なんというか、日本国内の一部保守の発言を見ると、多数者、多数派、多数意見(マジョリティ)が、少数者、少数派、少数意見(マイノリティ)に逆に侵害、差別されているという妄想の世界で生きているのではないかと思います。
まずもって、一部保守は在日コリアンが日本や日本のマスコミを支配しているとか、すごい妄想を発揮しています。
いや、現在、日本の国家統治機構(日本政府)の中心に居るのは一部保守が猛烈に支持している政府与党自民党であり、スガ総理大臣です。
大阪府政、大阪市政の政権与党である大阪維新の橋下、松井、吉村が毎日のように何処かのテレビ局の番組に出演しているのを考えても、在日コリアンがマスコミを支配しているとかあり得ません。
日本国民総数の200分の1にも満たない人数(50万人にすら及ばない)しか居ないのが現実です。
一部保守は在日コリアンのみならず、女性の社会的地位の向上やセクシャルマイノリティの権利向上にも反対するが、やはり、これも、少数によって、多数の権利が侵害されるのではないかという被害妄想、逆差別妄想だと評価せざるを得ません。
例えば、同性パートナーシップ条例にチャンネル桜が物凄い反対運動を展開し、セクシャルマイノリティが日本を滅ぼす等のぶっ飛んだヘイトスピーチも炸裂。
同性パートナーシップ条例は同性婚では無くて、地方自治体が、戸籍上同性であるカップルに対して、二人のパートナーシップが婚姻と同等であると承認し、自治体独自の証明書を発行することで、公営住宅への入居が認められたり、病院で家族として扱ってもらえたりという一定の効力を期待できるようになる制度のことです。法的な拘束力はありません。
(参照:https://www.outjapan.co.jp/lgbtcolumn_news/out_proud/PartnershipOath.html)
同性婚について、議論が深まっておらず、理解が浸透していない現状にも配慮した上での同性パートナーシップ条例がマジョリティの権利を侵害しているなんて事はありません。
言わば、同性婚が時期早々ならば、異性パートナーで保障されている事実婚の権利を同性パートナーでも保障してくださいという、至極、謙虚で、真っ当な意見なのです。
これに付随する事例として、現在、槍玉に上がっているのは選択的夫婦別姓です。
選択的夫婦別姓というのは同性婚を無くすというものではありません。
現行の夫婦同姓のみの結婚制度に対して、選択肢として別姓婚も加えて頂ければというものです。
反対派の意見を簡単にまとめると、仕事場で旧姓を名乗れるから、別姓婚は必要がない、事実婚か認められているから別姓婚は必要がない、旧来の家長父制(父権制)破壊による家族破壊、強いてはこれが皇統の破壊に繋がるのではないかという懸念があると思われます。
これについて、ひとつ、ひとつ、夫婦別姓賛成側の意見を申し上げれば、現行において、仕事上、認知されている旧姓を名乗っている女性が存在するのは事実でありますし、事実婚が認められていても、共同親権を得られない訳ですから、子供を産み育てる為に、別姓婚の権利保障を求めるのは当然です。
家長父性制ですが、それはひとつの家族の在り方として、尊重しますし、同性婚、家長父制を維持したい男女の家族が失われる訳ではありません。
しかしながら、現代社会においては、男女の人生観、価値観、結婚観、家族観も多様になり、経済状況や生活様式は激変しております。
少子高齢化は加速の一方、国内結婚率も出産率も、現行、悪化することはあっても、好転するのは難しいのが現状ではないでしょうか?
選択肢として別姓婚が増えれば、確実に、国内結婚率と出産率は上がります。
自公維は既に外国人受け入れ、事実上の移民受け入れに舵を切っています。
しかし、外国人が働く環境すら整っていないし、差別が横行する現状では急速な移民受け入れは危険です。
ならば、別姓婚を選択肢として加えて、国内結婚率と出産率をあげるのは、共同体(国家)の維持の為に必要であると考えます。
皇統の維持ですが、天皇の皇位継承、もしくは皇室のご結婚については皇室典範の定める所であり、我々、大衆の結婚制度とは大きく異なり、別の問題です。
皇室典範は皇室会議、国会によって議論され改正という運びになる訳ですが、私は皇統の維持、皇位継承、皇室のご結婚について、天皇皇后両陛下、並びに皇室のご意思を尊重致したく思います。
更には皇統の弥栄を願い祈念する者であります。
よって、夫婦別姓賛成が天皇、皇室の破壊するとか、賛成者は日本の國體を破壊するというのは、些か、誤解であると私は思います。
そんなことはありません。
最近、田嶋陽子氏の昔の言動を槍玉に上げたニュース引用サイト(参照:https://sn-jp.com/archives/32434)が選択的夫婦別姓を捻じ曲げて反対論を展開していますが、夫婦別姓賛成者は別に田嶋陽子氏の発言を下敷きにして賛成している訳ではありませんし、田嶋陽子氏が賛成者を代表する立場でもありません。
夫婦別姓賛成者の増加は価値観の多様化と経済状況と生活様式の変化によるものであり、政治的イデオロギーの範疇を超えたものです。
