオピニオンを取るのも大事

切れちゃう冷凍とか日持ちする肉魚とか、スリープ野菜とか

色々憧れはするけれど

想定通りにいけば、我が家はダウンサイズしてゆく（はず）の家

かつて冷蔵庫自動製氷機が信じられないと

今日の断捨離～冷蔵庫自動製氷機が信じられなくて(￣∇￣) - ケロの与太

ですが

今の冷蔵庫は製氷器の清潔にとても気をつけてくれているようなので

あまりの深く考えませんでした

冷蔵庫はモノが冷えて

固まれば

(￣▽￣)ok

ビッ●カメラの店員さんが言うに

今（2022年5月）在庫不足で商売が出来ないのは＜洗濯機＞だそうで

ニュースで伝え聞く供給不安定は本当のよう

そんな状況下でも冷蔵庫の購入を決めて

ここ数年の気がかりがとうとう解消

足取り軽く帰ろうとしたけれど

夫は天気のいい日にはウォーキングしたいからと

私を残して退場

キャンペーン中ということでお土産にもらったアリエールと

卵スタンドがものすごく重くて

地味に辛かった

昨日は冷蔵庫搬入の見積もりの日でしたが

来てくれるはずの業者から

なかなか連絡がこない

昼前になって

まさかと思って見積もり依頼書の控えをよくよく見たら

電話番号の０８０が

０９０と表記されていて慌てて訂正の連絡

私は絶対に書き間違えないので、向こうのミスなのだろうけれど

書類確認の際に＜間違いない＞と私が返事した以上

老眼鏡を持ってなかった私のミスかあ

見積もり業者さんは、我が家に冷蔵庫が入ることを確認し

いつになるかは、明日連絡すると言い残して帰っていきました

そして今日

夕方5時半ごろになって

「本日はお見積もり有難うございました！」

と入電

「あ、見積もりは昨日でしたが、大丈夫ですか」

電話番号のことがあるので慎重に訂正

「はい、麦様ですね、

冷蔵庫は御宅に搬入ができることがわかりました。

今日はそのご連絡をさせていただきました」

「はあ・・」

そのまま、じゃ！と

通話を切ってしまいそうな若者に

「・・・で、いつ届けてくれるんですか？」

と私

「え？」

若者は虚をつかれたように黙ってしまいました

彼は、冷蔵庫が我が家に入れられる、と言う事実だけを告げるために

架電してきたようなので私は続けます

「冷蔵庫が我が家に入ることは、昨日見積もりに来てくださった方から聞いています」

「私は、冷蔵庫がいつ届くかを知るためにお待ちしていたのですが」

「えっと・・それは・・23日以降ですが？」

知っていて当然だと思ってたと言わんばかりの様子と初耳に

私にもちょっとキレが入ります

「23日以降ならいつでも良いんですか？こちらから指定しても？」

「ええ？・・はい」

そんな事があるんだろうか？と思いつつ

電話を保留にし

夫と希望日を慌ててすり合わせて希望日を伝えたら

「あ、すみません！

麦さんの御宅への配送は

6月10日以降になります！

１０日が無理なら　11日　14日・・」

(￣一￣？)

・・・えらい遠くなった

・・・彼は何のために電話をして来たの？

新入社員のようなフレッシュさも無かったけど

何ともモヤるやりとり

冷蔵庫は壊れているわけではないし

目的は果たせたわけだし

ここで彼の対応に文句を言ったら

私が＜老害＞とかになっちゃう

のかなぁ

大きな家電の買い替えは

集中力が要ります

次は

クーラーか・・

これからの不安がよぎります

と言うわけで

今日は

長い長い冷蔵庫買い替えの話

〜(￣▽￣)ﾉｼ

🥩🐟🥚🧀