酔っ払いの戯言

塾長から使えば?などと、甘い言葉に
ついつい乗せられて。

各地の補習(読売)

2006-11-05 20:16:16 | 履修漏れ
 必修逃れの高校では、今回は特例措置として、弾力的な補習を行うことができるため、生徒の関心を呼ぶよう工夫を凝らしている。


酒蔵見学→「家庭科」 ビデオ視聴→「歴史」

 2科目が必修の「地理歴史」で「世界史」か「日本史」の1科目しか履修させていなかった石川県の私立北陸大谷高は、2日の補習で、世界史を受ける生徒も日本史の生徒も、幕末期を扱ったNHKのテレビ番組「その時 歴史が動いた」のビデオを見た。福井県の私立福井工大福井高も「生徒が学びやすい内容に」とこの番組の活用を検討しているという。

 「家庭科」などで履修漏れがあった神戸市の名門私立・灘高は、今後の補習で、同校の運営母体の酒造会社「菊正宗」の酒蔵を見学し、杜氏(とうじ)の説明を聞いて酒が出来るまでの工程を学ぶことも検討している。不動産広告の見方や出会い系サイトの危険性などを学べる講演会を補習に代える案も浮上。和田孫博教頭は「生徒の将来に役立つ内容を考えたい」と話す。

 「音楽」が履修不足の京都府の私立高は、コンサート鑑賞も補習の一部にすることを検討。兵庫県の私立関西学院高は、クレジットカードに関する講習会を、家庭科の補習の出席日数に含める考えだ。

 一方、豪州への修学旅行を世界史の授業に換算していた埼玉県の私立西武文理高は、大教室に3クラス約100人を集め、世界史の補習をスタートしている。

(2006年11月5日 読売新聞)


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