時代背景や経済状況等のあらゆる問題を考えた上での、議論の活発化を願うばかりです。
今回はこれまで。
#選択的夫婦別姓
#ヘイトスピーチ
まずもって、一部保守は在日コリアンが日本や日本のマスコミを支配しているとか、すごい妄想を発揮しています。
いや、現在、日本の国家統治機構(日本政府)の中心に居るのは一部保守が猛烈に支持している政府与党自民党であり、スガ総理大臣です。
大阪府政、大阪市政の政権与党である大阪維新の橋下、松井、吉村が毎日のように何処かのテレビ局の番組に出演しているのを考えても、在日コリアンがマスコミを支配しているとかあり得ません。
日本国民総数の200分の1にも満たない人数(50万人にすら及ばない)しか居ないのが現実です。
一部保守は在日コリアンのみならず、女性の社会的地位の向上やセクシャルマイノリティの権利向上にも反対するが、やはり、これも、少数によって、多数の権利が侵害されるのではないかという被害妄想、逆差別妄想だと評価せざるを得ません。
例えば、同性パートナーシップ条例にチャンネル桜が物凄い反対運動を展開し、セクシャルマイノリティが日本を滅ぼす等のぶっ飛んだヘイトスピーチも炸裂。
同性パートナーシップ条例は同性婚では無くて、地方自治体が、戸籍上同性であるカップルに対して、二人のパートナーシップが婚姻と同等であると承認し、自治体独自の証明書を発行することで、公営住宅への入居が認められたり、病院で家族として扱ってもらえたりという一定の効力を期待できるようになる制度のことです。法的な拘束力はありません。
(参照:https://www.outjapan.co.jp/lgbtcolumn_news/out_proud/PartnershipOath.html)
同性婚について、議論が深まっておらず、理解が浸透していない現状にも配慮した上での同性パートナーシップ条例がマジョリティの権利を侵害しているなんて事はありません。
言わば、同性婚が時期早々ならば、異性パートナーで保障されている事実婚の権利を同性パートナーでも保障してくださいという、至極、謙虚で、真っ当な意見なのです。
これに付随する事例として、現在、槍玉に上がっているのは選択的夫婦別姓です。
選択的夫婦別姓というのは同性婚を無くすというものではありません。
現行の夫婦同姓のみの結婚制度に対して、選択肢として別姓婚も加えて頂ければというものです。
反対派の意見を簡単にまとめると、仕事場で旧姓を名乗れるから、別姓婚は必要がない、事実婚か認められているから別姓婚は必要がない、旧来の家長父制(父権制)破壊による家族破壊、強いてはこれが皇統の破壊に繋がるのではないかという懸念があると思われます。
これについて、ひとつ、ひとつ、夫婦別姓賛成側の意見を申し上げれば、現行において、仕事上、認知されている旧姓を名乗っている女性が存在するのは事実でありますし、事実婚が認められていても、共同親権を得られない訳ですから、子供を産み育てる為に、別姓婚の権利保障を求めるのは当然です。
家長父性制ですが、それはひとつの家族の在り方として、尊重しますし、同性婚、家長父制を維持したい男女の家族が失われる訳ではありません。
しかしながら、現代社会においては、男女の人生観、価値観、結婚観、家族観も多様になり、経済状況や生活様式は激変しております。
少子高齢化は加速の一方、国内結婚率も出産率も、現行、悪化することはあっても、好転するのは難しいのが現状ではないでしょうか?
選択肢として別姓婚が増えれば、確実に、国内結婚率と出産率は上がります。
自公維は既に外国人受け入れ、事実上の移民受け入れに舵を切っています。
しかし、外国人が働く環境すら整っていないし、差別が横行する現状では急速な移民受け入れは危険です。
ならば、別姓婚を選択肢として加えて、国内結婚率と出産率をあげるのは、共同体(国家)の維持の為に必要であると考えます。
皇統の維持ですが、天皇の皇位継承、もしくは皇室のご結婚については皇室典範の定める所であり、我々、大衆の結婚制度とは大きく異なり、別の問題です。
皇室典範は皇室会議、国会によって議論され改正という運びになる訳ですが、私は皇統の維持、皇位継承、皇室のご結婚について、天皇皇后両陛下、並びに皇室のご意思を尊重致したく思います。
更には皇統の弥栄を願い祈念する者であります。
よって、夫婦別姓賛成が天皇、皇室の破壊するとか、賛成者は日本の國體を破壊するというのは、些か、誤解であると私は思います。
そんなことはありません。
最近、田嶋陽子氏の昔の言動を槍玉に上げたニュース引用サイト(参照:https://sn-jp.com/archives/32434)が選択的夫婦別姓を捻じ曲げて反対論を展開していますが、夫婦別姓賛成者は別に田嶋陽子氏の発言を下敷きにして賛成している訳ではありませんし、田嶋陽子氏が賛成者を代表する立場でもありません。
夫婦別姓賛成者の増加は価値観の多様化と経済状況と生活様式の変化によるものであり、政治的イデオロギーの範疇を超えたものです。
時代背景や経済状況等のあらゆる問題を考えた上での、議論の活発化を願うばかりです。
今回はこれまで。
#選択的夫婦別姓
#ヘイトスピーチ